食品ラップは、なぜよくくっつくか?
以前、「チコちゃんに聞いてみた」で、「食品ラップはなぜくっつくのか」と言う問題があった。いつもちょっと頭をかしげるような「そう来たか」と思うような「こたえ」が多い中、このときは、すごく直球の答えでした。
食品ラップがよくくっつくのは、ラップの表面が滑らかで柔らかいから。通常物質の表面は非常に粗いので接する物質同士はほとんど点でしか接することができません。しかし、物質の表面が平滑だと、物質表面の分子と分子が面的に接近することができるようになります。そうすると、ファンデルワールス力(van der Waals force)と呼ばれる近くにある分子が互いに引き合う分子間力が働いて、物体同士がくっつきやすくなります。
また、ラップが柔らかいと、食器の縁など形状に合わせてピッタリ接することができます。そうして、接した部分の空気が追い出されて、真空(気圧の低い)状態ができると、大気圧に押されて密着することになります。
そして、もう一つ。ダイオキシン騒ぎの前、食品ラップには、ポリ塩化ビニリデン樹脂が多く使われていました。樹脂の中に塩素などの陰性元素が入っていると、樹脂の分子がマイナスに帯電しやすくなります。その静電気の力でラップが他の物体とくっつきやすくなる効果もあります。現在では、塩素の含有量が少ないボリ塩化ビニル樹脂や、塩素を含んでいないポリエチレン樹脂などが、家庭用食品ラップの主流となっています。ポリエチレン樹脂は分子内に塩素原子を含んでいないので、燃やしてもダイオキシン類(ポリ塩化ジベンゾダイオキシン)は発生しません。また、値段は安価です。その代わり、静電気による密着力は弱くなります。
参考: https://enjoy.sso.biglobe.ne.jp/archives/wrap/
https://kakakumag.com/houseware/?id=13896
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