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2024年7月の記事

2024/07/31

那須・甲子探訪

< 秘湯 北温泉へ >
7月の初旬に那須の北温泉に行ってきました。那須平成の森の観瀑台の駐車場に車を駐めて、急坂を谷底に下りていったところにある秘湯です。
北温泉と言えば映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地になった所。江戸期(安政)と明治と昭和の建物が入り組んで建っています。手前の池のようなのは建物奥の斜面から湧出する温泉が流れ込む温水プールです。
今は素泊まりのみの受け入れ。古くてちょっとおどろおどろしい、平たい顔族のおじいさん達が似合う湯治宿です。

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観瀑台から見た駒止の滝。このすぐ上流、標高1100mに北温泉があります。

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帳場の反対側の玄関脇には、温泉の足洗い場と上の段には祠。

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窓の向こうの斜面から湧き出ているお湯をそのまま引き込んだ天狗の湯。

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人慣れした猫がいて、時々部屋の戸を開けたり、風呂をのぞきに来たりします。

 

 

< 那須湯元から茶臼岳山頂へ >
時折雨がぱらつく中、那須湯元の鹿の湯へ。酸性の硫黄泉は入った気がするなあ。
天気が快方に向かったようなので、梅雨の晴れ間を狙って那須岳ロープウェイで九合目まで。そこから茶臼岳(1915m)山頂まで標高差250m、1時間くらいの散歩。火口の周りを回って降りてきました。
 

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傷ついた鹿を追って見つけたという那須湯元の鹿の湯。
酸性の硫化水素泉で、41℃から48℃まで6つの湯船があります。
自分は熱いのは苦手。常連とおぼしき人たちが閑かに入っている奥の方へは行けません。

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ロープウェイの山頂駅から茶臼岳山頂(1915m)をめざします。

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山頂には那須嶽神社(那須温泉神社の奥宮)があります。

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朝日岳(1896m)が雲に隠れています。

 

<甲子温泉>
那須連山の北端、東北地方第二の大河、阿武隈川の源流沿いにあるのが甲子温泉。栃木県那須町の隣ですが、ここまでくると福島県白河郡西郷村、もうみちのくです。阿武隈川はここから福島県の中通り地方を縦断し、宮城県で太平洋に注ぎます。

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ここを通って新潟市といわき市を結ぶ国道289号は、今でも八十里越峠が不通区間になっていますが、ここ甲子峠の区間も甲子温泉で車道が消える幻の国道でした。
2008年に長さ4.3kmの甲子トンネルが開通し、白河と会津下郷が新しい道路で結ばれました。これに伴い旧街道沿いにあった甲子温泉の門をくぐっていた旧国道路線が廃止され、谷を跨ぐ橋梁とトンネルに付け替えられました。新道開通を契機に冬季は休館していた甲子温泉は、宿を建て替え通年営業となりました。

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旧道が登山道に変わるところには源泉があって、甲子温泉の内湯と数キロ下流の新甲子温泉に引湯されています。

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特筆すべきは、宿の対岸の岩盤に湧く無色透明の清冽な湯。大きな岩盤をコンクリートの湯船で囲った水深1.2mのプールのような大浴槽の側面から湧きたての湯が注がれていて、かつ湯船の底の岩盤の割れ目からのぬる湯も加わって、底まで見える澄み切った大量の湯が浴槽から溢れ出ているのは、入っていて実に気持ちが良いものです。

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1384年(至徳元年甲子(きのえね)に修行僧が発見したことから甲子(かし)温泉と名付けられたと云います。寛政の改革で知られる白河藩主松平定信公の別邸であった建物が敷地内にあります。2008年に付け替えられる以前の国道路線は、旧街道沿いにあったこの別邸脇の門をくぐっていました。
さらにその先では狭い登山道に路線番号標識が立っていて一種の名所となっていたそうです。

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< 大谷石の採掘場 >
那須の帰りに宇都宮市郊外の大谷石の採掘場に寄ってきました。
300mもの厚みのあるという凝灰岩の地層をくりぬいてできた地下の大空間を見てみたいと以前から思っていました。
付近には今でも多くの採掘場がありますが、大谷資料館は常時見学できるミュージアムになっています。ここでは、コンサートや美術展、結婚式、そして映画やドラマの撮影なども行われています。洞内は夏でも12℃ほどです。

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洞内は夏でも12℃、冬は1℃??
でも、これ! 不思議なんです。
夏に一年の平均気温くらいとしたら、冬が寒すぎませんか?
一年を通して12℃くらいならまだ納得できるけど、冬場は外気温よりも低いんじゃないか。
宇都宮の月平均気温(気象庁)を参照

 
周辺では大谷石で造られた石材屋の建物や蔵も多く見られます。

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大谷石には、独特の風合い、耐火性、吸音性、軽さ、加工のしやすさなどの特徴があります。大正時代に建築家フランク・ロイド・ライトが、旧帝国ホテルの素材として使用したことは有名です。明治村にはその一部が保存されています。

 

2024/07/20

紡績工場の古い寮と講堂を修理

トタン屋根の張り替え、壁板とモルタルの補修、壁の塗装、傷んだ建具の補修など、建物維持のための修理を進めています。
赤と白のコントラストが甦りました。

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2024/07/18

上前津あたりをぷらぷらと

昨日、上前津あたりをぶらぶら歩いた。

女性の参拝客が多い神社があったので寄ってみた。三輪神社という大国主を祭神とする社で、縁結びの神様なのだそうだ。白兎の絵馬に願いを書いて掛ける場所もある。尾張徳川藩の時代、ここに通し矢の修練場があった。それでこの界隈を矢場町と呼ぶのだそうだ。

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こんな場所に木造三階建てが残っているところがあって、1階にラーメン屋が入っている。

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大須の商店街は平日でも若い人たちで賑わっていた。第一アメ横ビルに行ってみたら随分様変わり。いっぱいあったパーツ屋とジャンク屋がわずかに残っていた。

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2024/07/17

豆搗川沿いの桜並木を育てよう・・・C区間の次はA区間

C区間の草刈りを完了して、7月4日からA区間の草刈りに入りました。ここ数日は早朝でも暑いので、夕暮れの時間帯に作業をしています。

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12日に豆搗川沿いの桜並木の草刈りに行ったら、A区間の西側の道路沿い(蛇子連の信号の近に近いところ)の草が刈ってありました。
どなたかが刈ってくれたのですね。有難いことです。
この日は午後から晴れて、作業の帰りがけはちょっと夕焼けでした。

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17日朝に行ったら、また道路脇を刈ってくれてあって、これで葛とフジがしつこく巻き付いていたエリアは完了。この日は遊歩道沿いの桜の木の下を少し西進。そして同区間の川沿いを刈りました。

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あとA区間は桜並木下の西側と川の土手が一部残っていますが、これでA区間は目途が立ちました。
ぼちぼち(以前刈ったB区間で、もう葛が巻き上がってきているところがあるので)B区間2回目に移っていこうと思います。

2024/07/09

あいち炭やきの会総会 記念講演会 のご案内

あいち炭やきの会総会 記念講演会の案内をいただきました。7月20日(土)13時から、あいち健康の森プラザホールにて。どなたでも参加できます。(参加費500円)

竹炭にまつわる多方面の話題を聴くことができます。自然環境学習の森や藤江小学校で竹炭づくりをしている方達が加入している会です。

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コロナ以前は定期開催されていたので、町長として何度か出席したことがあります。

過去のあいち炭やきの会の講演会の様子をこのブログでレポートしています。参考まで。
→ http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2012/05/post-9d8b.html
  http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2015/06/post-549d.html

 

2024/07/07

美濃焼の窯元で講演と酒宴

多治見市市之倉の幸兵衛窯へ行ってきました。古代ペルシャのラスター彩の復元で知られた窯元です。
七代 加藤幸兵衛さんの「イスラム世界の人々」と題した講演は、六信五行についての平易な解説があってとてもわかりやすかったです。そのあと美濃の地酒飲み放題の七夕の宴でご機嫌でした。

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2024/07/02

ヤギさんが亡くなりました

新城から子ヤギのサキコを連れてきて15年、そのサキコが7月1日に亡くなりました。
前日に刈ってきた葛をあげて、夕方見に行ったらその場で倒れて動けなくなっていました。翌日獣医さんに看てもらいましたが、再び立ち上がることはありませんでした。高齢だったので後ろ足を引きずってトボトボ歩いていましたが、食欲はありました。好物は桑、ヌスビトハギ、葛など。前日にあげた葛もきれいに平らげてありました。

たとえペットといえども、山羊は家畜として法律で定められています。遺体は武豊にある県の西部保健衛生所まで持って行かなければなりません。軽トラの乗せて持って行ったら、職員さんが待っていて丁重に運び入れてくれました。受け入れた山羊はTSE(山羊のプリオン病)の検査をしなければならないのだそうです。

15年前、サキコを連れてきたときのブログ記事です。
 → http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2009/06/post-3896.html

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