或る自由人の話
先日、知多半島南部の海辺に住んでいる人の住処を訪ねた。以前から海辺か展望のよい高台に住みたいと思っていたが、土地を探しても建築可能な宅地が見つからない。そこで、道路と海岸に挟まれた土地を購入してトレーラーハウスに住むことにしたのだそうだ。
家の前の海岸はほとんどプライベートビーチ。自作のウッドデッキやBBQコーナーは自分のライフスタイルに合わせてトレーラーハウスにアレンジ。さすが自由人のこだわりを感じる。
帰りがけにテスラーのSUVがダンスするところを見せてもらった。ヘッドライトやウインカー、オーディオシステムやクラクション、そしてガルウィングのドアまで総動員して、本当に車がノリノリで踊っている。車もサブスクの時代。イーロンマスクからユーザーへのクリスマスプレゼントだそうだ。そして、ケチケチも大切だが、無駄の中に価値や文化は宿るとのメッセージをいただいた。
住まい方や佇まいに関しては、自分もかねてから日本人はどうしてもっとその土地のロケーションを大切にしないのかと常々思ってきた。地盤がもろい、台風に見舞われるといった日本固有の事情もあるかも知れない。しかし、近年、〇〇テラス、天空の〇〇が流行っているように、ロケーションの生かし方が見直されているように思う。
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