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豆搗川沿いの桜並木を見に行ってきました。ほんの一部、花を咲かせている木がありましたが、ほとんどはまだ硬いつぼみのままです。さて、今年はどれほどの桜が立派な花をつけてくれるでしょうか。
あちこちで菜の花が一足先に咲いています。昨年と同様に実が熟すまで菜花だけ刈らずに残しておけば、種が落ちて菜の花の斜面が広がることでしょう。
そろそろ草木が急に伸びるようになって草刈りの季節がやってきます。その前に土手や川のゴミを拾っておこうと、地域有志による「豆搗川沿いの桜並木を育てよう会」でごみ拾い活動が企画されています。散歩がてらお花見がてらにいかがでしょうか。
昨日、イオンホールで東浦町景観コンテストの表彰式がありました。なんと、私が写真部門で最優秀賞を受賞してしまいました。言っときますけど、これ、匿名審査ですからね。
表彰式では、東浦町景観まちづくり委員会の委員長をされている名城大学理工学部建築学科の生田教授から「田植えが終わる頃の、水が張られた一瞬の時期を捉えた貴重な一枚。(中略)この地形を活かして大昔から農業が営まれてきた、東浦の地形と暮らしを想起させる作品。」との審査講評をいただきました。
メインテーマ「根と狭間」のストライクゾーンに入ったことが受賞のポイントではないかと思います。
自分は他にも少し視点を変えて、朝焼けの住宅街や送電鉄塔など2作品を出しましたが受賞には至りませんでした。来年も新たな視点に挑戦したいと思います。
町長挨拶と表彰の様子を他の受賞者が撮ってくれていました。
今回応募した以下の3作品のうち一つ目の作品が受賞しました。
タイトル: 根から狭間を見下ろす
撮影場所: 緒川の尾根道から
エッセイ: 6月初めの早朝、緩やかな谷筋が明るくなり始めるころ。
田には水が張られ、田植えが終わりつつあります。
山に囲まれた南向きの斜面の向こうには明徳寺川。いわゆる蔵風得水型の空間です。
これから稲が青々と育っていきます。
タイトル: 朝焼けの住宅街
撮影場所: 石浜田んぼから
エッセイ: 根の先端の丘陵地に、古い家と新しい家が建ち並んで、人々の生活の場となっています。
そして高台のてっぺんには小学校があります。東向きの斜面が朝焼けに染まる時刻に撮りました。
タイトル: 三河からの入り口
撮影場所: 平成大橋たもと
エッセイ: これを景観と見るか阻害物と見るか、見る人によって感じ方が異なることと思います。
しかし、これは紛れもなく三河から東浦へ渡るときに真っ先に飛び込んで来る、
東浦の第一印象だと思います。
地域の縁側 グリーン・ラソの夜カフェ(居酒屋)に行ってきました。もともと月一回の開催でしたが、コロナ以後は二ヶ月に一回の開催になっています。今宵は家に誰も居ないので、晩ごはんを食べにやってきました。
5時の「う・ら・ら」に乗って開店前に着いてしまったので、少し準備のお手伝い。油揚げを袋状に切って巾着うどんにしました。
座敷の方は子どもたちで大盛況。常連の日高町長さんも来ていて、皆さんと気軽にお話しをされていました。
店内では、先日作った本棚「ひと・はこ文庫」のレンタルがもう始まっていました。
蔵王に来て、やっと晴れました。快晴の樹氷原コース。最高です。
せっかく来たのだから、ロープウェイの山頂駅から地蔵岳の山頂まで登ってきました。
終日快晴で絶景の中に身を置くことができました。 有難いことです。 が、しかし。
樹氷の時期はその年によっても異なりますが、ベストは1月下旬から2月下旬頃ではないでしょうか。 今年は3月でも樹氷が残っていますが、よく見ると何か元気がなさそうです。
樹氷は、山頂付近に生えるアオモリトドマツの針葉に日本海から飛んでくる過冷却液体が凝縮結氷することによって成長します。 ところが、2013年ごろにガの幼虫が葉を食い荒らし、2016年には弱った木の内部をキクイムシが食い荒らす被害が確認されています。 樹氷の基となるアオモリトドマツの枯死が進んでいるために、立派な樹氷ができにくくなっているのです。
蔵王温泉には上湯、河原湯、下湯の3つの共同浴場があります。下湯に入っていたらタイの若い男の子達が入ってきました。こんな熱い温泉に入ったのは初めてと、飛び上がっていました。確かに下湯が一番熱いようです。
河原湯の隣には元旅館だったという日帰り温泉施設「すのこの湯 かわらや」があります。ここの自慢は、引湯掛け流しならぬ、源泉湧き溢れ。すのこの下から自噴する源泉が空気に触れる前の新鮮な状態を楽しめるのが自慢だそうです。空気で酸化されていない源泉はピリピリ感もない?そうな。
蔵王温泉は強酸性なので石鹸を使えませんが、ここは浴室とは別に温水シャワー室があって、ゆっく身体を洗うことができます。
スキーで渡る「かもしか大橋」の谷底には大露天風呂があって、冬は休業しているのですが、温泉は流れ続けています。若い頃、友人と雪の斜面を登って夜お風呂に入りに行ったことを思い出しました。
温泉分析表を見ると、pHは1.9
レモンの汁を搾ったみたいな湯、目に入ると痛いです。
盛岡から鉄道で仙台に。新幹線の連結器トラブルで、「こまち」の乗り換えを待って少し遅れて発車。ノンストップだと仙台まで40分ほどで着いてしまいます。
仙台-山形間は、今では高速バスが主流。本数も所要時間も運賃もバスの方が有利なのですが、ちょうど良い列車があったので、あえてJR仙山線で山形へ。
県境にある仙山(面白山)トンネル(5361m)は昭和12年の開通当時、清水トンネル、丹那トンネルに次いで、日本で三番目の長さでした。このためSLの煤煙を嫌って敷設当初から電化区間があり、試験的に日本初の交流電化が行われた路線でもあります。
学生時代には面白山スキー場に行くのに仙山線をよく使いました。近年になって、仙台市街地近くには多くの新駅ができています。旧宮城町役場のあった愛子(あやし)駅までは運行本数も多く、辺りはすっかり住宅街になっています。沿線は便利になった筈ですが、単線のすれ違い待ちが頻繁にあるのが煩わしく感じます。
熊ヶ根鉄橋を渡り、広瀬川に沿って山に入るにつれて雪が深くなってきました。作並駅を過ぎて、県境近くの奥新川駅に。ここは秋の芋煮会で乗降したことがあります。冬は人家はないし道路も通行困難になります。
そこからさらに列車は狭い谷間を縫って進んで行きます。両側の雪の重みで垂れた梢が車両に当たってパチパチ音を立てます。程なく宮城県仙台市と山形県山形市を隔てる面白山トンネルを抜けると面白山高原駅に停車。ここは冬は列車が唯一の交通手段となる秘境駅。近くには営業を休止中のスキー場しかありません。
急勾配を下ると、芭蕉の「岩にしみ入る蝉の声」で有名な山寺駅に停車。仙台から乗ってきた乗客の多くがここで降りました。
羽前千歳駅で奥羽本線と一緒になり、山形城のお堀端を走ると、まもなく山形駅に着きます。
山形はフルーツ王国。そして日本酒とワインの産地でもあります。ちょうどお昼時なので山形駅でちょっと一杯。路線バスで蔵王温泉に着いて、日本酒ミュージアムでまた一杯となるのでした。
安比高原スキー場へ。安比はバブル期にリクルートがリゾート開発したスキー場。その後、加森観光に売却され、現在は海外資本が入っている。
前森山の山頂から麓に掛けて扇形にダウンヒルコースが広がり、東北地方では蔵王と並ぶ規模だ。できた頃に行ったことがあるが、今回行くのは三十数年ぶり。名古屋からも早朝のFDAのフライトで行けば効率的に滑ってくることができそうだ。
天気は相変わらずで、2日目になっても雪時々晴れ間がのぞく程度。山の上の方に行くと雪質はまあまあ。非圧雪のコースが多くて楽しい。
この雪雲が太平洋岸まで行って雨に変わり、大船渡の山林火災を鎮火に向かわせたのだろう。
泊まったのは熟年夫婦が営んでいるペンション。知人がFBで絶讃していたのを見て決めたのだが当りだった。夕食は毎日変わる魚も肉も入るフルコース。もう若くないので量は多すぎるくらい。
たまたまご一緒した常連の方とワインのボトルをシェアして夕食時の話が弾んだ。居心地も良くてとてもお値打ちだった。
3月上旬、岩手県の夏油(げとう)高原スキー場に行きました。もともとは1993年に開発された割と新しいスキー場です。兎森山の斜面に広がるオフゲレンデや新雪をウリにしています。
ちょうど大雪の予報が出て新雪が降り続いているのですが、重湿雪、おまけに視界不良でとても滑りにくかったです。でも、寒くないのが救いでした。
空いていましたが、外国人比率、ボーダー比率が高かったです。
このあと、安比に向かいます。途中、私の好きな湯田ダムに寄りました。北上川の支流、和賀川に建設された堤高89.5メートルの重力式アーチダム。かっこいいです。貫禄あります。6門ある非常用洪水吐にはスキージャンプ式の減勢工が採用されています。
3月上旬、奥羽山脈の上を飛んでいます。遠くに見える真っ白な山は鳥海山です。
次に見えたのは翌日行くつもりにしているスキー場です。雪を頂いた岩手山や早池峰山も近くに見えてきます。
レンタカーを借りて花巻の台温泉に行きました。木造4階建てに興味があったのですが予約が取れず・・・こじんまりとした旅館に泊まることに。
お世話になったのはこちらの宿。
古びた宿ですが、食事は懐かしいお膳で部屋食、秋に採れた松茸の土瓶蒸しも出て満足、温泉はもちろん本物、朝起きたらご主人が車を雪掻きしてくれてありました。これで、暖房費、税込みで8000円、さすが愛すべき東北の温泉宿です。
ついでに、ドライブがてら花巻近くの宮沢賢治、高村光太郎などにゆかりの気になるスポットや、岩手の地酒・地ワインを売ってる店に立ち寄ってみました。
名の知れたスキー場でも行ったことのないのはあるものです。日本一と言われる46°の急斜面がある木島平に行ってみようかと思いましたが、そこはリフトが動いていないようです。2月末に戸狩温泉スキー場に行ってみました。
近くにJR飯山線の駅もある伝統あるスキー場です。里に近いのでとても牧歌的、下の方は緩斜面でのんびりゆったりした感じです。
でも、結構広くて奥が深く、複雑な地形に合わせてつくられた多彩な斜面があって、上の方は山岳コースの趣があります。
千曲川を挟んで向かい側に見えるのは、野沢温泉スキー場です。
夜は野沢温泉のフードコートで晩ごはん。客はほとんど海外から来たスキーヤー、ボーダーです。家族連れも多いです。
一人でスキーをするのはそれなりに寂しいものです。翌日は野沢でスキークラブの皆さんと合流してワイワイガヤガヤと滑りました。
今年は、すごく積雪が多いです。
ふつうは手の届かない案内標識が撮影スポットになっています。シールもペタペタ貼られて、ネットで話題になるとこうなっちゃうんですね。
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