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2023/06/21

東栄町の雲母鉱山と設楽ダム建設現場を見学しました。

東栄町の村上町長さんにお願いして三信鉱工㈱を見学させてもらいました。三信鉄道(現JR飯田線)の鉄道マンだった先々代の社長が鉄道需要喚起の一環として立ち上げた事業だそうです。

愛知県には露天掘りで粘土などの鉱物を採掘しているところはあっても、地下に坑道を掘って鉱物を採掘している鉱山はここしかありません。ここで採れるのは絹雲母(セリサイト)。純度の高いセリサイトは世界でここしか採れないのだそうです。
よくある雲母(白雲母)は絶縁材料、耐熱材料やパールマイカ塗装の材料などに使われますが、絹雲母(セリサイト)は高級ファンデーションの素材として使われます。セリサイトは微細な薄い板状の結晶でできています。セリサイトを手の甲に付けて伸ばしてみると、上品な光沢とすべすべした潤滑性が得られます。

さて、これをどのように採掘しているのでしょうか。さっそく坑道を案内してもらいました。メインの坑道に線路を敷いて運搬路を確保しながら、横方向に網の目のように坑道を伸ばしていきます。中はとても湿っぽいですが、年間を通じて15~16度くらいなのだそうです。
夕方に発破をかけて翌朝岩石を取り除いて1日で1mほど前に進みます。削岩機やバケットなどの動力は坑口からホースで送られてくる圧搾空気。岩石を運び出すのは手押しの手作りトロッコです。

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この辺りの山は硬い粘板岩と安山岩でできていて、所々に太古に熱水が上がってきて絹雲母が長い時間をかけて結晶化した鉱床が縦方向に入っています。それを見つけたら下の方に向かって掘り進むのだそうです。

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東栄町では、セリサイト採掘鉱山探検×ミネラルファンデーション作り体験ができます。このまちは世界中に美を届けています。

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設楽町の土屋町長さんには設楽ダム建設現場の見学をお願いしました。
まず、国交省の設楽ダム工事事務所で概要の説明を受け、将来ダムサイトとなる左岸展望台へ。ここでは山村都市交流拠点の造成工事が行われています。
設楽ダムは、堤高129m、堤頂長360m、総貯水量9,800万㎥の重力式コンクリートダムで、超硬練りコンクリートをローラーで締め固めるRCD工法で建設されます。田口の市街地の程近くにつくられるのが特徴です。設楽ダムは建設費3,200億円、2034年度完成予定です。これ以上の規模のダム建設はもう愛知県内で最後になるのではと思います。

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いま、ダムを支える岩盤が出るまで両岸の土砂を削っているところです。この大量の土砂で山村都市交流拠点の造成をします。堤体はちょうど左の山と真ん中奥の山の間の谷を塞ぐ形で造られます。

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さて、これから谷底まで降りていきます。ダムの基部となる岩盤を削ってコンクリートを打設するには、川の流れを止めなければなりません。そのための転流工(仮排水路)のトンネルが、今年2月、ダム左岸の山を穿って完成しました。6月2日の豪雨では毎秒500t?もの水が転流工に押し寄せたそうです。
堤体建設予定地のすぐ上流側には、ダム湖を跨ぐ大規模な橋が建設中です。付け替え道路や地域振興も含めて、ダム建設には膨大な付帯工事が行われます。


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