経済・政治・国際

2019/11/19

片葩小学校で行われた現職教育研究会でスクールパートナー研修会が開催されました。

10月31日に開催された現職教育研修会を見学しました。
以前は、当番校の授業を他校の先生方が参観するスタイルでしたが、今は開催校の中で公開する授業を絞って、開催校の先生も含めて部会形式で公開授業を学び取るスタイルに変わりました。ただ参観するだけでなく、公開授業を見た後で、部会に分れて互いにディスカッションをします。今回は、教員が、特別支援教育、道徳(低学年)、道徳(高学年)、外国語活動、国語、学生ボランティア、少経験者の7つの部会に分れて、各1つずつの公開授業を集中して参観しました。

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私は、校長先生の案内で、各公開授業を断片的に見せていただいたあとで、学生ボランティア部会のディスカッションを見学しました。これは、スクールパートナー研修会を兼ねていて、ボランティアの学生と現職の教員が混ざって研修に参加する機会となっています。皆さんの熱心な意見交換を見ていて、教職に対する熱い想いを感じました。
校長先生の考え方次第で学校運営は随分変わりますが、各学校の学生ボランティアの運営については、片葩小学校で確立されたスクールパートナーのやり方を上手く取り入れて、東浦町全体で、①子どもたちや家庭にも、②学校にも、③学生にも、④教員になったOBにも、win×4の関係を構築したいものだと思います。
それにしても、今のかけ算は、掛ける数と掛けられる数を明確に区別する教え方をするのですね。このあとかけ算の可換性にどう発展させていくのか興味があります。

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2019/11/16

小石川伝通院の鐘楼落慶式、時代まつり行列、法要に出席しました。

目映いばかりの快晴。於大の方の菩提寺 小石川の無量山傳通院に、東浦町観光協会の水谷会長、清水理事とともに行ってきました。

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傳通院開山の了譽聖冏上人(りょうよしょうげい しょうにん)六百遠忌を記念して行われた、鐘楼落慶式、境内にある淑徳学園中等部高等部が参加する時代まつり行列、了誉聖冏上人六百遠忌法要と恒例の十夜法要に、出席させていただきました。傳通院では今年、戦災で残った鐘を吊していたコンクリートの鐘楼堂を木造に建て替えました。建設会社が吉野ヒノキを手配したのがちょうど去年の今頃だそうで、一年足らずで完成させたスピード感に驚きました。
時代まつり行列は、於大まつりにヒントを得たのか?記念事業として、上人の像を先頭に、淑徳学園の先生が扮する徳川家康の母 於大の方、秀忠の長女 千姫、家光の正室 孝子が人力車に乗って、山門前の参道を行列が練り歩きます。私たち一行も、成澤廣修 文京区長、水野宗家ご当主の水野勝之さんとともに来賓として参加しました。我々は持参した於大まつりの陣羽織姿で参陣、ちょっと気恥ずかしかったのですが、他の方たちも我々の姿を見て「何か用意してくれば良かった」と仰っていました。ちなみに人力車のお三方の墓所はいずれも傳通院にあります。
法要は、傳通院ゆかりの浄土宗、鎌倉光明寺、芝増上寺の高僧もお出でになり盛大に行われました。
法要の後には寺院関係者の懇親会が開かれ、ご挨拶と町の紹介をさせていただきました。於大まつりには麻生貫首をはじめ傳通院の皆さんに毎年欠かさずご参加いただいています。ここ数年、水野勝之さんご家族も毎回ご参加くださっています。成澤区長さんが「僕も於大まつりに行ってみようかなあ」と仰られたので、「ご案内を差し上げますので是非ご参加ください」と申し上げておきました。寺院も含めて地元の方々の心づくしの歓待に感謝しています。

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於大の方の墓所には、傳通院のご配慮で墓所の一角を使わせていただき、昨年、東浦町観光協会の記念碑を設置しました。碑文は日本語で書かれていて、時折外国人観光客が首をひねっているというので、会長がQRコードが書かれたステンレスプレートを貼り付けて、スマホで英文の解説を見られるようにしました。
寺院には、原田酒造の「於大の舞」とおだいちゃんぬいぐるみをお供えしてきました。

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2019/11/15

大口町で町村会理事会と工場見学

丹羽郡大口町役場で開かれた愛知県町村会理事会に出席、そのあと大口町と扶桑町内の工場見学をしました。大口町と言えば工作機械メーカーが有名ですが、麦茶焙煎工場と自動車用螺旋メーカーを、扶桑町では守口漬のメーカーを見せていただきました。扶桑町では木曽川の洪水で形成された柔らかい砂土の地層を利用して1m以上にもなる細長い守口大根を栽培しています。このメーカーは、大根以外の粕漬けもつくっていて、青瓜の奈良漬には東浦産のウリが使われているのだそうです。尾張北部からは、雪を被った御岳と乗鞍がクッキリと見えました。

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夕方は東浦に帰って、民生委員児童委員の懇親会に出席しました。この11月には13人の方たちが退任されます。長い間、本当にありがとうございました。東浦の福祉は民生委員児童委員の皆さんの地道で熱心な支えがあって成り立っています。11月以降には新任の方々13人に3人の主任児童委員が新たに加わり、総勢78人の民生委員児童委員の皆さんが地域の福祉を担ってくださいます。

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2019/11/12

うのはな館秋の企画展「い・ろ・ど・り ~絵画コレクション~」に行ってきました。

文化の秋、芸術の秋です。今、東浦町の所蔵する絵画が、うのはな館(郷土資料館)に大集合しています。普段は公共施設に飾ってあったり、収蔵庫に入っていたり、皆さんの目に触れていないものもたくさんあります。中には有名な作家の作品もあります。小学校の同級生の作品もありました。町の所蔵する絵画は他にもまだまだあるそうで、教育委員会ではいずれ第2弾も考えているようです。

期間は12月1日(日)までです。多くの皆さんに鑑賞していただき感動を味わっていただけたらと思います。

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2019/11/11

あいち地域共生フォーラム「『ひと・もの・れきし』を活かした地域づくり」のご案内

以下の案内をいただきました。

活動の仲間を増やしたい! 空き家・空き店舗、不用品をもっと活用したい! 歴史・伝統を大切にしたい!・・・様々な地域課題の解決に向けて、地域の「ひと・もの・れきし」に新たな価値を見出し、地域づくりに活かす取組の重要性が高まっています。成功事例、先進事例について学び合い、ネットワークづくりや課題解決の手掛かりとするフォーラムです。ぜひご参加ください。

 <日時> 11月17日(日)13:30~16:30

 <会場> 愛知県東大手庁舎 地下1階 大会議室
      名古屋市中区三の丸三丁目2番1号

 <対象> どなたでもご参加いただけます。

 <定員> 100名(事前申込先着順)

 <参加費> 無料

 <申込期限> 11月15日(金)17:00(定員になり次第締め切り)

詳しくは、https://www.manabi.pref.aichi.jp/center/fo-ramu.html をご覧ください。

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2019/11/09

第41回 産業まつりが開幕、午後から愛知大学で行われた県民講座へ

東浦町産業まつりを秋晴れの中で盛大に開催することができました。準備を進めてこられた商工会、JAをはじめ、まつりに関わる多くの方々に対して深く感謝致します。また、岡村大府市長、刈谷市の近藤副市長、丸山新城市議会議長、長野県小川村の大日方教育次長をはじめ、町の内外から多くの来賓の方々がお越しくださり、開会式に華を添えてくださいました。
新城市とは、於大の方のご縁で東浦町と姉妹交流させていただいています。私も木曜日に鳳来寺もみじまつりの開幕式に出席させていただいたところです。ことしは暖かかったので紅葉はまだですが、これから一気に進むのではないかと思います。皆様方も是日おでかけされては如何でしょうか。
産業まつりは、健康展や福祉まつりスポーツフェスタも同時に開催するジャンルの広いイベントです。ことしはどまつりに出場しているチームが参加して、図書館前でよさこい踊りをやります。今朝は会場まで無料バスで来たのですが、一緒に乗ってきた小学生たちに「お小遣いはいくらもってきた?」と訊ねたところ1000円台から2000円位のようでした。「何に使うの?」と聞いたら食べるものに使うとのこと。産業まつりの飲食も近年充実してきました。今日、明日と皆様方が存分に楽しまれることを願っています。

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昼からは、ささしまライブにある愛知大学名古屋キャンパスで開催された県民講座「河口堰開門の世界の先進事例を学ぶ」を聴きに行きました。はじめに愛知県長良川河口堰最適運用検討委員会の座長で愛知県政策顧問の小島敏郎氏のイントロダクション、今本博健 京都大学名誉教授の予備解説の後、元ライン川総合開発責任者のTjeed Syfze Blauw氏からオランダで大規模な締切り堤防を開門した事例、洛東江河口汽水生態系復元協議会運営委員の金敬哲氏から韓国の洛東江河口堰開門と4大河川で堰の開放や解体の計画が進んでいる事例について講演があり、最後に学識経験者や学生を交えてパネルディスカッションが行われました。

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オランダのデルタプロジェクトでは、高潮を防ぐために河口や湾を締め切って、1970年に完成したハーリングフリート堰など長大な堤防と堰が建設されました。それによって汽水域が淡水湖に変わりましたが、水質汚濁や生態系の破壊が問題となり、汽水域を復活させるよう堰の操作が変更されました。オランダでは、自然と敵対して技術のみで水害を克服しようとするよりも、海の干満、栄養分、水循環、生態系などの自然環境や市民生活や経済などを考慮しながらソフトな代替案も取り入れていく総合水資源管理(integrated watermanagement)を重視しています。
洛東江(ナクトンガン)河口堰は長良川河口堰の計画を参考にして1987年に完成しましたが、その後、水質悪化やシジミやウナギや渡り鳥など生態系の喪失が問題となり、2017年に現大統領が開門を公約しました。韓国では「用役」と呼ばれる専門家に解決策提示を依頼する仕組みがあり、現在、開門の実証実験が行われていることろです。開門による塩分遡上は事前のシミュレーション結果と一致しており、地下水への塩分混入は認められず、塩害はコントロール可能なことがわかってきたそうです。
オランダの事例にしても、韓国の事例にしても、粘り強く時間をかけて開門の影響を実証していく作業が大切ですが、日本の場合は、国交省が実証実験に応じないどころか、河口堰最適運用検討委員会と直接コンタクトを取ろうとしないところが大きな問題ではとの指摘がありました。愛知県長良川河口堰最適運用検討委員会の活動については県のホームページで見ることができます。今年度の委員会の議事録もアップされています。

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ささしまライブは若い人達で賑わっていました。ついこの前まで半袖を着ていたのに、夕方になると街は年末の装いに。もうクリスマスツリーも出ていました。考えてみればもう11月半ばにさしかかろうとしています。一年は早いものです。

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2019/11/08

ブラジルから来たタイーザさんの体操講習

ハローフレンズイノアの伊藤敦子さんがブラジルからお招きした、トーカンティンス連邦大学教授のタイーザさんの体操講習が19時から町体育館で行われました。参加者の多くは日本人で日頃健康体操をやっている方たちでしたが、そこにブラジルの人達がぽつりぽつりと入って、体操体験が始まりました。
最初は、タイーザさんのポルトガル語と英語で。通訳のアリセさんが来てからはポルトガル語と日本語で指導がありました。体操の内容は、音楽に合わせてステップを踏んで手足を動かす運動がメインでした。私も最初はスーツ姿で見学していましたが、上着を脱いでレッスンに加えてもらいました。ディスコでダンスしているような躍動感も味わえてとても良い運動になりました。
口コミで参加した十数人のブラジル人のほとんどは東浦在住で、2人は岡崎在住とのことでした。近年は様々な国から外国の人達が入ってきています。これからも、国籍に関係なくみんなが混ざって参加できる行事を増やしていけたらと思います。
タイーザさんには2週間ほどの滞在の中で、石浜西小学校で体育の授業もしていただきました。母国語での授業で、ブラジルの子どもたちは得意げに、生き生きしていたそうです。

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2019/11/07

鳳来寺山もみじまつり開幕式に行ってきました。

東浦町は於大の方のご縁で新城市(旧鳳来町)と姉妹都市交流をしています。鳳来寺本堂で行われたもみじまつりの開幕式に前田副議長とともに出席しました。開幕式では、読経とともに出席者が順に紅葉枝を玉串のように仏前に捧げました。

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ご住職とお話しをさせていただいたところ、ご住職は私と同じ伊勢湾台風の年の生まれ。当時は鳳来寺に通じるのは1425段の石段のみ。産気づいたお母様は籠で山を下りる予定が間に合わず、代わりに産婆さんが籠で山を上ったのだそうです。子どもの頃は鳳来寺の宿坊でカレー作りの手伝いをしていたこともあるそうです。今は京都嵐山の法輪寺の住職もされているとのこと。

私は、なぜかこちらのほうにはいくつかのご縁があります。まず、小学校の林間学校が、ここ鳳来寺でした。麓から参道の石段を競争で駆け上がって、宿坊に泊まって、翌日は屏風岩、乳岩へハイキングをしました。そういえば、宿坊でカレーライスを食べた記憶もあります。
また、私の妻は豊橋の出身で義理の母は設楽の八橋が実家です。設楽ダムに沈んでしまうところですが、子どもたちが小さい頃には毎年川へ魚採りに出掛けていました。帰りは湯谷温泉によく立ち寄りました。
それから、我が家で飼っているヤギは新城の生まれです。新城のヤギを飼っている方から譲ってもらい、娘と2人で軽トラでうちまで連れてきました。ヤギに草刈りをしてもらって搾乳をしてチーズをつくるのが私の夢でした。でも、家族がもうこれ以上面倒を見切れないというので、彼女は未だに独身のままです。

新城市は、東浦町とほぼ同じ人口を抱えてなおかつ広い面積に山間地もあるところです。穗積市長はとても頑張っておられて、東浦町としても市行政を参考にさせていただいています。例えば、新城市の若者議会の取り組みは全国的にも知られています。私たちも若者会議と名付け、若者たちの新鮮なアイディアを実現する取り組みを進めているところです。
今週末に開催予定の産業まつりでは、若者たちがごみを削減する方策を考えているようですし、11月末には於大まつりの会場にもなる於大公園で、公園で泊まってみようという企画と野外フェスを同時開催することになっています。今後とも、新城市とはお互いに切磋琢磨しつつ、末永く交流させていただきたいと願っています。

今年の紅葉は例年よりも遅く、これからといった感じでした。急に寒くなると一斉に全山が鮮やかに染まるのではないでしょうか。久し振りに山の美味しい空気を吸って帰ってきました。

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2019/11/06

今夜は特別!「於大公園に泊まろう!」 のご案内

これは、「於大公園の使い方を考えるワークショップ」で出たアイディア と 「令和元年度若者会議」で出たアイディアが融合して、それぞれのワークショップのメンバーがコラボしてできた企画です。

11月30日(土曜日)から12月1日(日曜日)に、於大公園にて「於大公園に泊まろう!」を開催します!
於大公園史上初のお泊りイベントです!
公園に泊まれるなんてワクワクしませんか?
みんなでテントを張って、ナイトキャンプを楽しみましょう ♪
キャンプファイヤーや星空観察会もあります。翌朝は非常食で朝ごはんをします。
詳しくは、https://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/soshiki/toshiseibi/koenryokuchi/gyomu/koen/odaikoen/osirase/8820.html をご覧ください。

11月30日の午前から午後にかけては、野外ミュージックフェスティバス「おだフェス」やサイエンス講座「大人もはまる!水ロケット教室」も同時開催です。

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2019/11/04

高校生の企画するイベントでフェアトレードについての講演を聴きました。

日本福祉大学附属高校の国際協力部の生徒から招待の手紙をもらって、大府市石ヶ瀬会館で開催された私学関係者のイベント「ときめきシンフォニー」に行ってきました。
国際協力部は現在、SDGsの12番目のゴール「つくる責任 つかう責任」を意識した商品開発に取り組んでいて、ときめきシンフォニーではガーナのフェアトレードチョコを使用したクッキーを販売しています。そして、エシカル・ペネロープ㈱代表で、フェアトレードの推進や海外青年協力隊のサポートをされている大府市出身の原田さとみさんを講師に招いて講演会を行いました。

大府市の岡村市長も高校生から手書きの手紙をもらって講演会に駆けつけました。大府市はフェアトレードタウンの認定を受けることを考えているようです。大府と東浦の県議さんも参加しました。以下は原田さんのお話しの私なりの要約です。

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フェアトレードは、アジアやアフリカ、中南米などの女性や小規模農家をはじめとする社会的・経済的に立場の弱い人々に仕事の機会をつくり出し、公正な対価を支払うことで彼らが自らの力で暮らしを向上させ自立することで、児童労働・貧困問題の解決につながります。また、農薬や化学肥料に頼らない自然農法や、生産地で採れる自然素材と伝統技術、手仕事を活かした生産によって、地域の文化・伝統・環境を守り、持続可能な社会の実現を目指しています。

原田さんの経営するエシカル・ペネロープは、以下の理念をもってフェアトレード商品を扱っています。
①地球環境に負担をかけないオーガニック素材や天然・自然素材、リサイクル素材などを使用。
②生産者に対し正しい労働条件で公正な賃金で、人や社会への配慮のあるフェアトレードであること。
③地域に伝わる伝統技術・製法・産業を活かし継承する努力をしていること。
④魅力的なデザインで確かな品質であること。

最近では、フェアトレードだからと言うよりも、美味しいから買う、パッケージが可愛いから買うなど、商品として認知されてきています。三越のサロン・デュ・ショコラでもフェアトレード商品を扱っています。

ラオスでは、ゴム農園の開発需要があるので、地方の住民は農園に土地を売って、都市部の工場労働者になります。しかし、人件費が上がり工場はやがてバングラディシュなどに移っていきます。労働者にはもう戻る故郷がありません。開発された森からは自然の多様性が失われてしまいます。
エチオピアでは、女性たちが毎日30kgもの木片を街に運んで燃料として売りますが、僅かなお金にしかなりません。しかし食いつながなくてはならないので、この繰り返しから抜け出すことができません。ここに機織りの機械があれば、布を織って現金収入を得ることができます。JICAでは、自立を促し貧困から抜け出す支援をしています。

名古屋市は2015年に、大都市としては珍しく、日本で2番目のフェアトレードタウンになりました。札幌市やいなべ市もこれに続いています。名古屋市では給食に一部フェアトレードの食材を使っています。清掃作業の作業服もフェアトレード品に替えつつあります。コメダ珈琲もフェアトレードのコーヒー豆を使うようになりました。

近年、エシカルアプローチ、エシカルステイツ、エシカル・ファッション、エシカル消費など、“ethycal”という価値観が広がっています。“ethycal”とは英語で「倫理的な」という意味ですが、より自発的・主観的な「良心」「思いやり」の加わった包容力のある概念として使われています。よって、エシカル・ファッションとは、フェアトレード(公正な貿易)だけではなく、オーガニック(自然素材)、アップサイクル(リサイクル・リユース・リデュース)、サスティナブル(持続可能)、クラフトマンシップ(伝統技術継承)、ローカルメイド(地産地消)、アニマルフレンドリー(動物配慮)、ウェイストレス(ごみ排出削減)、ソーシャルプロダクツ(社会貢献)などを含みます。

SDGsの17の目標のうち1~6は主に発展途上国、7~17は先進国が密接に関わる内容になっています。フェアトレードを推進することは、SDGsに取り組むことに他なりません。フェアトレードは何も外国との関係だけではなく、国内でも、例えば被災地や風評被害への配慮や、水源河川の上下流の交流や、地産地消など、様々な取り組みが考えられます。自治体の理解、市民や企業の積極的な参加を期待します。

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