ジャパンディスプレイが東浦工場の生産終了を発表
㈱ジャパンディスプレイが「東浦工場の生産終了」を発表しました。東浦工場の工場長からも説明をいただきました。
㈱ジャパンディスプレイ東浦工場は、来年3月までを目処に最後に受注した製品の生産を終了し、工場を閉鎖することを決定しました。東浦工場は1998年に豊田自動織機とソニーの合弁でSTLCDとして操業を開始し、その後、ジャパンディスプレイ(JDI)が事業を受け継いでいました。現在、建物と生産設備はJDIが所有しており、生産設備はすべて売却した上で、クリーンルームの機能を有する建物を必要とする事業者への譲渡を検討中とのことです。東浦工場では、ウェアラブル端末やVR向けの比較的小型の液晶ディスプレイを生産していますが、より生産効率の高い大型基板ラインを有する他工場に生産を集中させることとしました。二百数十名の従業員は他の事業所へ配置転換する方針です。
半導体関連産業は設備投資額が大きく、JDIはこれまで町の税収に大きな貢献をしてきました。工場の閉鎖は残念なことです。
詳しくは、JDIの発表「東浦工場におけるパネル生産終了のお知らせ.pdf」をご覧ください。
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