下江新城市長がいらっしゃいました
新城市の下江洋行(しもえひろゆき)市長が、来町されました。昨年11月に市長に就任されてから、やっと落ち着いて、ゆかりのある自治体を訪問しているのだそうです。
東浦町と旧鳳来町は「都市近郊の町と山の町が産業・文化・伝統を通じて両町民が人間的ふれあいを高め、豊かで活力あるまちづくりを目指す」として、1986年6月1日に姉妹提携をしました。鳳来町が新城市と合併した後も、姉妹都市の関係は新城市に継承され、2007年4月1日に「人と人のふれあいを通じて親善を深める」として継続しています。これは、戦国時代に、岡崎城主 松平広忠公と於大の方が、立派な世継ぎを得たいと鳳来寺の本尊 峯薬師如来に祈願をされ、その御利益により徳川家康公を授かったとの伝承がご縁になっています。
下江市長から、新城市の郷土玩具「寅童子(とらどうじ)」をいただきました。寅童子は徳川家康公にゆかりのある起き上り小法師です。家康公が寅年の寅の日、寅の刻に生まれたときに、鳳来寺の十二神将像のうち(寅の方角にあり)寅童子と呼ばれた真達羅大将像が姿を消し、さらに、家康公が亡くなった後に像が戻ったと言われています。すなわち、家康公は真達羅大将の生まれ変わりなのだそうです。
この何度転んでも起き上がる寅童子は、昭和30年頃からつくられて平成のはじめに途絶えていたところを、寅年の2010年に親族の時計屋さんが復活させました。
下江市長は、今週土曜日の於大まつりにもご参加くださるとのこと。新城市は、山間地が多く、少子高齢化、人口減少が続く逆境の中で、若者政策など様々なチャレンジをしています。今後とも、歴史や観光での取り組みや住民同士の交流をはじめ、新城市とのご縁を大切にしていきたいと思います。
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