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C区間草刈りの終盤は、遊歩道の東側の入口近くで桜と下草のセイタカアワダチソウに葛がビッシリ絡まっていて、やっつけるのに手間取りました。
葛のネットワークを断ち切ること、地下茎の生え際を叩くことを心掛けましたが、葛は地下茎に栄養を蓄えていてまたすぐ芽が出てくるので、一回の草刈りでは駆除できません。とにかく根比べになります。
早朝でもだんだん暑くなってきたので、刈払機のガソリンタンク1回分(約500cc、1時間程度)で切り上げるようにしました。これまではキリの良いところまでもう一杯分やっていこうかと思ったりしましたが、昨日から急に蒸し暑くなって、「まだタンクは空にならないのかなあ・・・」みたいな具合です。
ちょうど、今日でC区間の桜並木の土手の草刈りが完了しました。川側の土手がまだ少し残っているのでこれを片付けたら、A区間に移ろうかと思います。
毎朝少しずつ。草刈りはスポーツだ!!
相変わらず飲み食いはしていますが、体重5キロ減キープしてます。
豆搗川沿いの桜並木の草刈り。
B区間を終えて、次はすぐ東側のC区間をやることにしました。自分がC区間の土手の草刈りをするのは初めてです。
遊歩道入口の川の土手は高低差があって、そのうえ雑木が生えていたので手間取りましたが、桜並木下の土手はB区間よりも楽なので、順調に進んでいます。これから先は葛が絡まったところが増えてきてちょっと大変そうです。
このところ、刈払機のタンクが1回分空になるまで、毎朝約1時間ほど草刈りを続けていたら、近年徐々に増えてきた体重が一気に5kgほど減りました。
草刈り減量、一石二鳥、意外に効果が凄いかも。
🤞もう一つの黒部ダム
黒部ダムと言えば関西電力の黒部第四(くろよん)ダムが浮かぶと思いますが、これが鬼怒川上流にある元祖黒部ダムです。
黒部ダムは、鬼怒川水力電気が明治44年(1911年)に着工し大正元年(1912年)に完成した日本最古の発電用重力式コンクリートダム。重力式だがアーチ状に湾曲しているのが特徴で、建設当時は高さ33.9m、堤頂長150m、堤体表面に石張りが施されていました。
当時としては日本最大級だった下滝発電所の取水用ダムとして造られました。下滝発電所は、黒部ダムから長さ10km以上に及ぶトンネルで鬼怒川温泉の下流まで導水し、得られた300mもの落差を使って発電していました。
その後、東京電力に受け継がれ、鬼怒川最上流に川俣ダムが完成したのを契機に鬼怒川発電所と改称、出力増強が図られました。鬼怒川発電所は揚水式発電所を除き、栃木県内では最大、東京電力管内では信濃川発電所に次ぐ127,000kWの出力を誇っています。
黒部ダムは、老朽化に伴い平成元年(1989年)に洪水吐きゲートを22門から8門に、堤高を約5m下げるなど、大規模な改修を行っています。
🤞鬼怒川上流ダム群めぐり
鬼怒川の上流には、支流の男鹿川、湯西川を含めて国土交通省が管理する4つの100m超級のダムが集まっています。
一番古いのが男鹿川にある五十里ダム。戦後工事が再開された洪水調節と発電などを目的とした多目的ダムで、堤高112m、堤頂長261.8mの重力式ダムは1956年の完成当時日本一の高さでした。
鬼怒川の最も上流にあるのが1966年に完成した川俣ダム。洪水調節、発電、農業用水確保などを目的とした多目的ダム。瀬戸合峡と呼ばれる両岸から絶壁が迫るところに造られたアーチ式ダムで、堤高117mに対して堤頂長131mと、アーチ式コンクリートダムとしては日本一の縦長なのが特徴。
五十里ダムと並んで鬼怒川と男鹿川の合流点のすぐ上流の鬼怒川本流に1983年に建設されたのが川治ダム。堤高140m、堤頂長320mの大型アーチ式ダムで、洪水調節、かんがい、上水道、工業用水などを目的とした多目的ダム。アーチ式ダムとしては、富山県の黒部(黒四)ダム、広島県の温井ダム、長野県の奈川渡ダムに次いで日本で4番目の高さです。
地図を見るとわかるように五十里ダム湖と川治ダム湖はすぐ隣り合っているため、両湖をトンネルで結んで両ダム間で水の融通ができるようになっています。
いちばん新しいのが2012年に五十里ダムのすぐ上流の湯西川に完成した湯西川ダム。堤高119m、堤頂長320mの重力式ダムで、洪水調節、かんがい、上水道、工業用水などを目的とした多目的ダムです。ダム湖の上流では水没林を見ることができます。
どのダムも、これからの雨期に備えて水位を下げていました。
鬼怒川には、国土交通省の多目的ダムの他に東京電力や栃木県企業局の発電用のダムや堰が十数基あります。
ダムはそれぞれ個性的な顔をしてますね。
私はどちらかというと古いダムが好き。いい顔してます。由緒あるダム、特に発電用のダムは水量豊富な川の中流部にあったりして、堂々としているし表情も豊か。新しいダムは無表情というかロボット顔で貧相な感じでしょうか。
(※必ずしも鬼怒川上流ダム群のことを言ってるわけではありません。)
栃木県の鬼怒川最奥にある秘湯を訪ねました。ちょっと遠いのでなかなか行けなかった所です。
奥日光の光徳牧場から山王峠を越えて川俣温泉に至る山王林道(奥鬼怒林道の一部)を通って女夫淵駐車場へ。これより上流は一般車通行止め。ここから川沿いを1時間少し歩くと、奥鬼怒温泉郷。
このエリアは鬼怒川の谷の最奥で、4軒の温泉宿があるほかは民家もありません。海抜は1,300mを超えます。更に3時間ほど山を登ると、鬼怒川の源流にあたる鬼怒沼(標高2,040mにある高層湿原)に至ります。
まさに秘湯で、泉種は乳白色の濁り湯から無色透明の単純硫黄泉まで、滝の真横の露天風呂などもある、野趣あふれる温泉です。
広報ひがしうら5月号の図書館だよりにこんなイベントが!!
特別講演会「万葉のともしび ~久松潜一先生によせて~」が、6月15日(土)13時30分から文化センターにて開催されます。
今年は、東浦町で生まれ、万葉集の研究家として著名な国文学者、久松潜一先生の生誕130年にあたります。
久松先生といえば、東浦町の偉人として確かに有名だけど、藤江小学校、東浦中学校、東浦高校の校歌を作詞したことは知っていても、国文学の研究において何を解き明かし、どんな業績をあげたのかを知っている方は(自分も含めて)ほとんどいないと思います。
特別講演会では、万葉文化論の論客である國學院大學文学部教授 上野誠さんをお招きします。久松先生の研究の足跡や人物について触れられる貴重な機会になるのではと楽しみにしています。
講演については、図書館の便り「よむらびん」にも案内が載っています。
週末に文化センターで開催された中央文化展に、写真と書を出品しました。
写真は、「樹氷未満」(山形蔵王のザンゲ坂で撮りました。暖冬の1月中旬、まだ樹氷になりきれていないアオモリトドマツの林です。)と「ジブリの世界」(アニメ映画「千と千尋の神隠し」に出てくる油屋のモデルになったと云われる四万温泉の湯宿です。)。
書道は「俯瞰」。少し快活な感じに書けたものを選びました。
また、6月末まで、文化センターの玄関のウインドウ展に、蔵王のパラダイスゲレンデで撮った「雪のち快晴」(ゲレンデの真ん中の立木に霧氷が着いた写真)を展示中です。
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