歴史に思いを馳せながらぶらり散歩
広報ひがしうらの偶数月は「はせぶら」。東浦町の歴史に思いを馳せながら散歩するコラムです。12月号は藤江、2月号は生路を訪ねました。
藤江に今でも渡船場と呼ばれるところがあります。昭和31年に衣浦大橋が開通する前は、ここに衣浦湾を渡って対岸の高浜をつなぐ渡し船がありました。昔は三河から渡し船を使って武豊線に乗る人もいたそうです。高浜との間には今よりずっと緊密な行き来があったのかもしれません。高浜市観光協会のサイトにも藤江の渡しの紹介があります。
伊久智神社と神後院界隈には、大楠の森や生路井などいくつかの見所があります。伊久智神社の祭神は、安産の神様と塩づくりの神様だそうです。生路の浜では製塩が盛んでした。神後院の土手下にはこわい顔の閻魔大王が鎮座しています。じつはこれ、平成になってからできた“新名所”です。
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