「スポGOMI@イオンモール・東浦町」に参加しました。
「スポGOMI@イオンモール・東浦町」を開催。遠くは岡崎から、多くの親子、デンソーやトヨタ紡織のアスリートチーム、町内からは商工会のメンバーや東浦高校の野球部など、31チーム、130人もの方たちが参加、スポーツとしてごみ拾いを競い合いました。私も役場チームとして参加しました。
ごみ拾いのエリアは、イオンモール東浦の立地する366号バイパス以西の緒川の市街地。イオンモールや緒川駅周辺、屋敷の旧道沿いにはごみはほとんど落ちていませんでした。結構きれいなもんだと思ったら、東栄町交差点から役場前の道路沿いの植え込みにペットボトルや缶などのごみがたくさんあったようです。
優勝は、ポイントの高いビン・缶、ペットボトルを中心に7.65kg(1220.0pt)のごみを集めた東浦高校野球部①の4人組でした。2位はトヨタ紡織サンシャインラビッツ(10.50kg,1107.5pt)、3位はデンソー①(5.60kg,635.0pt)。さすがアスリートチームは強いです。役場チームは11位(2.16kg,310.0pt)と、そこそこ?健闘。みなさんお疲れさまでした。
さあ開会式が始まります。企業のアスリートチームによる選手宣誓です。
この辺りはごみが見つかりません。ちょっと物足りないけど、うれしいことです。
拾ったごみを計測してポイント換算します。トーエイさんがSDG'sのブースを出してくれました。
昨年、知多娘の皆さんも参加して、栄のオアシス21と於大公園で「コスプレde海ごみゼロ」というイベントが開かれました。海洋プラスチックを減らそうと日本財団が提唱しているプロジェクトで、コスプレで写真を撮る前にその場所がもっと映えるようにきれいにしようという活動です。
プロギングというイベントはご存じでしょうか。これは、ジョギングしながら格好良くごみを拾ってしまおうという活動で、普段使わない筋肉を使うフィットネスや、コミュニケーションしながら気持ちよく街歩きできる効果があります。常田英一朗さんという若者がパタゴニアの山を登ったり世界を旅しているうちに、北欧でプロギングが行われていることを知ってぜひ日本でも普及させようとプロギングジャパンという団体をつくって全国で普及活動をしています。実は、常田さんは東浦町の出身なので、ぜひ東浦でもということで、今年3月にみどり浜緑地でプロギングを開催しています。
今日、行った「スポGOMI」は、予め定められたエリアで、制限時間内に、チームワークでごみを拾い、ごみの量と質でポイントを競い合う、環境美化活動を融合させたスポーツです。スポGOMIはスポーツの力で街をキレイにするだけではなく、関係者や参加者が大会を通して触れ合うことにより、地域力、市民力を養えるイベントでもあります。
イオンモールが全国で活動を展開していて、イオンモール東浦からぜひ地元の自治体と一緒にやりましょうとお声がけをいただいて今日の開催となりました。
最近、婚活でごみ拾いというのもあるそうです。これらすべてに共通するのは、ひたすらごみ拾いだけをやるボランティアではないことです。
ごみ拾いをストイックにやっているだけでは長続きしません。スポーツやゲームなど、何か他の感覚を取り入れて楽しく継続することが大事だと思います。
目指すところはごみのない社会です。ポイ捨てやごみの飛散以外にも、そもそもごみを出さない造らない、再利用する、資源としてリサイクルすることが大切です。いま物価高騰が問題になっていますが、日本は資源を輸入しないとやっていけない国です。ごみを出さない、ごみのない社会をつくっていく、街をキレイにするだけではなく、参加者がいっしょに触れ合うことにより、地域力、市民力を高めていく、そんなきっかけになればと期待しています。
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