学問・資格

2018/06/17

講演を聴きに名古屋へ行ったついでに。

午前中、日本福祉大学文化講演会にお招きをいただいたので、聴きに行きました。会場は栄のホテル。慶応義塾大学総合政策学部准教授 中室牧子さんの「教育に科学的根拠を」と題した講演です。中室さんのご専門は教育経済学で、ベストセラーになった“「学力」の経済学”や“「原因と結果」の経済学”で有名です。2冊とも読みましたが、そのときはタイトルを凌駕するような感銘を受けませんでした。しかし、きょうの講演はとてもエキサイティングでした。聴きに行って良かったのにんまりしながら、会場を後にしました。講演の内容は後ほどレポートしたいと思います。

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さて、せっかく休みの日に栄まで出てきたので、朝食兼昼食をとった後に三越で開催中の北斎展と名古屋市美術館で開催中のモネ展へ。去年名古屋飛ばしがあったブリューゲル展が豊田市美術館で開かれていますが、ちょっと遠いので徒歩圏内を攻めることにしました。

北斎は当時としては大変な長寿で、90歳で亡くなるまで、93度転居したとか、68歳で中風を自ら製薬して治したとか、53歳と58歳の時には名古屋に滞在、85歳と86歳の時には小布施に逗留したとか、安永8年(1779年)20歳の時に版画で勝川春朗と名乗ってから、嘉永元年(1848年)98歳の時に絵手本で無年八右衛門と名乗るまで36もの名前を持っていたとか、実にタフで自由奔放な感じがします。「北斎」のつく名前を名乗っていたのは39歳から50歳の間で、文化2年(1805年)46歳の時の読本の中に葛飾北斎という名が使われているそうです。代表作として富嶽三十六景や東海道五十三次が知られていますが、妖怪や忠臣蔵を絵本や景勝地の紹介、百人一首の絵解きを手がけたり、作品に洒落や宣伝を仕込んだり、西洋の銅版画に学んだり、単なる絵師以上にクリエーターとしての才能を発揮しています。
富嶽三十六景の中に、桶の向こうに富士の見える絵がありますが、「尾州不二見原」と言われる作品で、現在の名古屋市中区あたりから見た富士との解説がありました。
でも、たしか名古屋市内からは富士山は見えなかったはずだとか、静岡側から見たと思われる富士山の土手っ腹に宝永年間(1707年)の噴火でできたはずの宝永山が描かれてないとか・・・絵心とは脱線したところで私的な突っ込みを入れてしまいました。

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モネ展は、なかなか絵に近づけないくらい大勢の人で賑わっていました。モネ以外に、モネの影響を受けた画家の作品や睡蓮をモチーフにした作品も展示されていて、結構腹一杯になりました。美術館、科学館界隈は家族連れだけでなく若いカップルが多かったです。

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こちらは、星が丘テラスのアンブレラフラワー。傘のディスプレイが絵になります。7月末までの期間限定のちょっとした工夫ですが、これだけのことで異空間ができあがります。ちょうど梅雨時。今日は曇り時々晴れですが雨の日にはどんな感じになるのでしょうか。
週明けから傘の模様替えをするそうです。


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2018/04/12

総会のシーズンです。うのはな館ではふるさとガイド協会、文化センターでは更生保護女性会。

新年度に入って各種団体の総会が続いています。一昨日はふるさとガイド協会と更生保護女性会、昨日は石浜老人クラブの総会に出席しました。

 

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ふるさとガイド協会は、発足10周年の比較的新しいボランティア団体です。町の補助金は交付しておらず、会員約40名の会費と社会福祉協議会からの若干の助成金、ふるさと散歩の参加費、オリジナル絵葉書の販売代金などを活動資金として、例年20回のオーダーメイドのふるさとガイド(約2000名参加)、例年8回の定期ふるさと散歩(約300名参加)の他にも、市民向け歴史講座、小中学校での地域学習支援、文化財消防訓練や清掃活動への参加、郷土の歴史や文化に関する出版物の発行、そして今年度は観光協会と協力して「東浦おだいちゃん検定」まで敢行してしまう、とてもアクティブな団体なのです。
私は、日頃の活動への感謝と、新たなメンバーの参加を積極的に募って世代を通じて持続的に活動を発展されることを祈念して、10周年の祝辞を述べさせていただきました。4月・5月のふるさと散歩のスケジュールをいただきましたので添えておきます。

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ふるさとガイド協会の総会が開かれた郷土資料館(うのはな館)では、今、天白遺跡の出土品の復元作業が続けられています。膨大な出土品の中から、同じエリアで出土した土器の破片を一つ一つ照合して、(セメダインCで)接着していきます。ジグゾーパズルよりはるかに大変な、気の遠くなるような作業です。

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乾坤院の火災で焼失した堅雄堂の1/10模型と、屋根の宝珠瓦の復元が完成しました。宝珠瓦は、現場に残っていた瓦の破片に、質感の似た樹脂を接合して元の形に復元したものです。建物の模型に約450万円、宝珠瓦の復元に約90万円を要しました。

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更生保護女性会の総会では、会の活動の一つである「フイルムフォーラム」がきっかけとなって、会長さんたちが中心となり地域のボランティアで立ち上げたこども食堂「はるたま」の活動報告がありました。私も、更生保護女性会の広報紙の祝文の中で、会の活動から派生した新しい取り組みについて少しだけ触れさせていただきました。

            皆さんの多様な活動に期待

 更生保護女性会の活動は、犯罪を犯した人の更生と社会復帰、青少年の健全育成、子育ての支援を3つの柱としています。この中で、会の名称の由来ともなっている罪を犯した人の更生と社会復帰は、取り組みが難しく一般の人にもイメージしにくい分野です。
 非行防止と青少年健全育成町民大会では、北九州市でガソリンスタンドを経営する傍ら、不登校、少年院刑務所出身者や保護観察中の少年少女たちなど、20年間で130人もの若者を積極的に雇用し、社会復帰を支え続けていらっしゃる野口石油社長の野口義弘さんの講演がありました。野口さんは、「信じ続ければ応えてくれる」と題して、協力雇用主の苦労と遣り甲斐について熱く語って下さいました。わかり易いお話しで活動の一端を知ることができました。更生と社会復帰の実践は容易ではありませんが、今後の更生保護活動の方向性として、協力雇用主を増やす働きかけも考えられるのではないでしょうか。
 一方、青少年や子どもに対する取り組みとして、「いきいきファミリーフェスタ」や「フィルムフォーラム」などの活動もあります。また昨年は、石浜地区で「子ども食堂 はるたま」、新田地区で「みんなのいえ」がオープンしました。これは、更生保護女性会の活動ではありませんが、会のメンバーが少なからず関わっています。更生保護女性会は、活躍する人材の宝庫でもあります。
 こうした青少年や子どもたちを温かく包み込むような活動がまち全体に広がり、地域の中で、子どもたちが健全に育っていくことを心から願っています。
 今後とも、更生保護女性会の皆さんの活動に期待します。

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2018/04/09

第10回 高等研究院レクチャー開催のご案内

以下の案内をいただきました。宇宙線物理学が考古学の謎に挑戦します。

 
この度、名古屋大学高等研究院では、
高等研究院レクチャーを下記のとおり開催いたします。

お誘い合わせの上、ぜひお越しください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
(入場無料 申込不要)

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     第10回高等研究院レクチャー
  ~クフ王のピラミッドと素粒子物理学~
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■日時: 平成30年4月18日(水)13:30~16:30

■場所: 名古屋大学(東山キャンパス)
      理学南館 坂田・平田ホール
     (地下鉄名城線「名古屋大学」駅下車 2番出口より徒歩5分)
      http://www.nagoya-u.ac.jp/access-map/index.html
      ※駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。

■参加費: 無料

■参加申込: 不要

■講演内容:

 ・森島 邦博(名古屋大学高等研究院特任助教)
 「宇宙線イメージングによるクフ王のピラミッド内部における新空間の発見」   

 ・河江 肖剰(名古屋大学大学院文学研究科附属
         人類文化遺産テクスト学研究センター共同研究員)
 「オープンイノベーションによるピラミッド群3次元調査」

  ※詳しくは、下記のHPをご覧ください。
  http://www.iar.nagoya-u.ac.jp/iarlecture.php

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<高等研究院レクチャーとは>
高等研究院レクチャーは、学内教員・大学院生を対象とする高等研究院の最も重要な学術講義です。学内外の特に優れた研究を採り上げ、学外にも公開します。
 

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2018/03/23

名古屋大学環境学研究科 広報誌「環 KWAN」に 対談が載りました。

名古屋大学大学院環境学研究科の広報誌「環」の最新号(2018年3月号)がリリースされています。
巻頭の「エコラボトーク」には、東浦町自然環境学習の森 保・全育成の会の木村滋会長と私と、名古屋大学の加藤博和教授と高野雅夫教授との鼎談が掲載されています。「大学は、持続可能な地域づくりにどうかかわるか。」とのテーマで言葉を交わす有意義な機会をいただきました。

 →http://www.env.nagoya-u.ac.jp/kwan/

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広報誌「環」は、
・自在なテーマで対談「エコラボトーク」、
・共通のテーマで3専攻の教員が執筆する「環境学の未来予測」、
・環境学研究科ならではの授業を紹介する「授業拝見!」
などで構成されています。
異なる分野の研究者が出会い、ちがった視点で議論しながら、
一つのテーマにアプローチする。毎号、そんな誌面をめざしているそうです。
バックナンバーもあります。ぜひご覧ください。

 →http://www.env.nagoya-u.ac.jp/kwan/pdf/kwan034.pdf
 

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2018/01/15

天白遺跡見学会

1月13日に、天白遺跡の見学会を開催しました。たくさんの見学者が集まり、古い歴史を語る遺跡発掘への関心の強さを感じました。河合県会議員、伊藤衆議院議員も興味津々で見学されていました。伊藤衆議院議員は「今、1800年前の地面の上に立ってるんですね。」と興奮気味のようすでした。

天白遺跡も海岸段丘の上にありますが、ここから少し南に行ったところのやはり段丘面上にある入海貝塚では7000年前の縄文時代の生活の跡が見つかっています。天白遺跡では、主に弥生時代中期(1世紀)、弥生時代後期から古墳時代前期(2世紀~4世紀前半)、古墳時代中期~後期(5世紀~6世紀)、鎌倉時代(12世紀~13世紀)の幅広い時代の暮らしのあとが残されています。ここでは、多くの土器や矢尻のような石器と竪穴式住居の跡(柱の穴や煮炊きの跡)が見つかりました。ほかにも、人骨が一体、勾玉が一つ出土しています。昔から人が住んでいたようです。建物の跡は70軒ほどで、かなり大規模な集落です。現在周囲に建っている民家やお寺の下にも遺跡が埋まっているかもしれません。
「これだけの集落があるのに墓が見つかっていないのは、昔の墓の上にお寺を建てたのではないだろうか?」と面白い想像(仮説?)を巡らす人もいました。

この地区は住宅地に囲まれた農地で、以前にも簡易な調査をしたことがあり、遺跡が埋まっていることが知られていました。その後、土地区画整理事業(宅地造成)の計画が持ち上がり、区画整理組合の地権者による原因者負担で遺跡の発掘調査が行われてきました。
発掘作業はほぼ終了し、記録に残して、発掘跡には土が被せられます。これから区画整理のための造成が始まると、遺跡の大部分は削り取られることになります。

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ドローンで空撮した天白遺跡です。土地区画整理予定地のほぼ全体から出土しています。知多半島では最大規模の遺跡だそうです。
上の写真の発掘された部分は現在土で覆われ、下方の未発掘の部分が今回発掘した部分です。
下の写真は、今回発掘した部分を拡大したものです。

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2018/01/12

名古屋大学大学院環境学研究科の広報誌「環 KWAN」の取材を受けました。

東浦町は名古屋大学大学院環境学研究科連携・協力協定を締結 しています。元々は、平成12年のコミュニティバス事業の立ち上げ時に加藤博和先生からアドバイスをいただいたのがご縁で、平成26年に環境学研究科と連携・協力協定を締結し、現在は、持続的共発展教育研究センターが窓口となって、地域公共交通、里山保全、地方創生、行政評価外部評価、健康施策の評価などで、連携活動を進めています。

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今日は、環境学研究科の広報誌「環 KWAN」の取材で、高野雅夫教授と加藤博和教授が東浦町役場にお越しになり、東浦からは自然環境学習の森 保全・育成の会の木村滋会長と私が参加し、インタビュー形式の対談をしました。木村さんは竹灯篭の会のメンバーとして、竹の伐採、草刈り、竹灯篭の作製とイベントでのディスプレイなど、里山を楽しく使う活動をされています。私も自然環境学習の森の保全活動に立ち上げ時から関わってきました。
対談の中で、高野先生が、「名古屋大学のコンサルティングファームの仕事は『現場と一緒になって悩む』ことだ。研究とは専門分野で悩むこと。我々は悩むプロだ。」とおっしゃっていました。我々も、どこの自治体でも当てはまるような、お決まりの調査や計画書をつくってくれるコンサルは不要で、悩みながら一緒に試行錯誤をしてくれる専門家集団を必要としています。また、名古屋大学の広範で多様な資源に大いに期待しています。

今日の対談は、「環 KWAN」34号(2018年3月)の記事になるそうです。リリースを楽しみにしています。

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2017/12/04

在宅医療・介護連携 多職種研修会・・・名古屋大学学長補佐 水野教授の講演

11月30日夜、東浦町の在宅医療・介護連携 多職種研修会で、「在宅医療介護連携における現状と今後の方向性について ~医療介護連携の課題の共有とICT活用~」と題して、
名古屋大学 総長補佐 医学部教授の水野正明さんに講演をお願いしました。水野さんは、東浦中学校の同級生。成績優秀なのはもちろん、何事に対しても積極的でした。

以下、講演のメモです。

 
狭義の地域包括ケアとは、高齢者が人生の最期まで住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けるために、「地域の」「みんなで」「高齢者をケアする」こと。
そこで、やらなければならないのは自立支援。生涯支援型包括ケア。

地域包括ケアが目指すものは、①介護予防 ②重症化予防 ③生活支援。それぞれ、①自立支援、②身体・心の機能低下をもたらす原因の早期発見と対策、③看守り&できないところだけを支援、生きがいの発見と支援、公的保険外サービスの利用 が必要になるが、現実は介護予防も重症化予防もできていない。地域包括ケアを実践するために、地域ビジョンと地域包括ケアシステムに必要な支援体制を2025年まで確立することがプログラム法で義務付けられている。このビジョンと戦略ができているだろうか。豊明市は2年先を進んでいる。

在宅医療・介護連携支援センターが持つべき機能として、①対患者・サービス利用者の窓口の一本化 ②医師会と行政の連携(市民参加を含む多職種連携の構築) ③医療情報の扱いが可能となるICT型多職種情報共有基盤 がある。東浦町も今年度からタブレット端末を使った電子@連絡帳を導入した。

豊明市は、地域包括ケア連絡協議会の中に、①ICT医療福祉連携システム検討部会(システムの最適化) ②ICT医療連携部会(入退院調整等) ③ICT福祉連携部会(見守り支援等) を設けている。東浦でも連携が考えられる刈谷豊田総合病院、国立長寿医療研究センター、市立半田病院、藤田保健衛生大学、公立西知多総合病院などを部会に入れる必要がある。

豊明市では、豊明団地の著しい独居高齢化と重症化が問題だったが、まちかど保健室をつくって、藤田保健衛生大学の学生を住まわせ、地域のまつりもやるようになったら、それを見てURが建て替えを開始し、今では入居待ちになっている。糖尿病性腎症のリスクのある高齢者1300人のうち医師会と行政で300人を訪問し、健診項目にeGRFを導入した。
医療・介護は1自治体だけでは完結しないので、自治体連携も必要となる。

健康寿命の延伸を妨げている要因は、前期高齢者では脳卒中、後期高齢者では認知症・フレール・脳卒中だ。がんをイメージするかもしれないが、がんが治る特効薬ができたとしても、平均寿命は2歳くらいしか伸びない。保育園・幼稚園児が103万人、小中学生が335万人なのに、2012年の認知症患者は462万人いる。
認知機能の低下を早期に見出す指標は、歩行スピード、握力レベル、整容だ。リスク因子として、糖尿病や認知症の既往、うつ傾向、そして喫煙習慣がある。

栄養、運動などの面では、「食べるダイエット」やイオンモールでWalking & Eatingのような取り組みもある。イギリスでは食品業界が塩分削減の自主目標を設定し、2005年から3年間で塩分摂取量を徐々に10%削減したところ、医療費が年間2600億円減少した。また、将来の健康は、胎児の時の、妊娠8ヵ月までの生活習慣で決まるという説もある。

歯が20本以上ある人や何でも噛める人は認知症発症リスクが低い。認知症予防の観点からも、高齢者にとって歯医者さんは重要だ。
また、認知症と図書館は親和性が高い。軽度認知症の人の居場所としての取り組みが考えられる。相続も考えると銀行や葬儀社など、さらに多職種連携の広がりがあるかもしれない。

生涯支援型地域包括ケアでは、個人の健康と社会の健康が求められる。そして高齢者を支えるまちづくりをしなければならない。普通に暮らせるしあわせ社会、「今が一番楽しい」と言える社会を実現せねばならない。

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2017/11/26

スクールパートナー研修会に参加

片葩小学校で開催されたスクールパートナー研修会に参加しました。

東浦町で、教職を目指す学生の力を学校教育に生かす取り組みが始まってから5年目を迎えました。この間にスクールパートナー(SP)として登録した学生の数は350人を超えています。この取り組みの中で、学生と学校は“Win-Win”の関係になっています。夏休みに開催している「わくわく算数教室」では、子どもたちが学ぶことの楽しさを思う存分味わう一方で、学生たちは、教育のおもしろさ、難しさを肌で感じ、教師という仕事のやりがいを確実につかんでいます。この取り組みをより充実したものにしていくために、そして、学生同士や学生と教師とで情報交換をすることで、互いがさらに力量を向上させていくために、前回に引き続き、片葩小学校でSP研修会が開催されました。

私は町長として、①ひとりひとりの子どもに目の届く、わからないまま放置しない、公教育の責務をはたすこと ②科学する姿勢を身に着けること ③自分の頭で考え、自分の言葉で文化の異なる人に伝えられる、世界に通用する個人を確立すること ④そして、以上のことを検証可能な形で実行すること を東浦の教育に期待しています。
片葩小学校ではじまったSPは、マンツーマンに近い形で学生と子どもたち一人一人の学びの場を創り出し、なおかつ日常の振り返りや研修会などで学びのフォローもしています。そんな仕掛けをつくり込んだ、学生も成長を実感できる取り組みは、まさに東浦のブランドとも言えるものになってきました。今年の夏休みには、小学校と合同で東浦中学校が「わくわく数学教室」も実施しました。

SP研修では、学生たちの体験発表やグループワーク、東浦中学校主幹教諭の竹内稔博先生と片葩小学校SPコーディネーター(前片葩小学校長)の中村浩二先生の講演がありました。
私も学生のグループワークに混ぜてもらいSPの声を聴くことができました。そのなかで、「小中学校によってはSPの少ない所もあるので、町内のSP同士の情報共有の場が欲しい。学生が運営する事務局本部やブログ、LINEのネットワークをつくってはどうか。」などの前向きな意見がありました。
中村先生は、「わくわく算数教室で、子どもたちの学力が向上したという数値的データはない。」「学習意欲が高まった子はいる。」「自分を大事にされるという経験こそが一番の成果ではないか。」「SPがしていることは一人の子どもを大切にすること。」「教育の指導の原点は1対1。教室で30人の子どもを前にして行うのは、1対30の指導ではなくて、1対1の指導を30通り行うこと。」と強調されていました。
教職を目指す学生ボランティアが育つのは東浦と言われるように、SPの“Win-Win”の関係を全町に定着させていきたいのもです。

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2017/08/08

夏休みわくわく算数・わくわく数学教室

文化センターで「夏休みわくわく算数教室」が始まりました。昨日は台風で中止になりましたが、今日は文化センターに子どもたちの学びの声が飛び交っています。
午後からは中学校の「わくわく数学教室」が始まります。今年度から、新しい試みとして、片葩小学校・石浜西小学校・東浦中学校の3校合同でスクールパートナー(教職を目指す大学生ボランティア)による夏休みの補充学習を行います。
「つまづきやすい教科」であることと、「学生にも教えやすい教科」であること、そして「成果が分かりやすい」ことから、算数・数学に特化しています。
子どもたちには、算数・数学の楽しさを知ってほしいし、学生には学びの現場を体験することによって学校教育への理解を深めてほしいと思います。

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昨年度までの片葩小学校の夏休みわくわく算数教室の参加児童は、117名(2013年)、190名(2014年)、210名(2015年)、248名(2016年)と増えてきました。今年度は3校合同で323名となりました。

※昨年度の各学校における夏休みの補充学習のようすはhttp://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2016/09/post-98d4.html
をご覧ください。

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2017/06/23

日本福祉大学 国際福祉開発学部で講義をしました。

日本福祉大学 国際福祉開発学部 吉村輝彦教授の1年次の授業「現代福祉」で、外部講師を務めさせていただきました。「東浦町の福祉」と題して、まちの紹介、まちづくりの考え方、28年度・29年度のふくし関連の新規事業などについてお話ししました。後半は、居場所づくりと協働について今進行中の事例をいくつか紹介させていただきました。

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ついでに、学食で食事、セミナールームや図書館、体育館を見学してきました。できて間もない東海キャンパスの6階建ての校舎には、経済学部、国際福祉開発学部、看護学部が置かれ、1000人ほどの学生が在籍しているそうです。

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太田川の駅前は大きく変貌しましたが、ここから西側は鉄の街、東海市の風景が広がっています。

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