秋の叙勲伝達式
新型コロナウイルス感染症の影響で、皇居での伝達式が行われないため、代わりに地元自治体の長が伝達させていただいています。
水野和子さんは、統計調査員として37年間、計89回の統計調査を続けられた功績で、瑞宝単光章(統計調査功労)を受章されました。1軒1軒家を訪ねて聞き取り、戻ってから調査票をチェックしてとりまとめる仕事です。多くの人たちから助けられ楽しく続けることができたと振り返っておられました。
恒川渉さんは、小学校や東浦中学校長を歴任され、2014年10月から2021年9月まで7年間教育長を務められました。その功績が認められ瑞宝双光章を受章されました。
現在は東浦町社会福祉協議会から請われて社協の会長をされています。中学校教諭から小学校に転勤したときに子どもの接し方の違いに戸惑ったことや、教育長時代に急遽、全普通教室へエアコンを導入したことなどが印象に残っているそうです。これからも社会福祉協議会の活動を通じて子どもたちの健やかな成長を支えていきたいと語っておられました。
恒川さんは「受章を周りの方々が喜んでくれた。恥ずかしい気持ちもあるが、みなさんに喜んでもらえることが自分にとってもうれしい。」と喜んでおられました。
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