新春文化展を開催中。午後は教育フォーラムに参加しました。
開催中の新春文化展に行ってきました。文化協会所属の各部門の中で、写真、手作りよろい、茶席、いけばな、文芸、書道の展示があります。私は、写真を2点出展しました。写真については作者を伏せて人気投票を行っています。書道では、「矍鑠(かくしゃく)」と書いた作品を出展しました。
2階の視聴覚室では、字を書いたハガキを染料の入ったオイルを垂らした水面に浸して、マーブル模様を転写する体験ができます。「兎」と書いたのは書道の先生、私は「卯」と書きました。ウルトラQを思い出しますね。
新春文化展は明日も(16時まで)開催しています。
午後、東浦中学校で教育フォーラムが開催されました。テーマは「東浦町コミュニティ・スクール ~地域と学校の連携の今後について~」です。まず、校長先生が、西部中学校・卯ノ里小学校コミュニティ・スクールと森岡小学校コミュニティ・スクールの事例を紹介。次いで、文部科学省CSマイスターである愛知教育大学教授の風岡治先生からコミュニティ・スクールの成果と課題、今後のあり方について講演をいただきました。
学校は地域の公共財、地域住民のものです。住民が当事者として、学校運営に関わり、地域のニーズを学校運営に反映させる仕組みが必要です。
「コミュニティ・スクール」とは、地域住民の参加で、学校の運営と学校への支援について協議する「学校運営協議会」を設置した学校のことです。地域に根ざした特色ある学校づくりや、いじめ、不登校などの課題解決への効果が期待されます。また、学校の働き方改革、子どもの頃から地域と関わることによる若者の地域定着、そして地域防災にもつながります。
地域学校協働活動とは、学校を核とする地域づくりを目指して、地域と学校が互いにパートナーとして行う様々な活動。地域の教育力の向上、地域課題の解決、持続可能な地域社会の源となる活動です。
地域学校協働本部とは、地域住民や団体等の緩やかなネットワークで地域学校協働活動を推進する体制で、活動の主体であり、地域と学校をつなぐコーディネーターの機能を持ちます。
コミュニティ・スクールと地域学校協働活動が一体となり、評価・改善(PDCA)を繰り返し、社会に開かれた教育課程を推進します。地域とともにある学校の運営のためには、関係者が当事者意識を持って熟議を重ねること、学校と地域の協働、学校組織としてのマネジメントが大切になります。
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