山の天気は変わりやすい
昨日は、大天井岳からもう一歩足をのばして常念岳まで行きたかったが、天気が安定してなさそうなので、燕まで引き返すことに。
高校生の頃、ここの区間で雷雨にあって怖かったことを思い出した。くわばらくわばらと歩いているうちに、ほどなく雨が降りだして、40年前に買ったカッパに20年ぶりのお世話になった。ザックカバーにはポリ袋が大活躍。
せつかく雨支度をしたのにというか、幸いにも、今度は雨が上がって晴れてきた。山の天気は変わりやすい。
燕山荘に着いて、さて、下山しようかと思ったが、せっかく暇をとって山に来たのだから、晴天を期してもう一泊することにした。
山のビールは贅沢だ。2000m下に安曇野を見下ろせるロケーションも良い。
さあ一晩明けて、外はざんざん降り。まだ8時、いま下山のタイミングをみているところ。
8時半に雨が止んだので下山開始。なにも見えなかったのに、下山途中で晴れ間が覗く。でも「ひょっとしていま上に行けば・・・」なんて思っちやいけない。山の天気は変わりやすい。
合戦小屋まで行けばあとは樹林帯のひたすら下り。足が笑いはじめた頃に中房へ到着。さあ温泉入って帰ろう。
♨️に入って身も心もさっぱり。
中房温泉から安曇野まで降りて、山麓線沿いの蕎麦屋で九割新そはを注文、お昼を済ませて帰途へ。
まだ帰ってこんでもええ、という声が聞こえてきそうだ。
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