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日曜日の朝は、文化センターで、文化協会主催の美術展の表彰式がありました。しばらく眺めていたいと思えるような素敵な絵がたくさんありました。
絵画は「写実」を追求していたのに、20世紀になってカメラが普及したために、アートにしかできない新たなゴールを追求するようになった。ここで絵画は写実から解放されました。
マルセル・デュシャンは便器にサインをしただけの作品を「泉」と名付けて発表した。これが、アート界に最も影響を与えた20世紀のアート作品と言われています。デュシャンは、アートを視覚的な美の追究から解放し、思考の領域に移したのです。
表彰式の挨拶では、「13歳からのアート思考」という本に書かれていたことに少しだけ触れさせていただきました。
親子ふれあいイベント「ひがしうら探検隊」が開催されました。昨年は緒川新田をフィールドに開催、今回は生路・藤江を探検しました。家族でザックを背負ってまちを歩いている人たちを見かけた方もいらっしゃるのではと思います。100箇所のチェックポイントと8箇所のゲームスポットを戦略的に、できるだけ多く巡ることによって得点が得られます。
それぞれのゲームスポットでは、「ピタゴラ竹っち」「ジェスチャーゲーム」「ボトルフリップ」「分別いくつGETできるかな?」「牛の乳搾りを疑似体験」などの挑戦が待っています。生路コミュニティセンターの「キックスローターゲットに挑戦!」は東浦高校サッカー部が担当してくれています。生路老人憩の家ではゆうゆうクラブの皆さんが「昔ながらの遊びにチャレンジしてみよう!!」を担当。親子が楽しそうに挑戦しているのを見て、自分たちもイベント運営に参加してすごくやりがいを感じたと話してくれました。
お昼を挟んで、それぞれのチームが思い思いのペースでまち巡りをした後、スタート地点の藤江コミュニティセンターに戻ってきて、ポイントを集計、表彰式が行われました。
惜しくも2位だったチームは、昼食は走りながらエナジードリンクだったそうです。頑張ったおかげでチェックポイントの得点は1位でしたが、ゲームのボーナスポイントが振るわず、優勝は叶わなかったと残念がっていました。また挑戦したいとのことでした。
来年も場所を変えてぜひ企画して欲しいとの感想をいただきました。皆さんおつかれさまでした。
大府市の産業文化まつりの開会式に行ってきました。11月12日・13日の東浦町産業まつりにも来てくださいねと宣伝してきました。
開会式では、いま修理中の知多半島でも最古級、1800年に造られたという北尾力神車のお披露目もありました。緒川と生路の屋形(小型の山車)の修理も、同じく亀崎の六代目 立川芳郎尚冨さんにお願いしています。
たくさんのテントが立ち並び、天気にも恵まれて、大盛況でした。
このあと、天気が良かったので、プチ山登りと紅葉狩りに。
めざすは 兀岳。ギリシャ文字のパイではなくて、れっきとした漢字で「はげたけ」と読みます。中央アルプス(木曽山脈)の南部にある標高1,636.6mの山です。木曽谷(南木曾)と伊那谷(飯田)を結ぶ大平峠(1,358m)から、1時間ほどで登ることができます。大平峠よりも北は山が嶮しくなるので、車で木曽山脈を越えられる道は伊那と奈良井を結ぶ権兵衛峠までありません。
大平峠に車を置いて、刈り取られた熊笹の間を尾根伝いに登っていきます。紅葉は盛りを過ぎて樺の木の葉はもうありません。熊よけの鈴がなかったので、恵那峡SAで買った“さるぼぼ”のキーホルダーをストックに付けてチリンチリンと鳴らしながら登りました。
頂上では、御嶽とその右に乗鞍岳がよく見えました。真北には木曽山脈が連なっています。山はいいですね。先週、お土産にもらった大船渡のアーモンドロックをかじってます。これ、好きなんです。
大平峠をこえて少し降りたところに大平宿があります。
飯田と木曽を結ぶ大平街道の2つの峠に挟まれた標高1150mの盆地の集落として江戸時代から250年間続きましたが、昭和45年(1970年)住民が集団移転し廃村となりました。冬直前の11月末で、大急ぎで民家を壊さずに離村したため多くの家がそのままの形で残りました。
大平宿は、住民のいない廃村ではあるけれど、電気・水道が使用でき、現在、南信州観光公社が管理をしていて、泊まれる江戸時の古民家群として一般に開放されています。
「宿泊をすることで建物を守る」「薪でおこした火を囲炉裏で直接使う」ことができる日本唯一の場所なのだそうです。
→ http://www.oodaira.org/home/whatoodaira
ちょうど、今日の泊まり客が到着して、宿泊の準備をするところでした。
この家で生まれたというおばさんが畑仕事をしていたので、家の中を見せてもらいました。2階建てに見えるけど、1階建てて中央に囲炉裏の大広間がある立派な家でした。
大平宿を出発してもう一つの峠「飯田峠」を越えて、松川に沿ってひたすら下ります。飯田の街の近くまで来たところに「猿庫(さるくら)の泉」があります。
江戸時代に茶道家の不蔵庵龍渓宗匠(ふぞうあんりゅうけいそうしょう)が茶の湯に最適な水を求めて諸国を旅していたところ、天竜川下流の水のうまさに心をひかれ、川をさかのぼってここまで辿り着いたと言われています。いまでも、茶人がここを訪ねてくるとか。名水百選に選ばれ、定期的に野点が開かれています。
冷たくてほんのり甘いと言われる名水を汲んできました。
昨年に続いて今年も、自転車ロードレースのプロ選手 中根英登さんが帰郷、森岡保育園の年長クラスの園児に自転車用ヘルメットを寄贈してくれました。
中根選手は、2021年からEFエデュケーション・イージーポスト(当時はEFエデュケーション・NIPPO)に所属、スペインのジローナを拠点としてトップレースに参戦しています。世界のトップチームに所属している選手は約550人。そのうち日本人は2人だそうです。ヨーロッパは自転車競技の本場であるとともに、市民の間に自転車文化が浸透しています。
このあと、中根選手は、森岡保育園で園児一人ひとりにヘルメットを手渡しました。これから自転車の乗り方を覚えていく子どもたちに、自転車用ヘルメットを着用してもらい、それを通じて親世代もヘルメットを被って自転車に乗る事がより身近になれば、との思いがこもっています。子どもの頃から安全に気をつけながら、自転車で街や自然の中を走る爽快さを味わって欲しいですね。
久々の東京方面、ついこの前までの残暑がうそのよう。富士山が雪をかぶっています。
池袋から西武線で秩父に向かいます。Laviewに乗るのは初めてです。
床まで届きそうなデカい車窓。レモン色の車内。球面形状の車両前面ガラス。建築家 妹島和世氏の監修。
「 L 」・・・贅沢(Luxury)なリビング(Living)のような空間
「 a 」・・・矢(arrow)のような速達性
「 view 」・・・大きな窓から移りゆく眺望(view) なのだそうです。
セメントの原料となる石灰石の産地、武甲山の麓にある横瀬町は、秩父市のすぐとなりにあるコンパクトな町。旧JAの建物をリノベーションしたAREA898を訪ねました。AREA898はコミュニティ・イベントスペース、身近に気軽に町と町民と町外の人が交われる“ヤクバ”をめざして名付けられました。同じ建物には、㈱LIFULLが全国展開するコワーキング&宿泊施設のLivingAnywhereCommons横瀬が入っています。キッチンや語らいのスペース、金庫室を利用したワーキングスペースもあります。横瀬町には商店街がないので、人が集うまちのヘソをつくりたかったのだそうです。全国からノマドワーカーも集まってきます。
富田能成 町長から、「よこらぼ」の取り組みについて伺いました。「よこらぼ」は、横瀬町を実証試験のフィールドとして、民間からまちづくり実践や新しいチャレンジの提案を募るしくみ。WEBサイトから申し込み、審査が通って採択されれば、プロジェクトが始動します。これまで6年間で、子育て・教育、シェアリングエコノミー、新技術開発など、100件を超える採択があり、マスメディアにも大きく取り上げられました。プロジェクトの具体例としては、小児科・産婦人科onlineやどぶろく特区などがあります。
東京のスタートアップから新しい提案あったり、町内からも提案があったり、採択者同士の横のつながりが生まれたりしています。さまざまな分野で先行者のメリットを享受、若い人たちの移住・起業、“チャレンジする人が集う町”のブランドづくりなどの効果もあります。
企業誘致が困難ならプロジェクト誘致をしようと考えたのだそうです。企業は地域で何か試そうとしても、役所は受入れの仕組みがなくて断りがちです。㈱リクルートが立ち上げを手伝ってくれたとのこと。
また、横瀬町では、地域おこし協力隊、集落支援員、地域活性化企業人などを積極的に採用しています。経費は特別交付税の交付対象になるし、都市圏の近くの自治体に有利と考えています。
入間郡毛呂山町役場を訪ね、井上健次 町長、㈱毛呂山創成舎の笠原喜雄 代表取締役、斉藤隆秀 取締役から、まちづくり会社が行うPPA事業について伺いました。毛呂山町は昭和の高度成長期に首都圏のベッドタウンとして住宅開発が盛んに行われ、医科系の大学もある町ですが、すでに人口減少が始まっています。産業構造も、教育、医療、福祉に偏っています。
そこで、民間企業主体の出資でまちづくり会社「毛呂山創成舎」をつくり、定住促進に資する事業、体験型・アウトドア型のコンテンツ、学生ベンチャー、可動式アンテナショップなどの分野で事業の創出と育成をめざしています。第1回ビジネスコンテストでは、空き家活用のオーガニックカフェ、無添加商材販売キッチンカー、町内産木材を使った石場建事務所、EV充電付コワーキングスペースが採択されています。そして見込みのある事業に出資し、配当収入で回収する仕組みを考えています。
事業の創出と育成のための財源は、町のふるさと納税と再生エネルギー事業の収益から得ています。毛呂山創成舎は株主金融機関3行から協調ファイナンスを受け、Power Purchase Agreement電力供給モデルによる太陽光発電事業をイオンタウン毛呂山で行っています。イオンタウンは2030年度までに100%再生エネルギー導入を目標としており、初期投資なしで太陽光発電による電力を自家消費できる仕組みを必要としていました。毛呂山創成舎はイオンタウンとの長期契約を与信としてファイナンスを受けることが可能となりました。これはFIT制度による売電とは異なる地産地消の考え方に立っています。
宿泊は川越でした。三重県にも四日市市のとなりに川越町がありますが、川越市は、埼玉県でさいたま市、川口市に次いで3番目の人口35万人を擁する中核都市です。
江戸時代から商工業や水運で栄えた街で、鉄道の敷設には消極的だったそうです。市街地に鉄道を引き入れず、それが「小江戸」と呼ばれる古くからの街並みを残すことになったのでしょう。城下の旧市街とJR川越駅は2kmほど離れています。旧市街と駅の間には商店街通りがあって歩行者で賑わっていました。旧市街は歩道付き2車線道路の両側に古い商家や寺、レトロモダンな建物が建ち並んでいます。時の鐘はよく写真で見ますよね。ちょっと散歩をしてきました。
奈須正裕 上智大学教授が著した『個別最適な学びの足場を組む(教育開発研究所 発行)』を庄子教育長からお借りして読みました。2021年の中教審の答申にある「~個別最適な学びと、協働的な学びの実現~」について、どんなことなのか、どんなふうに進めれば良いのか、考え方と実例を交えて書かれた本です。
この本を借りたのは、7月末に緒川小学校を訪ねて鬼頭校長先生に案内していただいたのがきっかけになっています。
「個別最適な学び」というと、さも全く新しい教育のように考えてしまいがちですが、以前から緒川小学校などで行われてきた実績のある教育です。そもそも日本の教育は寺子屋のように個別最適な学びを実践していたところに、明治以降に雀の学校形式の一斉指導が導入された経緯があります。むしろ近代国民国家以降の一斉指導は教育としては新しいのです。個別最適な学びは、「指導の個別化」と「学習の個性化」の2つからなり、こどもの興味やペースに合わせて、教師がこどもの自ら学ぶ力を引き出していきます。そして今、GIGAスクールの導入で知識を溜め込む必要はなくなりました。
そんなところから始まって、現場の教師の疑問や不安や気づきに答えていく形をとっています。
今日は、生路地区の高齢者教室で講話をしてきました。いただいたお題は「地域における老人クラブのあり方」。いまさまざまな団体が変革期にあると思います。こうすれば万事課題は解決みたいな話にはなりませんが、少し脱線しながら、高齢者を取り巻く社会環境、人生如何に生きるか、多文化共生について、地区コミュニティのあり方、ゆうゆうクラブのあり方、地域と若者、地域福祉と高齢者の健康について、1時間半ほどお話しをさせていただきました。とても熱心に聴いてくださり感謝です。
終わってから、以下のような質問や、ご意見もいただきました。
① 生路老人憩の家(厄松公園)で桜祭りを企画して(BBQなどで)火を使おうとしたら、役場がダメだといった。老人憩の家の管理を受託しているし、責任者としての自覚はあるつもりだ。於大公園でキャンプファイヤーができるのなら、厄松公園で火を使っていけないのはおかしいと思う。
② 職員は日頃から地域の活動の活性化を期待していると言う。それならば、退職後に積極的に地域の活動に参加してほしい。役場でも勧奨すべきだ。
③ 10月22日(土)に「生路っ子ハロウィン」があった。そして11月30日(日)には同じ地域で「親子ふれあいイベント」がある。似たような親子イベントが重なってしまっているので、もっと各課で調整できないのか。他の部署で何をやろうとしているか互いに把握していないのでは。
それに対して、私は以下のようにお答えしました。
① 地域の皆さんの判断で責任をもってやるのが前提であれば、なんでも禁止せずに、自由度や自主性を尊重した方が良いと私は思う。公共施設を使うのは皆さんだ。そちらの方が、やりがいもあるしアイディアも出る。
② 職員にも退職後の過ごし方について多様な選択をする自由はあるので、地域の活動に参加することを強いることはできない。しかし、地域と関わり、地域の中で居場所と役割を持つことは本人にとっても貴重だ。地域づくりに活躍、貢献するように奨励したい。
ただし、「元職員だから」と地域で本人が望まない役割を押し付けられるのは職員も嫌がると思う。それぞれが自分の意思を尊重しあって活躍できるのが理想的だと思う。
③ 同種の行事でなくてもネーミングや印象が似ていることもある。地域の行事と町の行事が重なることもある。開催時期をずらそうとしても、そこしか日程が空いていないこともある。事情はいろいろあると思うが、異なる部署がお互い知らずにバラバラのことをやるのは良くないので、ヨコの連絡を十分取るように心がけたい。
10月18日の藤江地区高齢者教室でいただいたお題は、「東浦町の外国人の人数と外国人との共生」についてでした。
日頃、外国のことや外国人とあまり接点がない方も多いと思いますが、コロナの感染も落ち着きを見せてこれから外国からの渡航者も増えるであろう中で、町内在住の外国人について考える良い機会でもあります。
とっつきにくいテーマなので、コミュニティや老人クラブ、そして、若い世代の参加についても含め、少し話題を拡大してお話しをさせていただきました。
それでは、東浦町には、どのくらいの外国人が住んでいるのでしょうか? 県内の自治体比較から行ってみました。以下、人口と世帯数、国別外国人登録数、地区別外国人登録数など、そのとき調べて作ったグラフを紹介します。
愛知県は製造業が盛んで、全人口に占める外国人比率は東京都に次いで全国2位。愛知県内では高浜市が約8.9%で1位、東浦町は約3.2%で県内では中位(23位)。
東浦町で平成14年度から令和3年度までの人口の推移を見ると、リーマンショックのあった平成20年度まで外国人人口は急増し、その後急減、平成24年度から再び増加するN字曲線を描いている。全体の人口は平成20年に5万人に達し、その後は横ばいになっている。
この間の世帯数を見ると、平成20年度に変曲点があり傾きがやや緩やかになっているが、世帯数は一貫して増加している。当然、一世帯当たりの人口は減少を辿っている。外国人世帯の一世帯当たり人口は全世帯よりも少なめで減少傾向にある。
東浦町には約800世帯(約1,600人)の外国人登録がある。国別では、令和4年9月末現在、ブラジル 690人、ベトナム 338人、フィリピン 224人、中国 125人の順。
ブラジル人・ペルー人、フィリピン人などが、石浜県営住宅を中心に居住。家族で戸建てに住んでいる人や借家をシェアして住んでいる人もいる。近年、ベトナムからの研修生が増えてきている。
町内地区別では、石浜県営住宅が断然多いが徐々に減っており、代わりに藤江地区が多くなり、近年、石浜地区と緒川地区が増加している。
地区別の外国人世帯当たり人口を見ると、石浜県営住宅は家族で入居しており、他の地区は単身が多いことが覗える。
午前中に第2回新人採用試験個人面接を終えて、イオンモールのセントラルコートで行われていた東浦ミュージックフェスティバルのプレイベントを見てきました。ノリノリでやってます。皆さんうまい、レベル高いです。
ちょっと立ち見をしていたらスタッフに見つかって、その場で本番の宣伝を頼まれてしまいました。
本番のミュージックフェスティバルは、11月6日(日)10時から文化センターで開催します。今日出演の皆さんも本番に向けてさらにパフォーマンスに磨きを掛けて、とっておきの演奏を聴かせてくれることでしょう。
当日は歌や演奏以外にダンスもあります。20組が出演予定なのでお昼を挟んで夕方までやっていると思います。キッチンカーも来ます。
3年ぶりの開催。新しいメンバーも加わって、さらにレベルアップしてます。ぜひ聴きに来てください。
プログラムなど詳細は、 https://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/kanko_bunka/event/8463.html をご覧ください。
石浜のアイプラザ内のラソ・プラザでは、アップサイクルプロジェクトで集めた家具を生かして、DIYでインテリアの改装をしていました。家具に塗装をしたり、カットして形を変えたり、金属のフレームに紐を巻き付けたり・・・限られた予算で知恵をしぼっています。
この半透明のブラインドもおもしろいです。よ~く見ると、こんなマス目の素材を貼り合わせてあります。
さて、どんなインテリアに生まれ変わることでしょうか。11月1日(火)のRe-オープンが楽しみです。
暑くもなく寒くもなく。夕暮れ時から、キャンプしながら野外コンサートもいいもんです。
出演者の中には、11月6日(日)のミュージックフェスティバルや10月23日(日)のプレイベント@イオンモール東浦で演奏するメンバーもいました。
東浦町と阿久比町、そして両町の社会福祉協議会で共催している防災リーダー及び災害ボランティアコーディネーター養成講座が文化センターで始まりました。防災リーダーとは、災害に対する正しい知識や防災活動の技術を身につけ、各地区自主防災会の活動の中心的役割を担う人材のこと。災害ボランティアコーディネーターとは、災害時のボランティア活動に必要な調整や情報の受発信の方法などを学び、被害者と災害ボランティアのニーズ調整の出来る人材で、救援活動を円滑に進める役割を担います。
両町の地域住民の皆さん40人ほどの参加をいただいて、今日から来年1月にかけて、全4日間の養成講座が行われます。最初に私から開講の挨拶をさせていただき、東浦防災ネットの川井美秋さんから「防災・減災について」と題して、水害、地震災害への基本的な備えについてお話しがありました。次に名古屋市港防災センター 防災教育アドバイザーの近藤ひろ子さんから、災害時のさまざまな場面を想定し、支援力と受援力、地域の顔の見える関係づくりが重要とのお話し。午後からは、災害図上訓練(DIG)と東浦と阿久比の行政から両町の防災対策ついて説明があります。
次回以降は、災害・防災の基本知識と家具転倒防止、自主防災会活動活性化演習、マイタイムライン、避難所資機材の説明・体験と応急手当、避難所運営訓練(HUG)について。そして、最終日には、NPOレスキューストックヤードの栗田代表理事にお越しいただき、災害ボランティアセンターの概要と災害ボランティアセンター設置模擬訓練を行います。
文化センターにて、各地区の代表者に出席をいただき、戦没者追悼式を行いました。
遺族・遺児代表の稲垣寛治さんから心のこもった追悼の言葉がありました。稲垣さんは、毎年、ご自身の言葉で書かれた追悼の辞を読まれています。以下にご紹介します。
追悼のことば
本日ここに東浦町主催による戦没者追悼式が厳粛に執り行われ、各界からも代表の方々のご臨席を頂き誠にありがとうございます。遺族・遺児を代表し厚く御礼申し上げます。
また、コロナ禍の中、各地区から戦没者のご家族並びに遺児の皆様と集う事も出来ました。僭越ではございますが、遺族・遺児を代表して謹んで哀悼のことばを申し上げます。
顧みますれば先の大戦が終わりを告げてから七十七年の歳月が過ぎ去りました。あの大戦で、三百三十万人、いやそれ以上とも言われた多くの方々の犠牲にある事を私達は決して忘れていません。
国や家族の事を思い戦地に赴き南方の現地では食糧と武器不足、灼熱の下、その苦しみは想像を絶するものがあります。また、遠い異国の地で、氷点下三十度以上の酷寒と厳しい労働、さらに飢えにさらされ、命を絶えた人々、これが戦争であり、敗戦の苦しみでありました。私達は決して忘れる事はありません。
私達遺児は、直接戦場に行くことはありませんでしたが、国内では子供や女性が筆舌に表し難い日々を過ごしていました。私自身、家族の食糧不足を補う為に、東海道線の横を流れる小川で小魚を捕っていました。突然に空襲警報が鳴り、周囲を見渡すと刈谷方面から旅客列車が、そして大府吉田方面から艦載機が二機列車目がけての機銃掃射です。バリバリ、バリバリと、私の身辺にも線路に敷かれた栗石や砂塵がものすごい勢いで飛び散って来ました。生きた心地はしませんでした。米機の機体には一面に女性の笑顔が絵描かれていました。米機はカーチスだったかグラマンだったか覚えていません。子供ごころに違和感を覚えました。米軍がもう近くに居ることを知らされました。
戦争は何時もどの国でも泣くのは子どもと女性です。私達は生かされている限り叫び続けます。戦争絶対反対です。重ねて申し上げますが、今日の日本の平和と繁栄は多くの犠牲の上に築かれています。
また、今この時でもウクライナでは弾頭が飛び交い、犠牲者と破壊が続いています。一日も早い平和が訪れる事を願って止みません。
本日、東浦町戦没者追悼式に戦没者の御霊に心から哀悼の誠をささげるとともに、思いを同じくする人と共に微力ながら力を尽くすことを誓い、追悼のことばといたします。
11月5日(土)10時から、勤労福祉会館にて、公共施設マネジメント講演会「公共施設の新しいカタチって何だろう?」を開催します。
高度経済成長期に建設された公共施設は老朽化が進んできており、今後一斉に更新の時期を迎えます。更新にあたって大切なのは、住民の皆さんがどんな公共施設が必要として、どんな使い方をするのかを、自分事で考えることです。
人口減少や財源問題を踏まえ、どこに重点を置くのか。将来にわたって、持続可能な公共施設とするために、住民の皆さんと公共施設の在り方を考えるきっかけとします。
定員は、先着70名。
参加希望の方は、11月4日(金)17時までに、こちらのサイトから申込みをお願いします。
※ 定員に空きがある場合は当日参加も可能です。
講師は、小松 尚(こまつ ひさし)名古屋大学大学院教授です。
〇講師のプロフィール
名古屋大学 大学院 環境学研究科 教授。博士(工学)。一級建築士。専門は建築計画。
公共建築・空間の計画・運営に関する教育研究とともに、各地で実践を指導。景観審議会委員、行政評価外部評価委員会委員、空き家等対策協議会委員として東浦町の行政課題に携わっていただいています。
講演会についての詳細は、https://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/kanko_bunka/event/11557.html をご覧ください。
国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、原油価格と物価の高騰などに直面する住民や事業者の皆さんへ早期に幅広く支援が行きわたるよう5つの取り組みを行います。
それら中で、キャッシュレスポイント還元事業として、東浦のお店でpaypayを使って買い物をするとポイントが最大20%戻ってくるキャンペーンを11月1日から1ヶ月間実施します。また、お店のキャッシュレス決済導入支援として、キャッシュレス決済導入補助金支給とスマホ決済講座を行います。
東浦のお店を応援しよう!最大20%戻ってくるキャンペーン
新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ消費を喚起するため、町内対象店舗においてPayPayでお支払いした方を対象にキャンペーンを実施します。
スマホ決済講座
アプリ体験を通じたスマホ決済の仕方を学びます。町内各6地区のコミュニティセンターで行う事業者向けの講座で、事前予約が必要です。
キャッシュレス決済導入補助金
新型コロナウイルス感染症防止の観点から、新しい生活様式に即した接触抑制への取組並びに消費者の利便性の向上による集客を図ることを目的とした町内事業者のキャッシュレス決済導入費用及び決済に要した手数料の負担を支援します。
うのはな館の秋の企画展は、郷土ゆかりの画家たちによる四季の風景を題材にした作品展です。
この地方で描いた絵もあるのでしょうか? 今どこにある景色なのか、モチーフになった場所に思いを馳せながら鑑賞すると、さらに絵画の元となった風景・風土を感じるとることができるかも知れません。
11月13日(日)までの開催です。
詳しくは、https://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/soshiki/shogaigakushu/bunkazai/ibento/12399.html をご覧ください。
自然環境学習の森で稲刈り。ジャパンディスプレイの皆さんの参加ではかどりました。今日は良い天気で、ぽかぽかでした。
つぎは、脱穀をやります。
道にドングリが積もっています。上を見るとまだまだいっぱい落ちてきそうです。
文化協会写真部の写真展が文化センターで開催中です。
私も、山の写真を3点出展しました。
一つは中央アルプスの宝剣岳で撮ったもの。富士山を探してみてください。
あとは、燕岳(燕山荘)から槍ヶ岳方面を撮ったものと朝の風景を撮ったものです。
写真展は16日(日)まで開催しています。
「ヤッホー」
中央アルプス宝剣岳
「表銀座遠望」
北アルプス燕岳
「山の朝の空気」
北アルプス燕岳
県内の町村長の視察で新潟方面へ。特急「しなの」で善光寺平を右に見ながら急勾配を下っています。ちょうど、姨捨のスイッチバックにさしかかったところでした。長駅駅で北陸新幹線に乗り換え糸魚川に向かいました。
糸魚川ジオステーション ジオパル
糸魚川市が糸魚川駅高架下を賃借して建物を建設。ジオパーク、ヒスイ、鉄道車両や模型を展示する観光交流施設。
糸魚川市駅北広場 キターレ
2016年12月に市街地4万㎡を消失した大火の状況、復興の取り組みを消防長と副市長から聴く。4割が転出、土地は市が買い取り、減歩無しでスピード再建した。買い取った土地で、道路拡幅、広場・防火水槽整備、市営住宅建設を行った。
まちづくり拠点の活動について、若者や家族も参加する出逢い、賑わいづくり、暮らしづくりに取り組む、まちづくり拠点の活動について聴く。Uターンする前にアイドルを育てる仕事をしていた経験から、糸魚川4万人のまちのファンとしての情熱を引き出したいとのこと。
いといがわテレワークオフィス
女性が希望する事務職が少なく女性の就業率が県内20市中最下位。時間にとらわれない柔軟な働き方を提供し、潜在労働力を就労に結びつける。テレワーク先進地で姉妹都市の塩尻市と連携。東京のIT企業からUターンした地域おこし協力隊員が新業務の発掘、営業に取り組む。コールセンター(ワクチン接種の予約センター)やサテライトオフィスを誘致している。現在は市の直営だが、教育機関として法人成りを模索中。
新潟市アグリパーク
食糧自給率向上のためには人づくりとの考えに基づいて設立された日本初の公立教育ファーム。農業に触れ、親しむ教育ファーム、6次産業化支援、就業支援と担い手育成の3つの機能を有する。宿泊施設、レストラン、直売所などの観光、食品加工室での開発支援、小中学生の授業も行われている。
北方文化博物館
新潟市江南区にある豪農の館、新潟の五大豪農の一つである伊藤家の屋敷で、敷地約2万9千㎡、建坪約4千㎡、部屋数65の壮大な日本式住居。戦前に当主がアメリカのビジネススクールに留学した縁があり、戦後の農地解放を経て、GHQに屋敷を接収されそうになったところを、財団法人を設立して文化的価値を保存することができたという。伊藤家は全盛期には1,370万㎡の田畑を所有し越後随一の大地主だった。ここは鬼滅の刃のお館様の屋敷のモデルとも言われるそうだ。
帰路は、新潟空港からFDAで県営名古屋空港へ。離陸直後の新潟市街地と信濃川河口、名古屋空港着陸の直前です。
11月12日(土)~13日(日)に第44回東浦町産業まつりを開催します。
感染症の影響で2年間開催を見送ってきましたが、今回は、装いも新たに「“帰ってきた”サンギョウマツリ」と名付けて、勤労福祉会館と文化センターをメイン会場に、イオンモール東浦をサテライト会場とし、飛翔館を商工会の抽選会場として使うなど、これまでよりも会場を拡大して開催します。
将来を担う子どもたちにも東浦の産業について知ってもらおうと、イオンモール東浦会場では、町内企業のパネル展やお仕事体験を行います。各会場では町内和洋菓子店の協力でオリジナルスイーツを置き、スイーツウォーキングを楽しみながら会場を回れるようにします。
11月13日(日)10時からは、特別企画として、カリモク60シリーズの人気の火付け役として有名なデザイン活動家ナガオカケンメイさんとカリモク社長の加藤正俊さんの対談を行います。私がコーディネーター役を務め、お二人からカリモク60の誕生秘話を引き出したいと思います。いまナガオカさんの出身地の阿久比で進行中の d news aichi agui のプロジェクトについてもお話しが聴けるかもしれません。ぜひ、お楽しみに!!
ジブリパークの内覧会に行ってきました。愛・地球博記念公園(モリコロパーク)の中に、スタジオジブリの作品をテーマにした施設が点在しています。まず、第1期として、青春の丘、どんどこ森、ジブリの大倉庫が11月1日からオープンします。追って第2期として、魔女の谷、もののけの里が来年度にオープンすべく現在工事中でした。
駐車場から園内に降りるエレベーターもハウルの動く城?風にリニューアルされていました。青春の丘は「耳をすませば」の世界。バイオリン工房やバロンの家があって、内部を見ることが出来ます。どんどこ森は「となりのトトロ」の世界で、サツキのメイの家と子どもたちの遊び場である裏山にも見どころがあります。ジブリの大倉庫は、従前の屋内プールを全面改装して、ジブリ作品全体の展示と短編のシネマ上映、ショップや飲食スペースなどが入っています。なりきり名場面では、ついついその気になって盛り上がってしまいました。
派手なアトラクションがあるわけではありませんが、展示は結構凝っていて子どもから大人まで楽しめそうです。元々公園内にあるものを生かしつつ、環境を大きく変えずにジブリの世界を表現してします。
ジブリパークの入場券はエリアごとの完全予約制だそうです。
以下は、ジブリパークの関連記事です。
・【ジブリパーク】「ジブリパーク」メディア向け内覧会のレポートまとめ - GAME Watch
・宮崎吾朗監督に聞く、ジブリパークの「設計図」 わくわくドキドキを生む仕掛けとは:中日新聞Web
令和6年に黒部ルート(欅平~黒部ダム)が一般公開されるそうです。
黒部ルートとは、戦前、日本電力株式会社が黒部川第三発電所の取水予定地(仙人谷ダム)への資材輸送を行うために建設した欅平から仙人谷までの軌道隧道(上部軌道)と、戦後に関西電力株式会社が黒部川第四発電所、黒部ダムの資材運搬用として建設した仙人谷から黒部ダムまでの地下ルートを総称したものです。現在も関西電力の発電施設管理のための専用通路として使用されており、一般開放はされていません。
欅平と黒部ダムを結ぶ地上の通路は、下廊下と呼ばれる黒部峡谷沿いの絶壁を歩く登山道しかありません。冬期は深い雪で閉ざされています。
こういう普通だったらあり得ない所も、ここしか体験できないということで、観光ルートとして公開される時代になったのですね。これに続くところが出てくるかもしれません。
私は、昔、関西電力の公募抽選に当たって、見学させてもらったことがあります。
この記事には出てきませんが、欅平から上部軌道までは、貨車を載せたまま垂直に200m上がるエレベーターがあって、これで一気に高度を稼ぎます。この縦坑のエレベーターは昭和14年に出来てから2011年まで日本一の最大積載量を誇っていたそうです。
ただ、黒部ルートはほとんどすべてが地下なので当然といえば当然なのですが、外の景色が見えるのは、エレベーターの上部を降りたところ、仙人谷(黒三)ダム地点で黒部川を渡るところ、黒部トンネルの横坑から剱岳を覗くところの3箇所しかないのが残念なところです。あとは、いろいろな乗り物には乗れるし、普段行けるところではないので、興味津々でした。
DXとは、Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)の略で、「ディーエックス」と読みます。DXとは、デジタル化やデータの活用によって、コスト削減、業務効率化、ビジネスモデルの変革を起こすこと(働き方を変えること)です。
役場のDX推進課では、これまでも、「初心者でもわかる!DX(VOL.1)」「(VOL.2)」 で、DXについてお伝えしてきました。
デジタル技術を使った身近にある社会資源を使いこなすためには、スマホ等の使い方に慣れることが一番。各地区でスマホ教室も開催しています。この教室は、東浦町とドコモショップを運営している㈱TDモバイルの共催で行っています。詳しくは、https://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/soshiki/dxsuishin/dxsuishin/gyomu/shomeisho_1/12457.html をご覧ください。
テキストでキーワードや状況を表す文を入力すると、入力した言葉から起想される画像をAIが人工的に合成してくれる、そんなネット上のサービスが話題になっています。中には、手軽に無料で画像を生成することができるサイトもあります。以下は、それらの紹介です。
→「画像生成AI」はどんな種類や違いがある?「Midjourney」「DALL・E2」「Stable Diffusion」などを比較 [インターネットサービス] All About
実際に『Stable Diffusion』のデモ機能を使って、画像を作ってみました。
まず、「an evil dragon and a cute rabbit are shaking hands on the moon」と入力して生成したのがこれです。同じ言葉を入力しても毎回異なる画像が生成します。でも、邪悪なドラゴンとかわいいウサギが混成してしまうのが残念です。
つぎは、「dancing people who wear golden costume listening to Pink Floyd's music "The Dark Side of the Moon"」と入力して生成したものです。虹やプリズムのようなものが入ってピンク・フロイドのジャケットのイメージがありますね。
『Midjourney』もやってみました。Midjourneyを始めるには「Discord」というチャットサービス上のアカウント登録が必要となりますが、無料で画像生成を試すことができます。先のStable Diffusionと同じ言葉を入力して得られたのが以下の画像です。
Midjourneyの使い方については、こちらに解説があります。
→Midjourneyとは?話題の画像生成AIの使い方・初心者向けのコツも徹底解説! - 起業ログ (kigyolog.com)
『DALL・E 2』についての記述はこちらにあります。これは有料です。
→高性能AI画像生成サービス、「DALL・E(ダリ) 2」がいよいよ一般公開開始 |ARTnews JAPAN
→DALL·E 2 (openai.com)
こちらは、画像生成AIについての基礎知識です。
→誰もが知っておくべき画像生成AI「Stable Diffusion」の仕組みと使い方:Stable Diffusion入門 - @IT (itmedia.co.jp)
→AI(ディープラーニング)による画像分類とその活用法【初級者向け】 (sint.co.jp)
→AI(ディープラーニング)による画像分類とその活用法【中級者向け】 (sint.co.jp)
急に涼しくなって、秋の深まりを感じるようになりました。今日は肌寒いくらいで、つい数日前の真夏日が嘘のようです。
桜の葉も俄に色づいて、道に落ち葉が積もるようになりました。そんな落葉を踏みながら歩いていると、ふと桜餅のような匂いを感じることがあります。
このサクラの葉の匂いの主成分は、クマリン(coumarin)という化学物質です。
単純な有機化合物で、サリチルアルデヒドと無水酢酸を酢酸ナトリウムの存在下で反応させて合成することができます。
塩基触媒下のアルドール反応です。分子内に求核性のフェノキシドがあるため、環化した後、脱水、クマリンを生成します。
(炭素骨格のCと骨格に結合したHを省略してあります。)
昨年に続いて、今年も、あいちのたてもの博覧会が始まります。皮切りは10月23日の西三河地方から。建物特別公開への参加は予約制です。
詳しくは、http://www.aichi-tobunkai.org/aitate_haku.html をご覧ください。愛知県国登録有形文化財建造物所有者の会が主催しています。
このところ余り天気が芳しくない。SNSを眺めていると、虹を見たという記事をよく見かける。
自分は最近、虹を見ていないが、ふと、虹はなぜ「虫偏」なんだろうという疑問が浮かんだ。
さっそく調べてみると、こんなことが書いてあった。
→「虹」は空に出るものなのに、どうして「虫」へんが付くのですか?|漢字文化資料館
古代中国では、「虹」を竜の一種と捉えて、爬虫類の「蛇」と同様に虫へんが付いたということらしい。
石浜地区高齢者教室が開催され、3年ぶりに町長講話をしました。ひさしぶりに石浜地区のゆうゆうクラブの皆さんのお顔を拝見して、言葉を交わすことができました。講話では、少子高齢化の現状について、福祉関連予算と財政について、地域福祉の考え方と施策について、そして、骨折予防プロジェクトについてお話しをさせていただきました。質問もいただけるし、聴いてくださる皆さんのリアクションもあるので、私にとっても有意義な時間となりました。今年度は、あと、藤江と生路の高齢者教室で講話をする予定です。
午後からは、敬老訪問をしました。毎年、町内の白寿(数え年の99歳)の方と、数えで百歳の方を訪問し、お祝いと記念品をお届けしています。今年は、白寿の方20名、百歳の方17人のうち、ご希望のあった3名の方々を訪問しました。白寿の方には町から祝い金5千円、百歳の方には国から賞状と記念品が贈られます。訪問した方々はとてもお元気で、中には、会話はもちろん、歩いて買い物に行くなど、一人で生活している方もいらっしゃいました。満100歳を目指し、矍鑠(かくしゃく)で過ごされることを心から願っています。
日本福祉大学附属高校3年生の加藤さんと、2年生の前田さんが加入している高校の和太鼓部「楽鼓」が、東京で開催された第46回全国高等学校総合文化祭で、最優秀賞、文部科学大臣賞を受賞しました。日本福祉大学附属高校は和太鼓でこれまで30年にわたって全国大会に出場する強豪ですが、さすがに全国優勝は難しく、10年に1回程度。太鼓は文化部というより体育会系、今年は、手応えがあったし、優勝できて本当に嬉しかったと話してくれました。
業務改善研修の一環で、新人と4年目の職員に対して、私から講話の後に、若い職員の皆さんとテーマを決めずに何でもOKのフリートークをしました。企画政策課が担当する職員研修です。町長の人となりを知ってほしいということで、今年はフリートークの時間をたっぷり取って、講話と合わせて1時間半ほどお話をしました。
講話では、就任以来、情報公開と住民参加を進めてきたこと、無駄な支出を省き、事業の効果を検証して、根拠に基づいた事業の構築と執行をしていくこと、常識や習慣を疑い、常に工夫をすること、アイディアは日常の勉強や問題意識から生まれること、部署の垣根をなくし住民の皆さんと一緒になってまちづくりをすること、仕事のできる人は仕事を好きになれることなどをお話ししました。十年前に誰でも知っていた「事業仕分け」という言葉を誰も知らないのには、まさに十年一昔、隔世の感がありました。フリートークでは、肩肘張らずに互いに自分が出せたのではと思います。
最後に時間がなくなってしまいましたが、業務改善研修なので、データ分析の初歩としてパレート図の作図と使い方について簡単な演習をしました。昨年は、ワクチン接種の進捗をイメージしてグラフ上に図示する問題でした。金曜日にも2組目の研修を予定しています。
インスタグラムまたはフェイスブックで、東浦町の既存の観光資源の磨き上げと新たな観光資源の発掘を目的とした動画または写真を募集します。
入賞者には豪華賞品をご用意しています! 奮ってご応募ください。
募集期間は、12月31日(土)までです。
募集テーマは、「やっぱココ好き東浦」
あなたの「ココが好き!」「気になる!」東浦のグルメや行事、スポット、人などの動画または写真を募集します。
動画と写真の2つの部門があります。
動画部門は、15秒以内の動画を投稿してください。
写真部門は、その写真を選んだ理由や感想のコメントを添えて写真を投稿してください。面白コメントもお待ちしています。
応募方法
1.東浦町観光協会公式インスタグラムまたはフェイスブックアカウントをフォロー。
2.テーマに沿った動画または写真を東浦町内で撮影。
3.ご自身のインスタグラムまたはフェイスブックで、撮影した動画または写真の撮影場所とハッシュタグ「#やっぱココ好き東浦」を付けて投稿。撮影した動画または写真の撮影場所について、ハッシュタグまたはコメントにできるだけ詳しく記載して投稿してください。
詳細は、“やっぱココ好き東浦”SNSキャンペーン をご覧ください。
まだ、真夏日が続いていますが、秋は一歩一歩着実に深まっています。今ちょうど栗の時期です。
中学校では体育祭、文化センターでは芸能祭が開かれていました。
中央図書館2Fの講義室では、MLA連携講座「鳥瞰図を学ぶ ~服部徳次郎コレクション~」を開催しました。名古屋大学大学院環境学研究科で建築史を研究されている堀田典裕 准教授による、大正期から昭和期にかけての鳥瞰図についての講座です。
東浦町郷土資料館(うのはな館)にある服部徳治郎コレクションは、全国で五指に入る鳥瞰図のコレクションなのだそうです。うのはな館には、東浦町誌編纂に尽力いただいた故服部徳治郎中京大学名誉教授の蔵書が寄贈されており、その中に「大正の広重」と評された吉田初三郎の鳥瞰図などが含まれています。五指とは、京都府立総合図書館、国際日本文化研究センター、八戸クリニック街かどミュージアム、名古屋市博物館と、うのはな館です。これらの中で、うのはな館の資料は、在庫目録が整理されている、実際に手に取って見ることができる、初三郎以外の近代の鳥瞰図もある点で、優れているのだそうです。
講座では、フランスで洋画を学んでいた初三郎がどうして鳥瞰図を描くことになったのか、当時の観光を担っていた鉄道会社との関係について、対象や地形をどうデフォルメして鳥瞰図にするか、などについて解説をいただきました。初三郎は名鉄との関係も深く、犬山周辺の木曽川流域や知多半島を描いた作品も多くあります。亀崎の望洲楼さんからは、資料として昔のパンフレットを提供していただきました。
山・川・海だけでなく、摩天楼が林立する大都会もBird's-eye viewで表現すると周りが手に取るようにわかると思います。会場では図書館の蔵書の中から、地図や鳥瞰図にまつわる書籍の紹介もありました。
MLA連携講座とは、Museum-Librery-Archiveを連携させた図書館サービスの取り組みなのだそうです。今年度から中央図書館の指定管理者になった㈱図書館流通センターの新企画です。もちろん、従来から行われていた「司書たちの本棚」なども置いてあって、利用者の皆さんは民間企業によって図書館が管理・運営されていることに違和感を感じないと思います。
今週末10月8日には、「よむらびコンサート」も開催されます。「ぬいぐるみおとまり会」の参加募集も始まります。人気のよむらびコンサートは、定員の2倍の参加希望があったそうです。
< 半田市制85周年記念式典 >
アイプラザ半田で開かれた半田市制85周年記念式典に出席しました。市長式辞、議長挨拶、功労者の表彰、来賓祝辞の後に市役所が作ったスライド上映がありました。明治から昭和にかけて、また衣浦大橋開通のころの懐かしい写真と、半田の誇る山車、蔵、レンガ建物、南吉にまつわる映像、そして、連続立体交差事業で生まれ変わる半田駅周辺のパースペクティブで締めくくってありました。半田市は、昭和12年10月1日に、半田町と亀崎町と成岩町が合併して、当時、名古屋市、豊橋市、岡崎市、一宮市、瀬戸市に続く県下6番目の伝統ある市として発展してきました。
夕方には、85周年と発酵・光り輝くを掛けて、半田運河界隈で85祭(はっこうまつり)が行われました。
< 講演会「食から骨折予防 内から外から美しく」 >
東浦町在住で、ひがしうらの健康守り人「Dr.うらっシュ」こと 名古屋大学医学部附属病院 先端医療開発部長の水野正明先生にお越しいただき、また、水野先生の紹介で、テレビ、ラジオでご活躍、著書も多数の 料理研究家 浜内千波さんをお招きして、“健康な骨をつくる食”について講演会を開催しました。講演会は、イオンホールでリアル+Web配信で行い、女性の参加者がとても多かったです。
東浦町は令和2年度から骨折予防プロジェクトに取り組んでいます。きっかけは国保データベース(KDB)の分析から、東浦の高齢者の入院費用総額の第1位が「骨折」であると判ったことです。元気な高齢者でも骨折してしまうと寝たきりの原因ともなります。以来、転ばないカラダづくりと丈夫な骨づくりに力を入れています。骨に良い食物として、東浦が卯の花の里である事に因んで、おからを推奨していますが、これは決してこじつけではなくて、丈夫な骨づくりに欠かせない植物性タンパク質をたっぷり含んでいるからです。以下は、講演の内容の一部です。
~浜内千波さんのお話しから~
東浦町は、転ばないカラダづくり(筋活)と丈夫な骨づくり(骨活)を骨折予防の2本柱にしている。骨は、主としてカルシウムとタンパク質(コラーゲン)からできている。タンパク質は1回の食事でせいぜい20g程度しか吸収されない。1日3食×20gでコツコツ摂ることが大切。スケソウダラの速筋のタンパク質で、落ちやすい速筋の低下を防ぐには、ちくわ、蒲鉾などの練り物や白身魚フライを食べると良い。コラーゲンの合成を高めるために、鶏の軟骨や皮、魚の骨や皮目、イカ・タコなどのタンパク質と、ビタミンCを含む野菜を食べると良い。カルシウムの骨への沈着は夜起こるので、寝る1~3時間前に牛乳を飲むと良い。リンは加工食品に多く含まれているので過剰摂取に注意し、できるだけ手作りのものを食べることを心がけたい。骨を守るには、適度な運動、十分な栄養、ホルモンバランスが必要だ。
~水野正明先生のお話しから~
骨は、毎日作られ、毎日壊されている。骨折を予防するには、栄養をとり、栄養素を骨につけ、骨の破壊を抑える、骨の新陳代謝プロセスを常に意識した対策が必要。そのためには、カルシウム、リン、ビタミン、タンパク質などの栄養摂取、運動、日光浴、女性ホルモン、そして、睡眠と生活のリズムが重要だ。
その後、水野先生と浜内さんの対談で、「胸がときめくとこも大事」などお二人の楽しい遣り取りを聞かせていただきました。おわりに参加者へおからパウダーを配布しました。ぜひ試していただければと思います。
みなさまの骨折予防の実践をお願いします。
~スタッフ一同より~
骨折予防の2本柱と、骨折予防に役立つ食事、ホルモンバランスについて、広報ひがしうら10月号にも関連記事が載っています。
→もりもり筋活&こつこつ骨活 骨折予防プロジェクト
→30~50代の女性のための若返り&美講座!第2弾
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