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名の知れたスキー場でも行ったことのないのはあるものです。2月末に戸隠スキー場に行ってみました。
ゲレンデは飯縄山(瑪瑙山)の北西斜面にあって、戸隠山の眺望がすばらしいです。嶮しい山なので標高は2000mほどでも実に立派です。スキー場のベースは標高約1300mなので雪は良いし、緩急、コースバリエーションも豊富です。
泊まりは戸隠神社の宿坊。中社、宝光社の門前には古くからの宿坊が建ち並び、重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
戸隠神社は氏子がなく、かわりに全国に戸隠講が組織されてきました。宿坊は全国の担当地域からの参拝者を迎え入れてきましたが、冬季は参拝者が少ないそうです。そんなこともあってか、広くて居心地の良い宿でした。もちろん宿坊なので希望すれば拝殿で朝拝などもできます。夕食は川魚三昧、〆は戸隠蕎麦の食べ放題でした。
今日から3日間開催されるグリーン・ラソの「ひと箱本棚づくり」ワークショップに参加。誰でも入退出自由のDIYお手伝いです。
地域の縁側グリーン・ラソでは、本棚の一角を借りてオーナーとなり(個人でもグループでも可)、自分の好きな本を並べて、売ったり・貸したり・紹介したりできるスペース作りを進めています。愛知淑徳大学建築科の宮本ゼミとのコラボです。
お昼ごはんは賄いシェフのうどん。具だけ取るとおでんになります。
今日はいろんなことがあった。あさ8時半から久しぶりに東中スクールサポーターの作業に参加、中学校中庭の草刈りをした。
そのあと文化センターへ。東浦町文化協会写真部の写真展の受付当番を少し。
午後からd news aguiへ。今日のあぐいの美塾の講師は、DEAN & Delucaの横川代表。初めはニューヨークのかっこいい店作りに憧れて日本でコピーを作ろうとしたが、DeanさんとDelucaさんに会ったら「なんで日本でおいしい蕎麦を売らないんだ」言われた。大事なことはそれぞれの地域で文化に根付いた美味しいものを扱うことだと気づいたそうだ。「美しい」とは体験と対話によって育まれるもの。今日は良い話しを聴けたと思う。
ナガオカさんは「文化度を2度上げる」のは東京目線の言葉。もう使わないことにしたと対談の中で語っていた。
そのあと、高浜の神谷さんが阿久比の建築会社で毎月満月の日に開催する居酒屋に寄ってみた。私はノンアルビールだったけど、豊富な料理から1回300円で三種選んで、たまたま同席した製鉄会社を退職して竹林整備を始めたとういおじさん達と結構盛り上がった。
ちょっと久しぶりに「誘われたら好奇心を持って行ってみる」を実践した一日だったかな。
帰り道に牛久(うしく)で途中下車。
常磐線の普通列車は細切れで運転していて、ここまで来るのに勝田、土浦と2回乗り換えました。土浦からは少し本数が増えて上野東京ラインに乗り入れています。
運行系統を調べようとすると、ネットの乗換案内や駅別時刻表ではわかりにくいので、やはり使い慣れた本の時刻表がいいなぁと思います。
牛久駅前の温度計は25℃、雨が降って急に涼しくなりました。
つい先日の35℃と比べると寒いくらいです。やっと秋が来ました。
途中下車したのは、西尾市一色町出身の神谷傳兵衞が創った牛久シャトー(旧 シャトーカミヤ)に寄ってみたくなったからです。
神谷傳兵衞と言えば、浅草に「みかはや銘酒店(今の神谷バー)」を創立、三河鉄道(今の名鉄三河線)の設立にも関わっています。
牛久シャトーは、1903(明治36)年に開設された日本初の本格的ワイン醸造場。現存する事務室(現 本館)、醗酵室(現 神谷傳兵衛記念館)、貯蔵庫(現 レストラン)が国の重要文化財に指定されています。
現在は、傳兵衞が創業した合同酒精を母体とするオエノンホールディングスが所有し、牛久市が出資する牛久シャトー株式会社が施設を賃借、レストランやショップの運営をしています。でも、ワインの飲めるレストランが満席で残念!!
どこかでワインを飲めないかとネットで検索したら、駅の反対側に「麦と葡萄 牛久醸造所」というのを見つけました。さっそく行ってみたら、牛久シャトーにいた人が最近はじめたワイナリー&ブルワリーでした。
自家でぶどうを栽培してまだ数年ですが、他の産地のものも使って醸造したワインとクラフトビールのバリエーションが豊富でおいしかったです。
東京から常磐線の特急ひたちで勿来に向かいました。茨城県はこれまであまりご縁がなくて、つくばくらいしか行ったことがありません。初めて福島県境にある北茨城市の五浦(いづら)に行ってみました。
五浦海岸は奇岩に富んだ景勝地で、名前のとおり、小五浦、大五浦、椿磯、中磯、端磯という5つの入江があります。ここは、明治の美術行政家、美術史家、思想家、文人として活躍した岡倉天心が、居宅や六角堂を建て住んだ地です。
天心は、若くしてフェノロサと日本美術の調査・保護・紹介、東京美術学校(現 東京藝術大学)を創設し校長に就任、米ボストン美術館のキュレーターなどを務めた天才。
帰国後、五浦で過ごし、52歳で早世しました。五浦では、門下の横山大観や下村観山、菱田春草らを呼び寄せ創作活動を行っています。
五浦には、天心を記念した立派な県立美術館かあります。また、横山大観の別荘が旅館の離れとして残っています。
学士会館は、関東大震災後の1926年(大正15年)着工、1928年(昭和3年)完成しました。設計は 日本橋高島屋や帝国ホテル新館などを手掛けた高橋貞太郎です。当時では極めて珍しい耐震・耐火の鉄骨鉄筋コンクリート造、外壁が当時流行ったスクラッチタイルで覆われた4階建ての建物です。その少し後方に接して増築された5階建ての新館は1937年(昭和12年)の完成です。
昭和のモダンで重厚な雰囲気を伝える建物は2003年に国の登録有形文化財になっています。
学士会館は、国立七大学の同窓会館ですが、宿泊、レストラン、会議室、結婚式場などの施設として会員以外にも利用されています。
近年、東京のホテルの宿泊料金が高騰する中で、お値打ちに宿泊できる穴場だったのですが、残念なことに今年いっぱいで一旦営業を終了するとのこと。再開発に伴い、旧館は曳家保存し、新館は解体、隣の敷地と共同で大型のビルを建設する予定だそうです。文化財の価値と雰囲気を生かした再開発であって欲しいと思います。
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