東浦の建築が、愛知まちなみ建築賞を受賞
1月末に、第29回愛知まちなみ建築賞の受賞作品の発表がありました。
愛知県では、良好なまちなみ景観の形成や潤いのあるまちづくりに貢献すると認められる建築物やまちなみを「愛知まちなみ建築賞」として表彰しています。1993年度の創設以来、毎年実施しており29回目を迎えています。
今回は応募65作品のうち、選考委員会の審査によって下記の8作品が選ばれました。いずれも愛知の「まちなみ」及び「建築」をけん引していく作品として社会的貢献度が高いと評価されました。
これら中で、2年前に完成した東浦町緒川のおじょう坂沿いの高台に建つ乗林院の改修プロジェクトが受賞作品として表彰されました。築300年を超える寺院の庫裏の改修は、単なる一建築物の改修にとどまらず、地域景観に好ましい影響を与えている点が高く評価されました。
改修に際しては、妻面の前にあった後発の付属建築を取り除き、かつての姿に近い形に戻しました。破風の部分をガラス張りに変えて、朝日が庫裏に注ぎ込むとともに、夜はほのかな内部の光が街に漏れ出す仕掛けも加えています。おじょう坂界隈の修景を意識しており、建物の再生を通じて「地域の原風景」を現代的に再生したとして評価されました。景観保全の観点から見れば、優れた設計ほど、建物は地域に馴染み、突出することはないのだそうです。
この改修プロジェクトの設計者は、東浦町景観まちづくり委員会のメンバーでもある建築士の万木和広さん、施工は地元の東浦土建㈱さんです。
こちらは受賞された万木建築士ご本人の弁です。
→https://www.facebook.com/mankiaaa/posts/1968651606628409
https://www.facebook.com/manki.aa/posts/3215465842008742
« 東浦町の情報をLINEで発信します。 | トップページ | みどり浜で行われたプロギングに参加 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- スーパーブルームーン(2023.08.31)
- 8月21日は、新町長の初登庁と就任式でした(2023.08.22)
- 暑い中にも秋の兆し(2023.08.20)
- medias退任インタビュー、新聞記事など(2023.08.21)
- 休日を一日のんびり過ごしました。(2023.08.19)
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 常磐線の旅・・・牛久で途中下車(2024.09.22)
- 常磐線の旅・・・茨城県五浦へ(2024.09.22)
- 江戸東京たてもの園に行ってみた(2024.09.21)
- 学士会館は今年いっぱいで一旦営業終了(2024.09.21)
- 善導寺 十五夜コンサート(2024.09.18)
「旅行・地域」カテゴリの記事
- ぶどう畑の宵マルシェ(2024.10.30)
- 紡績工場の古い寮と講堂を修理(2024.07.20)
- 上前津あたりをぷらぷらと(2024.07.18)
- 焚き火キャンプ(2024.06.16)
- 夜11時の散歩(2024.05.18)
コメント