観光協会総会に出席、「『観光まちづくり』のすすめ」と題した講演もありました。
観光協会の総会には、県議会議員や町議会議員を含めて、かつてないほど多くの会員が出席し、令和3年度事業報告と収支決算の認定、令和4年度事業計画と予算の決定、会則の改正、役員の選任が行われました。第2部では、「『観光まちづくり』のすすめ ~東浦町の可能性~」と題して、和歌山大学経済学部 大澤健教授の講演がありました。
大澤教授は、「農業やモノづくりの厚みがあって歴史もある愛知県ほど、新しい体験型・交流型・着地型の観光に恵まれたところはない。観光は目的ではなく、まちづくりの手段。タテの関係に依らない、やりたい人たちが手をつないでやりたいことをやることによって、知恵とやる気のネットワークができていく。観光まちづくりは、そういう人たちを増やしていくための手段。」と仰っていました。
私も、観光協会の顧問として、総会のはじめのご挨拶で「観光への取り組みは、そこに住む人の誇りであり、まちづくり、ひとづくりに他ならないこと。ここにしかないものを見つけて育て楽しむこと。」とお話ししました。この考えは観光協会会報への私の寄稿文「東浦にとって観光とは」に綴ってあります。大沢教授が講演でおっしゃったこととも通じるものがあると思います。
ところで、5月15日にテレビ愛知のサンデージャーナル「県民も知らない“魅力”とは? 人口増加で注目!愛知の「●●町」調査」で、私のインタビューが出ました。あれは於大まつりの時に突然インタビューをされて「東浦のおいしいお店は?」と訊かれたので、「自分の立場で、テレビの前ではちょっと・・・でも町内にもっと飲食店があってほしいなあ・・・」と苦し紛れに答えたら、県内の町で人口当たりの飲食店が一番少ない東浦町とのデータが番組の中で出ていました。
1位 東栄町 1店舗/322人
2位 南知多町 1店舗/357人
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14位 東浦町 1店舗/2098人
これは一体どうやって算出したのか聞いてみたら、iタウンページを使って各町の「飲食店」を検索したのだそうです。まちをデータで解析!してみようというこの番組の趣旨は面白いと思いました。5月29日までの期間限定でこちらのサイトで再放送を見ることができます。
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