八幡平一帯は温泉の宝庫
八幡平一帯は温泉の宝庫でもあります。
東北地方の温泉としては最高所にある藤七温泉に泊まりました。標高1400mにあるので朝方は道路が凍ります。
温泉の湧く地獄地帯に点々と野天風呂がつくってあります。遮るものはなく抜群の開放感。お湯は硫黄でドボドボ、地面からぬくもり、ぷくぷく湧いてくる泡に包まれてちょっと不思議な感覚です。
蒸ノ湯温泉も標高1100mの高所にあります。こちらは山の湯宿にしては天井の高いしっかりした建物。すぐ前の沢で温泉が噴き出しています。
他にも、後生掛温泉、少し離れて玉川温泉など有名な温泉地がいっぱいあります。
後生掛温泉も地獄地帯につくられた一軒宿。自然研究路を一周してくると泥火山など珍しい温泉現象を見ることができます。
玉川温泉は、地熱パワーの迫力を感じる所。硫黄のガスが噴き出す噴気孔や温泉の湧出があちこちにあります。
中でも大噴(おおぶけ)は、98℃、pH1.2の強酸性の熱湯が毎分8400㍑吹き出す源泉。ここから大量の湯が川になって流れ出ています。強酸の主成分は塩酸。玉川温泉ではこの熱湯を水で薄めないよう熱交換器を通して温度を下げ、大浴場へ引き込んでいます。
浴場では源泉100%はキツいので、水で割って50%にした浴槽もあります。さすが強酸性なので、湯船に入ると皮膚のあちこちがチクチク痛痒くなってきます。
玉川温泉は、地熱を持つ岩盤の上にゴザを敷いて身体を温める岩盤浴でも有名です。この付近で産出する北投石はラジウムを含んでいて放射線の効果もあると言われます。
東北地方の温泉地の湯治宿には、旅館部と湯治部があって、長期にわたり自炊をしながら滞在する湯治客もいます。

これが大噴(おおぶけ)。
深くて青い穴から、98℃、pH1.2の強酸性の熱湯が毎分8400㍑吹き出しています。
日本一の酸性度と湧出量です。強酸の主成分は塩酸。
ここから大量の湯が川になって流れ出ています。
ババヘラアイス、バラ盛りカップ・・・あちこちで見慣れぬアイスを見かけます。玉川温泉の売店にも置いてありました。
秋田名物だそうです。
春の新緑、芽吹き、開花が素朴で美しいです。
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