愛知県町村会の行政調査で新潟へ
県内の町村長の視察で新潟方面へ。特急「しなの」で善光寺平を右に見ながら急勾配を下っています。ちょうど、姨捨のスイッチバックにさしかかったところでした。長駅駅で北陸新幹線に乗り換え糸魚川に向かいました。
糸魚川ジオステーション ジオパル
糸魚川市が糸魚川駅高架下を賃借して建物を建設。ジオパーク、ヒスイ、鉄道車両や模型を展示する観光交流施設。
糸魚川市駅北広場 キターレ
2016年12月に市街地4万㎡を消失した大火の状況、復興の取り組みを消防長と副市長から聴く。4割が転出、土地は市が買い取り、減歩無しでスピード再建した。買い取った土地で、道路拡幅、広場・防火水槽整備、市営住宅建設を行った。
まちづくり拠点の活動について、若者や家族も参加する出逢い、賑わいづくり、暮らしづくりに取り組む、まちづくり拠点の活動について聴く。Uターンする前にアイドルを育てる仕事をしていた経験から、糸魚川4万人のまちのファンとしての情熱を引き出したいとのこと。
いといがわテレワークオフィス
女性が希望する事務職が少なく女性の就業率が県内20市中最下位。時間にとらわれない柔軟な働き方を提供し、潜在労働力を就労に結びつける。テレワーク先進地で姉妹都市の塩尻市と連携。東京のIT企業からUターンした地域おこし協力隊員が新業務の発掘、営業に取り組む。コールセンター(ワクチン接種の予約センター)やサテライトオフィスを誘致している。現在は市の直営だが、教育機関として法人成りを模索中。
新潟市アグリパーク
食糧自給率向上のためには人づくりとの考えに基づいて設立された日本初の公立教育ファーム。農業に触れ、親しむ教育ファーム、6次産業化支援、就業支援と担い手育成の3つの機能を有する。宿泊施設、レストラン、直売所などの観光、食品加工室での開発支援、小中学生の授業も行われている。
北方文化博物館
新潟市江南区にある豪農の館、新潟の五大豪農の一つである伊藤家の屋敷で、敷地約2万9千㎡、建坪約4千㎡、部屋数65の壮大な日本式住居。戦前に当主がアメリカのビジネススクールに留学した縁があり、戦後の農地解放を経て、GHQに屋敷を接収されそうになったところを、財団法人を設立して文化的価値を保存することができたという。伊藤家は全盛期には1,370万㎡の田畑を所有し越後随一の大地主だった。ここは鬼滅の刃のお館様の屋敷のモデルとも言われるそうだ。
帰路は、新潟空港からFDAで県営名古屋空港へ。離陸直後の新潟市街地と信濃川河口、名古屋空港着陸の直前です。
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