長野県小川村へ
長野県上水内郡小川村で一泊しました。
小川村の皆さんは、於大まつりや産業まつりに毎年来てくださるので、在職中に一度は行かねばと思いつつ、行けていませんでした。そんな思いもあって今回、登山の前に北アルプスの眺望がすばらしい小川村に寄ってみました。
泊まったのは、村設民営の宿、林りん館。宿帳を書いていたら館長さんから「東浦町から来たのですね。東浦と小川村の関係はご存じですか。」と聞かれたので、「ここで3代くらいにわたって領主をしていた小川氏が、東浦の緒川に帰って水野氏を名乗ったと言う説 ですね。」と答えました。「何でご存じなんですか。」と問われたので「8月まで町長をしていました。」と答えたところ、夕食時に館長さんが気を遣って染野村長さんを呼んでくれました。そこで染野さんは焼酎で晩酌のつづき、私は信州の地酒と夕食で、四方山話が盛り上がりました。
翌朝には、前々村長の大日方さんが訪ねてきてくださいました。大日方さんは小川氏を攻めてここから追い出した大日方氏の末裔だそうです。
その後は、宿の館長さんが、上杉・武田の戦を避けて疎開したという戸隠三院跡、小川神社、小川氏の居城だった古山城址、猫住職がいたという宝蔵寺など、村内を案内してくれました。
あいにくの曇り空で北アルプスの眺望はありませんでしたが、気まぐれで訪れた小川村で思わぬ歓待を受けることができました。
以下は、小川村で撮った写真です。
宿からは北アルプスに夕陽が沈むところが見えるはずだけど・・・
残念ながら、手前の山の向こうに見えるはずの北アルプスは雲の中。
残念ながら、手前の山の向こうに見えるはずの北アルプスは雲の中。
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