サイエンス・テクノロジー

2017/03/18

「サイエンス講座」「まちを元気にするセミナー」を開催

午後から、文化センターの視聴覚室では、「サイエンス講座 高齢者を対象とした くすりの正しい飲み方・使い方」を開催しました。関心のある方が多いのに加えて、ちょうどお隣で絵画展と書道展をやっていたので、そちらのお客さんも講座に参加してくれたせいで、ほぼ満席。
名城大学薬学部の野田幸裕教授、吉見陽助教と学生の皆さんが、薬の服用のタイミング、飲食物との相互作用、指示通り飲みきること、お薬手帳の重要性などに関する講義と簡単な実験を行いました。実験では、鉄剤(貧血の薬)を緑茶と混ぜると、鉄イオンとタンニンが反応してどす黒くなってしまう現象を観察するなどしました。薬の中にはお茶の成分と化学反応をして薬効が無くなってしまうものもあるので、水かぬるま湯で飲むようにすべきとのことでした。

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となりの部屋で開催されていた絵画展と書道展の様子です。

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緒川コミュニティセンターでは、「まちを元気にするセミナーVol.3」を開催。グループでディスカッションしながら仮想の企画をつくるワークショップをしました。テーマは「町制70周年記念にどんなことをしたいか」。
最後に2つのグループによる発表があり、①みんなで食事をつくってみんなで食べることのできる居場所、②町内の数ヵ所で音楽イベントを行いそれを「う・ら・ら」バスでつなぐ のプランが出ました。反省では、「とにかく考えてみるもんだ」「人それぞれいろんな考えがあるもんだ」「合意形成がポイント」「枝葉より幹となる考えを出すこと」などの感想が出ていました。

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2017/03/13

サイエンス講座「くすりの正しい飲み方・使い方」 のご案内

生活や身のまわりでみられる科学とその仕組みについて学ぶシリーズ講座です。
各分野の研究者・専門家により語られる研究成果をじかに学びませんか?

今度のサイエンス講座は、「高齢者を対象としたくすりの正しい飲み方・使い方」をテーマにとりあげます。

 3月18日(土) 13時半~15時 文化センターにて。

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2017/02/13

根拠ある施策のために

教育経済学者の中室牧子 慶応大学准教授が書いた『「学力」の経済学』という本を読みました。一年前に買った本を一時読みかけにしていたものを再読しました。

なかなかキャッチーな見出しがついています。
 第1章 他人の成功体験はわが子にも活かせるのか?
 第2章 子どもをご褒美で釣ってはいけないのか?
 第3章 勉強は本当にそんなに大切なのか?
 第4章 少人数学級には効果があるのか?
 第5章 いい先生とはどんな先生なのか?

著者によれば、大方の教育評論家の主張では、
 ご褒美で釣っては“いけない”
 ほめて育てた方が“よい”
 ゲームをすると“暴力的になる”

といったものですが、著者が統計データから根拠をもって出せる結論は正反対のものだそうです。
もちろん、ある条件下で得られたデータだとは思いますが、感覚やムードではなく根拠に基づいた科学的な議論が必要なことは間違いありません。

著者は、「経済学がデータを用いて明らかにしている教育や子育てに関する発見は、教育評論家や子育て専門家の指南やノウハウよりも、よっぽど価値がある。むしろ知っておかないともったいない。」と言います。

私も、常々、学校の先生などに申し上げていることですが、日本の教育では、つめこみ教育の反省に始まり、視聴覚教育・ゆとり教育・総合学習・学力テスト・ITC教育・英語教育・道徳教育・アクティブラーニングなど、トレンドに乗って次々と新しい科目や手法が導入されているにもかかわらず、その教育の効果を評価した結果を聞いたことがありません。これらの教育が思いつきで行われ、その後の評価が行われていないとすれば、恐ろしいことです。

たとえば、第4章に出てきますが、日本では「少人数学級」は望ましい施策とされています。しかしながら、アメリカで行われた調査では40人から35人のように1学級あたり生徒を5人減少させるような投資は効果がないとの結果が出ています。また、横浜市を対象に行った調査でも、少人数学級の効果は小学校の国語において若干確認されたものの、他の教科や中学生には効果が見られませんでした。
このように、巨額の財政赤字を抱えている日本において、「少人数学級になるときめ細かい指導ができる」などという根拠のない期待や思い込みで、財政支出を行うのは極めて危険!と結論付けています。そもそも財政難であるなしにかかわらず、効果不明の施策を続けること自体が問題です。今後は、効果測定による科学的な根拠に基づいた教育政策の議論が不可欠だと思います。

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教育に限らず、行政の施策には科学的な根拠が希薄なものが見受けられます。健康・医療の分野についても同様ではないでしょうか。

以下は、エビデンスに基づく施策決定に関連する記事です。

 「原因と結果の経済学」・・・因果関係と相関関係 (ダイヤモンドオンライン)
 →http://diamond.jp/articles/-/117464

 科学的根拠に基づくがん検診 推進のページ (国立がん研究センター)
 →http://canscreen.ncc.go.jp/

 医療政策学×医療経済学 (津川友介)
 →https://healthpolicyhealthecon.com/
 

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2016/12/25

空気が乾燥するシーズンです。火災にはくれぐれも注意を!

町内で建物火災があり、大変残念なことに1人の方が亡くなりました。高齢の男性が2階の自室で煙にまかれてしまったようです。延焼はありませんでした。

これで、今年の東浦町の火災発生による消防出動は、建物火災9件(前年+1件)、車両火災2件(前年同)、その他火災11件(前年-1件)、合計22件(前年同)となりました。死傷者は、死亡1名、軽傷1名でした。

消防の救助出動件数は、交通事故、建物内事故、水難事故、火災などで、出動25件(前年-9件)のうち、実際に救助活動を行ったのは12件(昨年-1件)で、水難で2名が死亡(うち1件は刈谷市で発生)しています。

町内の救急車の出場は、急病1272件(前年同)、交通事故184件(+41件)、その他423件(+14件)、合計1879件(+55件)でした。

 

先日、糸魚川で大火があったところです。日本海側では、富山や鳥取など、フェーン現象が原因とされる大火がしばしば発生しています。
フェーン現象というと、夏に山形や旭川などの盆地で記録的な猛暑を起こしたりもします。

フェーン現象とはどのようなものなのでしょうか。

水蒸気を含む空気が山を越えた後に、暖かくて乾いた下降気流となってその付近の気温が上昇する現象のことをフェーン現象と言います。
名前の由来は、スイスのアルプス山中で吹く局地風(Föhn)から来ています。
空気が斜面に沿って山を上昇するときには、断熱膨張(熱の出入りない状態で気体が膨張すると、注射器の先を詰めてピストンを引っ張った時のように内部の気体の温度が下がる過程)によって気温が下がります。この時に空気が湿っていると、空気中の水蒸気が気温低下のために飽和状態となり水滴となって雨(または雪)を降らせます。水蒸気が水滴となるときには凝縮熱(気化熱の逆)を発生するので、その分、気温低下は抑えられます。
その空気が山を越え、今度は山を下降するときには、断熱収縮(熱の出入りない状態で気体が収縮すると、注射器の先を詰めてピストンを押した時のように内部の気体の温度が上がる過程)によって、断熱膨張の時とは逆に気温が上がります。
この一連のプロセスで、湿った空気が、山を上昇する前よりも乾いた高温の空気となって、山を越えた平地に吹き降りることになります。

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2016/11/18

画期的ながんの治療法の開発が進んでいるそうです。

効果が高く、副作用がなく、低コストの画期的ながんの治療法の開発が進んでいるそうです。
この記事、素人にもわかりやすくて面白いです。

             ↓

近赤外線でがん細胞が1日で消滅、転移したがんも治す ――米国立がん研究所(NCI)の日本人研究者が開発した驚きの治療とは

 

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2016/10/20

ぼくらのランドマークだった『依佐美の鉄塔』

今年、2月頃に依佐美の鉄塔と送信所があったところに立ち寄る機会があった。旧日本軍の送信所を経て1994年(平成6年)まで在日米軍の対潜水艦通信施設として使われていた所だ。冷戦時代には、ここにも核ミサイルの照準が付けられていると言われていた。
送信所の建物は現在、刈谷市の記念館としてリニューアルされている。内部には送信所の歴史や現存する機械類の展示がされている。昔の装置なので、当然アナログだし、デカい。超長波を発信するのにモーターと発電機を使うのも、いかにも時代を感じる。

依佐美送信所について詳しくは、以下の関連サイトを参照。
 ・依佐美送信所公式サイト
 ・依佐美送信所記念館・・・
 ・依佐美送信所Wikipedia

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8本あったアンテナを張るための鉄塔は、基部を残して上部を切断されたものが一基のみ残されている。

かつて、高さ250m×8本の鉄塔群は壮観で、この辺りのランドマークだった。当然、平らな三河の台地を車で走っているときの目印にもなったし、新幹線で帰省するときには、新安城駅を通過するまでもなく故郷に帰ってきた目印になったものだ。
夜になれば、衣浦湾越しに、にぎやかな赤色の航空障害灯の点滅が見えるのが東浦の夜景の定番だった。

下の写真は、平成8年頃、鉄塔の解体が始まると聞いて、現地を見に行った時のものだ。

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2016/09/25

イベントの秋。芸術の秋。学びの秋。

今週末は、シルバーフェスタ以外にもたくさんのイベントに行ってきました。

春分の日の夕方は、虫供養が終わってから、中部国際空港 セントレアホールで開催中の『ボーイング100周年記念展』に行ってきました。
どうやって空に羽ばたくか、虫や鳥を模した小さなロボット開発、音速の壁を越えるには、スペースデブリへの対策、宇宙エレベータなどなど、体験型の展示があってなかなか面白いです。
自分で胴体や翼などを選択して設計した実験機でエアレースをするシミュレーターには家族一同熱くなってちょっと真剣に・・・。
ボーイング展は、10月8日までの開催です。

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土曜日は、片葩小学校で、『片葩っ子まつり』がありました。
昔でいう学芸会と文化祭が合体したような行事です。スクールパートナー(学生ボランティア)の皆さんが舞台発表の裏方さんを務めてくれました。各クラスのテーマパーク(アトラクション・展示)はちょうどお昼休み。それぞれネーミングに凝ってて「カモ~ン!家紋ペイント」なんてのもありました。

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9月25日に終了の『ポンペイ展』を駆け込みで見に名古屋市博物館へ。
西暦79年、8月24日から25日にかけて、人口2万人の都市が、(一説によると)5回もの火砕流の末に、5mもの火山灰の下に封印されました。発掘されたのは18世紀になってから。建物の壁には、現代でも見劣りしない色彩鮮やかな絵が描かれていました。

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こちらも翌日終了の『ジブリの立体建物展』in 豊田市美術館。御器所から鶴舞線・豊田線で行ったおかげで、ほとんど待たずにスムーズに見てくることができました。
館内は、熱心に見入る家族連れや若いカップルでいっぱい。すごい人気です。最初はすいてたそうですが、終盤になるにつれて、道路は渋滞、駐車場は2時間待ちが当たり前みたいになったそうです。
個人的には、「絵」よりももう少し「構造」「建物」が全面に出るのを期待してました。

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日曜日の午前は、大府市の『健康・福祉フェア』にお招きをいただき、ご挨拶とテープカットをさせていただきました。
大府の石ヶ瀬会館周辺には、石ヶ瀬会館の他に保健センター、発達支援センターおひさま、あけび苑、ひだまり、ふれ愛サポートセンタースピカなど、健康・福祉関連の施設が集まっていて、これら施設をつなぐ形でたくさんのブースが出ています。

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三丁公園焼きそば会議』には、子どもたちも合わせて30人ほどが参加。
公園の草取りと掃除⇒これまでの経緯と取り組み報告⇒焼きそばを囲んで懇親⇒これから予定との夢を語る こんな流れで、和気あいあいと初会合を終了。
オマケで、10月29日(土)10時~12時に予定されている、プレ青空“おだい市&東浦セミナー”(スラックラインデモ、メディアスくん体操、パークヨガ、アクロヨガデモ、連凧揚げ・・・)の紹介もありました。

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片葩小学校で行われた『スクールパートナー(学校支援学生ボランティア)研修会』に教育長とともに出席。研修会では、グループに分かれてスクールパートナーで学んだことの振り返りと発表、中村前校長先生のミニ講演などを行いました。みんな堂々、嬉々として自分の考えを伝える様子を見て、集まっている学生の教育への熱意・意識の高さを感じました。
私も一言お話しする機会をいただきましたので、若い教員&教員の玉子の皆さんに、町立学校と町行政との関係、学校教育に関する自分の公約とこれまでの取り組み、学校教育と皆さんに期待することなどを手短かにお話しさせていただきました。

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お彼岸で、幼馴染が帰省したので、いっしょに名古屋港で開催されている『アッセンブリッジ・ナゴヤ2016』に行きました。野外で良質な音楽を聴きながらワインとつまみで一杯。過ごしやすい季節になってきましたね。
これら一連の“クラシック音楽が港まちに飛び出すイベント”は、東浦出身の声楽家 中村ゆかりさんの企画です。

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2016/08/26

ボーイング100周年記念展 in Centrair のご案内

いま、中部国際空港セントレアホール(ターミナルビルの隣の建物)で、航空宇宙科学の最先端を体験しよう!と銘打って「ボーイング100周年企画展」を開催中。

ボーイング社は、世界最大の航空宇宙機器メーカー。ウィリアム・E・ボーイングとアメリカ合衆国海軍技師ジョージ・コンラッド・ウエスターバレットによって、1916年7月15日にワシントン州シアトルで設立されてから、ちょうど100年になります。

開催は、10月8日(土)までです。

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2016/07/09

サイエンス講座第2回「身近な気象の話」 のご案内

生活や身の回りにある科学の現象やその仕組みについて専門家をお招きしてわかりやすく学ぶサイエンス講座のご案内です。

28年度の第2回は、「身近な気象の話」と題して、
 なぜ四季の変化が起こるのか?
 どのような時に大雨になるのか?
 気象観測体制はどうなっているのか?
身近な気象について簡単な実験やクイズを交えて学びます。

日時: 7月23日(土) 13時半~15時
場所: 文化センター
講師: 気象予報士 伊藤荒人さん

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2016/06/24

自動運転社会の到来は意外と近いかも・・・

今週、幸田町で行われた自動運転車のデモの様子です。企業・大学・自治体が提携して、市街地を使った自動運転車の実証実験が進んでいます。

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あらかじめ、グーグルカーみたいな車両(外はカメラやセンサー、中はコンピュータが詰まっています。)を使い周囲のスキャンデータを取って、高精度3次元マップを作ります。
自動運転車(写真の白い車が試験機)は、そのマップに沿って自分の位置や目標物を確認しながらクルーズします。道路のないところはドローンでマップを作ります。

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高精度な3次元マップが、信号や路側などの目標物を瞬時に捕捉することを可能にしています。道路の下にガイドを埋め込む必要はありません。
ひょっとして、人工知能の開発が進めば、カーナビ並みの粗い地図さえ?あれば、自律運転が可能になるかもしれません。将来的には、車を運転しない高齢者や過疎地の公共交通を代替する?手段に発展するかもしれません。

また、全国の3次元マップや3次元GIS?がつくられるようになれば、行政やインフラ産業など、さまざまな分野での利用が考えられます。

自動運転社会の到来は意外と近いかもしれません。オートマもABSも気に入らない(Fun to Drive派の)自分としては一抹の悲しさが・・・あります。

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