伝承のぬくもりと手間
近所の踏切の傍らに地蔵尊の祠があって、(地蔵盆というべきか)毎年この時期にちょっとしたお祭りがある。祭りといっても地域住民が寄付をもっていってかわりにお菓子をもらってくる程度だが。
なのできょうは朝から地域の人が順番に番をして、夕方に僧侶が経を唱えることになっている。
どこにでもありそうな当たり前に続いてきた習慣。これが昔から繰り返されてきたのだが、ほとんどの人はこの祠の由来を知らない。講の規約も正確な名簿もないので金融機関に預けたお金を引き出すのも困難になってきた。比較的新しく引っ越してきた家庭にも所以がよくわからないまま当番が回ってくる。
そろそろ、お仕舞にしてはどうかとの意見もある一方で、長く続いてきた伝統なのでできる限り存続したいとの意見もあるようだ。
秋になったら、地域の人たちに呼び掛けて話し合いをしようということになった。




















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