仙台・栗駒・蔵王 気まま旅(その1)
名取の閖上朝市。
朝8時にもう人でいっぱい。
ホタテやカキを焼いている人もいます。自分は水餃子で朝ごはん。
閖上の後、登米市(とめし)へ。平成の大合併の前まで登米郡登米町(とめぐんとよままち)だったところで、県立高校は「とめこうこう」、中学校は「とよまちゅうがっこう」です。
江戸時代は登米伊達家の城下町として米作りと北上川の水運で栄えてきました。明治の初めに水沢県の県庁が置かれたこともありました。市内のあちこちに国指定重要文化財の旧登米高等尋常小学校校舎をはじめ、旧県庁や旧警察署、商家や武家屋敷跡などが現存し、みやぎの明治村と呼ばれています。
中央のバルコニーが素敵な旧高等尋常小学校は、明治21年の建築で、昭和48年まで小学校として使われていました。
受付の方の名字が羽生さんだったので、「宮城県に羽生さんは多いんですか?」と尋ねたら、登米市中田町に多くて、弓弦さんの父方の実家も中田町なのだそうです。
昔ながらの窓ガラス越しに今の小学校が見えます。
武家屋敷の中にカフェがあります。古い建築以外にも、武家屋敷の一角には隈研吾氏設計の懐古館があります。
街外れには、大きな枝垂れ桜をバックに能舞台のある伝統芸能伝承館「森舞台」があります。これも隈研吾作品。1997年に日本建築学会賞をとっています。
こちらは、明治5年に建てられ、水沢県庁舎として使われた建物で、その後、小学校、裁判所として使われました。
昭和43年まで使われていた旧警察署の建物。こちらも物見台のバルコニーがあります。昔は消防も警察の業務だったので敷地内には火の見櫓があります。旧高等尋常小学校と同じく宮城県技手だった山添喜三郎が設計監督しました。
登米のお昼は、油麩丼 と はっと汁 をいただきました。
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