今日から9月定例議会が始まりました。
9月定例議会では、令和3年度決算の認定案、令和4年度補正予算案、条例の一部改正案など、合計18の案件が審議されます。
まず、令和3年度東浦町一般会計決算について概要を御説明します。令和3年度一般会計決算は、歳入総額185億7,078万6,560円、歳出総額172億1,806万2,652円となりました。
収支については、歳入歳出差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を差し引きいた実質収支額は、11億2,195万8,908円の黒字決算となりました。この実質収支額のうち、5億7千万円を地方自治法第233条の2及び東浦町財政調整基金条例第2条の規定により、同基金へ積み立てています。
令和3年度一般会計決算は、前年度決算に比べ、歳入では14.6%の減、歳出では16.7%の減となりました。この大幅減の要因は、歳入歳出ともに、令和2年度に実施した特別定額給付金給付事業の反動減などによるものです。
続いて、国民健康保険事業特別会計決算は、歳入総額44億2,312万9,875円、歳出総額43億7,823万5,940円で、差し引き4,489万3,935円の黒字決算です。
土地取得特別会計決算は、歳入、歳出ともに総額121万6,290円で収支均衡の決算です。
後期高齢者医療特別会計決算は、歳入総額7億3,183万163円、歳出総額7億3,112万1,963円で、差し引き70万8,200円の黒字決算です。
水道事業会計決算は、収益的収支では、事業収益10億1,358万601円、事業費用8億4,006万8,760円で、純利益が1億5,642万3,842円となりました。資本的収支では、資本的収入6,219万5,690円、資本的支出3億2,402万668円です。
最後に、下水道事業会計決算は、収益的収支では、事業収益13億5,261万465円、事業費用13億2,536万5,472円で、純利益が1,500万7,289円となりました。資本的収支では、資本的収入3億6,979万9,550円、資本的支出6億9,990万8,205円です。収益的収支は黒字にはなっていますが、一般会計から2億1千万円余りの法定外繰入をして収支の補填をしています。
以上、令和3年度の一般会計、特別会計、水道事業会計および下水道事業会計の各決算の概要でした。
次に、令和4年度一般会計補正予算第8号は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億6,147万8千円を追加し、予算の総額を178億2,306万9千円とするものです。
このほかの補正予算は、国民健康保険事業特別会計、後期高齢者医療特別会計、下水道事業会計で、それぞれ所要の補正を行うものです。
その他の案件については、令和4年第3回東浦町議会定例会議案および議案等概要をご覧ください。
また、令和3年度決算の認定案、令和4年度補正予算案の概要などもご覧いただけます。
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