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2022/12/25

立地適正化計画講演会・説明会を開催しました。

名古屋工業大学大学院工学研究科の秀島栄三 教授をお招きして立地適正化計画講演会・説明会を開催しました。人口減少時代にあっては、都市圏はこれまでの拡大から縮小に向かい、空家・空室が増加し、インフラの非効率化が起こります。立地適正化計画は、人口減少が避けられない中で、これに備えて、都市の適当な密度、効率性、利便性を保つためのものです。

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秀島先生は、京都大学で土木工学を学ばれ、その後、国際協力事業団でブラジルに行かれたり、スタンフォード大学で研究員をされた経験もおありです。名古屋工業大学では、政策科学、都市計画の分野で研究・指導をしておられます。市民活動にも関わっておられ、NPO法人レスキューストックヤードの理事や水辺とまちの入り口研究所の共同代表を務めていらっしゃいます。大学での研究のみならず、ご自身もまちづくり活動家として、SUPに乗ってスポーツ感覚で堀川の美化・環境改善や水辺を楽しむ魅力あるまちづくりに取り組まれています。東浦町では、都市計画審議会委員、立地適正化計画検討委員会委員を務めていただいています。

講演では、まず、立地適正化計画の特徴として、拠点に集約すること、交通ネットワークと結びつくこと、防災指針を定めること。課題として、都市計画マスタープランと整合すること、公共施設マネジメントと連携すること、進捗管理できること、長期的視野も合わせもつこと。コンパクトシティーとは、都市活動の密度が高い、効率的な空間利用がなされている、自動車に依存しないこと。そして、立地適正化施策を評価するには定義、定量化が必要なことを述べられました。
東浦町の特徴として、すでにコンパクトであるが、拠点が分散、公共交通が弱く、拠点の災害リスクがあること。災害リスクへはハード施策とソフト施策で時間をかけて対応せねばならないとの指摘がありました。また、コミュニティの助け合い、水辺に暮らすまちの成り立ちを例にとって、「きわ」には豊かさと際どさがあること、さらに、グリーンインフラの重要性、地域による都市の資産管理、DXの活用、現状を評価しながら時間軸を持ってコンパクトなまちづくりに取り組む必要性を述べられました。

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第2部では、都市計画課から東浦町立地適正化計画案の概略を説明しました。計画案については近日中に町ホームページ等でお示しできると思います。

私は町長就任以来、将来の人口減少に備え、東浦町の特徴であるコンパクトな町の構造を維持し、持続的な発展をめざしてきました。「しあわせなまちをデザインするワークショップ」で皆さんの意見を集め、東浦町独自でいち早く「コンパクトなまちづくり計画」を策定しました。この計画では、必要以上に市街地を拡大させないこと、市街地のスポンジ化(小さな隙間ができるような密度の低下)を防ぐこと、公共交通機関を上手く利用することで生活の利便性を高めること、都市の発展の余地を公共交通機関のある市街地に近接する低利用地に見いだすことに主眼を置いています。その後、都市計画マスタープランの一部となる法定計画として、立地適正化計画をつくることになり、東浦町では、先行する計画となる「コンパクトなまちづくり計画」や「都市計画マスタープラン」を踏まえて、東浦町立地適正化計画を策定しているところです。

立地適正化計画では、近年の災害の頻発を重視し防災指針を設けることとしています。また、具体的な誘導策が確立されていないものの、人口密度や防災以外にも、まちには利便性、治安や交通安全、環境、人と人とのつながり、にぎわい、うるおい、なごみなど、無形の魅力も必要になります。そんな、まちづくりの多様でソフトな部分にも関心を向けていく必要があると思っています。
東浦町立地適正化計画案では、土砂災害警戒・急傾斜地崩壊危険区域やまとまりのある工業用地を除いた市街化区域の大半を居住誘導区域として設定するとともに、居住誘導区域内の緒川駅周辺と東浦駅周辺を地域活性化の拠点と位置づけ都市機能誘導区域を設定します。また、洪水・高潮浸水想定区域と津波災害警戒区域となっている主にJR武豊線(or国道366号)以東の居住誘導区域を防災重点エリアに指定し防災指針を適用します。

講演会・説明会はほぼ満席でしたが、行政職員や議員、地域の役員などの方が多く、災害の危険度が高いエリアにお住まいの方の出席が少なかったのが気になりました。住民の皆さんに、将来人口が減少するであろう局面において、市街地を拡散させない、低密度化による不便・不都合を生じさせないという「立地適正化」の意図や、居住誘導区域や防災重点エリアの設定がどのようにされるのかについて、まだまだ関心が低いのではと感じます。
東浦町立地適正化計画案については、年明けにパブリックコメント手続により住民の意見を伺う予定です。

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