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2024/09/14

諏訪で温泉三昧と参拝

せっかく駒ヶ根まで来たので、下諏訪の毒沢温泉で一泊してきました。含鉄(Ⅱ)-アルミニウム-硫酸塩冷鉱泉なので、冷たい源泉と加温した暖かい湯船に交互に入ると気持ち良いです。
近くには諏訪大社下社の春宮と秋宮があります。旧中山道と甲州街道が秋宮の前で分岐していて、門前には宿場町の面影が残っています。
界隈には、冷泉だけでなく様々な泉質の温泉が湧いていて、共同浴場巡りもできます。秋宮の手水も温泉です。
諏訪湖周辺は温泉が豊富で、下諏訪町も諏訪市(上諏訪)も公営事業で給湯をしていて、個人宅の蛇口からもお湯が出ます。

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左の小さい方が源泉の冷たい湯船。大きい方が加温した湯船。
毒沢温泉は、鉄分(Fe2+)を含んでいるので、時間が経つと赤茶色になります。

宿はミンミンゼミが鳴く杉林の中にあります。

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旧下諏訪宿。中山道はこの先で旧甲州街道と交わります。

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旧本陣は、今でも個人が管理していて見学できます。

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共同浴場「旦過の湯」は大人240円。
地元の小学生が描いた温泉マナーのポスターが掲げてありました。
ここのメインは47℃のお風呂。
湯船から溢れ出るお湯が足に冷たく感じたので、入ろうとしたら強烈な熱さで飛び上がりました。
(常連さんから、ほら見たことかと笑われました😅)
しょうがないのでとなりの「少し熱め」の44℃に我慢して入りました。

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秋宮の門前にある老舗の和菓子屋で塩羊羹ともちまんじゅうを購入。

 

上諏訪の諏訪湖岸には片倉館があります。片倉館は、絹製品の製造が日本をリードする産業だったころ、製糸業から財をなした片倉財閥が地域住民のための温泉入浴・娯楽・社交・文化の殿堂として造った厚生施設です。
1928年(昭和3年)に竣工。木造洋風建築の会館棟と鉄筋コンクリート造の浴場棟が国の重要文化財に指定されています。会館棟は有料で見学できます。2階は畳敷きの大広間になっています。
また、浴場棟には白亜のプールのような「千人風呂」があります。温泉は無色、無味、無臭の単純泉。深さ1.1mの湯船の底には玉砂利が敷かれていて歩くと足裏が気持ちいいです。重要文化財の建築物の中で温泉入浴できるところは珍しいと思います。

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会館棟(左)と西洋の城のような浴場棟(右)が渡りで結ばれています。

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会館棟2階の外観              会館棟2階の大広間

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大広間から浴場棟を見たところ

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浴場棟の玄関。煙突がお城の尖塔のよう。       浴場棟2階のテラスから

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浴場棟の階段              浴場棟2階の食堂

 

諏訪大社は信濃國一之宮、全国の諏訪神社の総本社です。江戸時代には諏訪大明神と呼ばれていました。諏訪大社と名乗るようになったのは戦後のことです。
諏訪湖の北、和田峠の上り口、中山道と甲州街道が交わる旧下諏訪宿の程近くに諏訪大社下社の春宮と秋宮があります。諏訪湖の南東、中央道の諏訪IC近くには諏訪大社上社の本宮と前宮があります。
今回初めて諏訪大社にお参りしてきました。4つの宮には、それぞれ参拝の順序はなく、どこから回っても良いのだそうです。
ところで、なんで諏訪大社は2社4宮で構成されているのか? なんで上諏訪が南で下諏訪が北なのか? なんで樅の大木でできた4本の御柱がそれぞれの社殿の四隅に立てられているのか? 諏訪大社と温泉に深い関係はあるのか? ボランティアガイドさんが長い歴史の一端を教えてくれました。
 https://suwataisha.or.jp/
 https://shimosuwaonsen.jp/feature/993/
 https://onbashira.jp/about/suwataisha/

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春宮

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秋宮

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本宮

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前宮

 

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