新年のごあいさつ 2023年
明けましておめでとうございます。
昨年は、於大まつりや産業まつりなど多くの行事が3年ぶりに再開された年でした。産業まつりでは、骨折予防プロジェクトの一環として、町商工会やご当地グルメ実行委員会と役場が連携し、東浦産の摘果ぶどうを使ったクラフトビールを売り出しました。
骨折予防プロジェクトでは、国民健康保険のデータ分析から高齢者の入院費総額のトップを占める「骨折」を予防することで、医療費を抑え、寝たきりなどを防ぐ対策として、筋肉を維持する運動と骨を強くする食事を推奨しています。骨を強くする食事としては、食材に東浦にちなんだ「おから(卯の花)」と「摘果ぶどう」を使用し、これらをおいしく食べられる「ご当地グルメ」を町内の農家や飲食店に協力をいただき開発しました。昨年12月から町内11店舗で提供しています。クラフトビールもこれらの取り組みの中から生まれました。今年は素敵な名前とラベルを付けて本格販売する予定です。
豊かで暮らしやすいまちには、産業の発展が欠かせません。企業の進出や拡張、再投資を促す施策により、働く場、価値創造の場をつくり出そうとしています。石浜地区ではコンプレッサー工場や車載用新型バッテリー工場の新増設が進行しています。また、コンパクトなまちの構造を維持しつつ、発展の余白として駅を拠点とした市街地の拡充や道路整備を進めています。
一方で、名古屋都市圏の中で利便性と恵まれた自然を感じながら生活できる環境は大切です。里山の自然、里地の田園景観や東浦らしい佇まいを守り育てていきます。
持続的発展のためには、財政の健全性も欠かせません。福祉の水準を維持・充実させながらも、事業に優先順位を付け、無駄を省き、借金を返して貯金ができる体制づくりに努めてきました。それは結果として表れてきています。
美しい自然と景観、便利で心豊かな暮らし、互いに支え合えるあたたかいコミュニティ、子どもたちの元気な笑顔、それらをみんなで実感できるまち、そしてここが好きだから住んでいる、住んでみたいという言葉を誇りにできるようなまちを共につくってまいりましょう。今年も皆さまのご理解とご協力をどうかよろしくお願いいたします。
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