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« 南魚沼から上越国境の旅・・・坂戸山の眺望 | トップページ | 恩師の追悼で仙台へ »

2025/05/09

南魚沼から上越国境の旅・・・土合駅で途中下車、天神平の眺望がすごかった!

帰りは、上越線の各駅停車で”国境の長いトンネル”を越えて水上方面へ。

越後湯沢駅を出ると前方に山が迫ってくる。越後中里駅を過ぎると上下線は別ルートとなり、上り線は松川ループトンネルに入って標高を稼ぐ、土樽駅を出発するとすぐに清水トンネルに入る。
清水トンネルは上越国境の谷川岳の山腹を貫く長さ9,702mのトンネル。1931年(昭和6年)の完成当時、東洋一の長大トンネルだった。
清水トンネルを抜けるとすぐに土合駅。土合駅を出ると湯桧曽ループに入って湯桧曽駅に向かって回りながら降りていく。湯桧曽駅から再び上下線が一緒になる。ループは、トンネル坑口の標高をできるだけ高くし峠越えのトンネル延長を短くするための当時の工夫だった。

上越線複線化に伴い、1967年(昭和42年)に完成した下り線用の新清水トンネル(13,490m)では、湯桧曽駅手前からいきなりトンネルに入り、ループ線を採用していない。なので、土合駅の地点では上り線の81m地下を通っている。
新清水トンネル内にある土合駅の下りホームまで行くには486段もの階段を降りなければならない「日本一のモグラ駅」となっている。

実際に行ってみると、東京からモグラ駅に到着した登山者がこの階段でバテるというジョークがわかる気がする。

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越後湯沢を出ると眼前に山が迫ってきます。

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清水トンネルを抜けて、群馬県、土合駅の上り線ホームです。
ここで途中下車。

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下り線ホームへの連絡通路。国道291号と湯桧曽川を渡り、地底に潜ります。
子猿が檻の中を眺めています。

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新清水トンネルへの斜坑の入口。
どこまで続いているのか先がよくわかりません。

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新清水トンネル内にある土合駅の下り線ホーム。

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斜坑の階段を下から見るとこんな感じ。

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土合の駅舎。

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上り線、清水トンネルの群馬県側出口。

 

天気がとても良いので、土合で途中下車、天神平に行ってきた。
上に登ったら、快晴、無風、圧巻の360°パノラマがすごかった!

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目の前に谷川岳のピーク。歩いて行っちゃいたい気分ですが・・・

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谷川岳は、トマノ耳(1963m)とオキノ耳(1977m)の双耳峰。右側面に、
遭難者世界一の「魔の山」で知られる一ノ倉沢があります。
中央の鞍部が清水峠。上州と越後を結ぶ古道ですが、いまは道なき幻の国道。
上越国境には、谷川連峰の下に、上越線、上越新幹線、関越自動車道が、
そして少し西の三国峠に国道17号が通っています。

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奥利根方面を見たところ。
中央の雪のない三角の突起は、尾瀬の至仏山(2228m)。その向こうは福島県。

 

雲一つない快晴。
武尊山~奥利根の山々~谷川連峰までのパノラマ。

谷川岳から関東方面のパノラマ。
榛名山、赤城山、武尊山など群馬の山も見えます。

 

土合駅から再び上り電車に乗る。水上で高崎行きに乗り換え、来た方向を振り返る。
谷川連峰ともお別れです。

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