衣浦定住自立圏共生ビジョン推進講演会で小紫雅史 生駒市長が講演
刈谷市を中心都市として知立市、高浜市、東浦町で構成する衣浦定住自立圏の会合を3市1町の首長が出席して定期的に行っています。首長会議の議題は、第2次衣浦定住自立圏共生ビジョン(令和7年度までの計画)の進捗状況の報告でした。主な内容として、刈谷豊田総合病院を核とした地域医療連携ネットワーク推進事業やボランティア活動団体相互交流事業などを含んでいます。
会議終了後に、『自治体3.0のまち・いこまの「誰一人お客様にしない」まちづくり』と題して、小紫雅史 生駒市長の講演を聴きました。
講演の要旨をスライドに基づいて以下にまとめました。
衣浦定住自立圏共生ビジョン推進講演会 小紫雅史生駒市長 講演要旨をダウンロード(PDF)
大まかには、下記のような内容で、東浦町においても、住民・事業者と行政の様々な部署が垣根を越えて柔軟に連携協力し、自分事のまちづくりによってまちの魅力を創っていこうとしているところは、生駒市と共通しています。
・デジタル化の進展で、自治体の仕事は大きく変わる。
・公務員の働き方も大きく変わる。
・稼ぐ経営が必要になる。
・市民・事業者と本気で協創しなければならない。
・古い自治体2.0から、市民と共に協創し、汗をかき、まちづくりを楽しむ自治体3.0に転換。
・生駒市では、市民・事業者・市の協創で様々な取り組みが進行している。
・「チロル堂」の事例から、「弱者を助ける福祉」を前面に出さずに、自然にさりげなく支援する仕組みの大切さを学んだ。
・「誰一人取り残さない」ためには、まちづくりを「自分事」として、「誰一人お客様にしない」覚悟が必要。
私は、2020年7月にも地域問題研究所の市町村ゼミナールで、小紫 生駒市長のお話しを聴いていて、今回は2回目です。
2020年の講演については、詳しいレポートをアップしてありますので、 http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2020/07/post-1e950e.html をご覧ください。
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