今川氏真は意外にも、しぶとく長寿
先週まで、ちょうどNHK大河ドラマ「どうした家康」で、今川氏真が登場していました。
今川家と言えば、足利将軍家の親戚筋で由緒ある名門。氏真は、今川義元の嫡子で今川家最後の当主。桶狭間で今川義元亡き後、ドラマや小説の中で不甲斐ない後継者として描かれることが多いですね。
実際に、臣下であった松平元康(のちの徳川家康)に領土や家来を侵食され、1569年の掛川城の降伏、開城をもって戦国大名としての今川家は滅亡したと解されています。その後、氏真は妻の実家の北条氏を頼って小田原に身を寄せましたが、最終的には家康の家臣となりました。そして、名門育ちで身につけた和歌や蹴鞠の嗜み、公家や文化人との繋がりが評価され、氏真の子孫は代々、公家や朝廷との交渉、典例を司る高家として徳川幕府に仕えることになります。
氏真は1538年生まれといわれ、徳川家康(1543年生まれ)とりも年上。江戸で亡くなったのは、家康が亡くなる1年前の1615年。当時としては大変長寿の享年77歳でした。
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