今日は地域公共交通会議と空家等対策会議を開催しました。
このところ、年度の終わりということもあってか、午前・午後と会議の出席が多かったです
昨日は、東浦町土地改良区総会と都市計画審議会がありました。都市計画審議会では、現在策定中でパブリックコメント手続を終えた東浦町立地適正化計画案を報告、委員から今後の計画の運用などについて意見を伺いました。今月末に立地適正化計画を完成して令和5年度から運用することになります。
今日は、午前中に地域公共交通会議を開催。まず、「う・ら・ら」利用者数の推移と回数券の民間バス・タクシーとの共通利用の実績報告をしました。
「う・ら・ら」の利用者数は、コロナ禍以後大幅に落ち込んで、その後徐々に回復基調にあります。令和4年度(2022年4月~2023年2月時点)の利用者数の計は225,235人で、コロナ禍以前の平成30年度同月(2018年4月~2019年2月)の利用者数237,807人と比較して5%の減。直近2月の比較では初めてコロナ禍以前を上回るなど、増加が期待できるようになりました。特に長寿線、刈谷線、東浦高校線の増加率が高くなっています。
回数券の民間バス・タクシーとの共通利用については、昨年10月に開始後、今年1月までの4ヶ月間に知多バス東ヶ丘団地線と大興タクシーと名鉄知多タクシーで計246枚の利用がありました。まだ認知度は低いので、周知や利用例の提案が必要と考えています。
それから、「う・ら・ら」の「巽ヶ丘ハイツ」バス停の移設については、前回の会議で承認をいただきましたが、地権者の都合で白紙に戻ったことを報告しました。
また、令和5年度地域公共交通会議の予算(会議報償費約56万円、名古屋大学の運行計画策定業務委託費約220万円、計約276万円)と事業計画(令和6年度ダイヤ改正に向けたアンケートや地域との意見交換を含む)の承認をいただきました。4月には、コミュニティバスや民間バス・タクシーの乗り方やおでかけスポットをまとめたガイドブック「楽しい公共交通のはじめかた」を広報ひがしうらと共に配布する予定です。
名古屋大学の加藤博和教授からは、3月18日20:55からのNHKサタデーウォッチ9に出演しますから是非見てくださいとのお知らせがありました。
午後からは空家等対策協議会を開催。令和4年度に各地区の協力をいただいて行った空き家実態調査の報告、空家等対策計画の改定案への意見聴取、危険空き家事案への対応の進捗報告を行いました。会長の名古屋大学の小松尚教授からは、民法問題を扱うのに自治体の建設部局が担当するのは妥当なのか、空き家の利活用は自治体同士の広域連携で扱えないかなどの問題提起をいただきました。
| 固定リンク
« 「にじいろひろば」のカレンダー と 今日の「にじ丼」 | トップページ | 2022年度 名古屋大学 ORT報告会in東浦町「自然環境学習の森の竹林管理を考える ~明るい竹林を維持するために~」のご案内 »
コメント