書籍・雑誌

2017/02/13

根拠ある施策のために

教育経済学者の中室牧子 慶応大学准教授が書いた『「学力」の経済学』という本を読みました。一年前に買った本を一時読みかけにしていたものを再読しました。

なかなかキャッチーな見出しがついています。
 第1章 他人の成功体験はわが子にも活かせるのか?
 第2章 子どもをご褒美で釣ってはいけないのか?
 第3章 勉強は本当にそんなに大切なのか?
 第4章 少人数学級には効果があるのか?
 第5章 いい先生とはどんな先生なのか?

著者によれば、大方の教育評論家の主張では、
 ご褒美で釣っては“いけない”
 ほめて育てた方が“よい”
 ゲームをすると“暴力的になる”

といったものですが、著者が統計データから根拠をもって出せる結論は正反対のものだそうです。
もちろん、ある条件下で得られたデータだとは思いますが、感覚やムードではなく根拠に基づいた科学的な議論が必要なことは間違いありません。

著者は、「経済学がデータを用いて明らかにしている教育や子育てに関する発見は、教育評論家や子育て専門家の指南やノウハウよりも、よっぽど価値がある。むしろ知っておかないともったいない。」と言います。

私も、常々、学校の先生などに申し上げていることですが、日本の教育では、つめこみ教育の反省に始まり、視聴覚教育・ゆとり教育・総合学習・学力テスト・ITC教育・英語教育・道徳教育・アクティブラーニングなど、トレンドに乗って次々と新しい科目や手法が導入されているにもかかわらず、その教育の効果を評価した結果を聞いたことがありません。これらの教育が思いつきで行われ、その後の評価が行われていないとすれば、恐ろしいことです。

たとえば、第4章に出てきますが、日本では「少人数学級」は望ましい施策とされています。しかしながら、アメリカで行われた調査では40人から35人のように1学級あたり生徒を5人減少させるような投資は効果がないとの結果が出ています。また、横浜市を対象に行った調査でも、少人数学級の効果は小学校の国語において若干確認されたものの、他の教科や中学生には効果が見られませんでした。
このように、巨額の財政赤字を抱えている日本において、「少人数学級になるときめ細かい指導ができる」などという根拠のない期待や思い込みで、財政支出を行うのは極めて危険!と結論付けています。そもそも財政難であるなしにかかわらず、効果不明の施策を続けること自体が問題です。今後は、効果測定による科学的な根拠に基づいた教育政策の議論が不可欠だと思います。

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教育に限らず、行政の施策には科学的な根拠が希薄なものが見受けられます。健康・医療の分野についても同様ではないでしょうか。

以下は、エビデンスに基づく施策決定に関連する記事です。

 「原因と結果の経済学」・・・因果関係と相関関係 (ダイヤモンドオンライン)
 →http://diamond.jp/articles/-/117464

 科学的根拠に基づくがん検診 推進のページ (国立がん研究センター)
 →http://canscreen.ncc.go.jp/

 医療政策学×医療経済学 (津川友介)
 →https://healthpolicyhealthecon.com/
 

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2017/02/11

るるぶ特別編集版「きぬうら」を発行

るるぶ特別編集版「きぬうら」を衣浦定住自立圏の取り組みとして、JTBパブリッシングに企画・編集・制作を委託、発行しました。衣浦定住自立圏の構成市町である刈谷市・知立市・高浜市・東浦町の歴史&お花スポット、遊び&学びスポット、グルメ、特産品など、「きぬうら」の魅力を紹介しています。るるぶ特別編集版「きぬうら」は域内の公共施設や観光案内などで無料配布しています。
以下、一部をご紹介します。

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2017/01/28

絵本作家 とよた かずひこ さんの講演会

絵本作家の とよた かずひこ さんをお招きして、「ももんちゃんとあそぼう!」と題した講演会を文化センターで開催しました。

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講演会では、集まった親子が、トークを交えた とよたさん の読み聞かせを聴きました。
バルボンさんのおでかけ」は、ワニのバルボンさんが自宅を出て、動物園のワニ舎に出勤するお話しです。バルボンさんの設計図がちゃんとあって、O型、35歳?、独身、マイホームあり・・・みたいにキャラクターが決まっているのだそうです。そのバルボンさんのおうちはドアを開けると中がジャングルのようになっています。保育園に勤めるガールフレンドがいて、結婚することになっているようです。
ももんちゃんという桃のような頭をした性別不詳のスーパー赤ちゃんもいます。ももんちゃんシリーズは全19巻が出版されていて、「ももんちゃん どすこーい」では、ももんちゃんがシコを踏んで、その振動で地球の裏側のサボテンが抜けてしまうという設定です。そんな一見くだらない、ありえないストーリー展開が子どもの気持ちをくすぐるのでしょうね。

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とよたさん は、仙台市のご出身です。昔は青森から仙台まで東北本線で10時間くらいかかったそうです。その間に駅弁を売りに来るんだけど・・・と言って、駅弁を買うのに、沼宮内(うまくね~)、金ヶ崎(かねがさき)。小牛田(ここだ~)さあ買おう。みたいなローカルなお話しもあったり、子どもたちと対話をしながら、絵本の読み聞かせをしたりなど、肩の凝らない講演でした。
子どもたちも、1時間半ほどの間、(もちろん、歩き回ったりする子もいましたが、)ずーっと とよたさん の話しに聞き入っていました。

講演が終わってからは、とよたさん のサイン会でした。とよたさん は、参加者が持参したとよたさんの絵本に、ももんちゃん や バルボンさん や 持ち主の似顔絵を1人1人丁寧に描いてくれました。講演の始まる前にサインした分も含めて、すべての希望者にサインをしてくださったので、1時間ほどかかったでしょうか。私も バルボンさん と ももんちゃん が、電車に乗っている絵を色紙に描いてもらいました。
とても、やさしくてあたたかい講演会でした。

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東浦町では、新生児の4か月検診と1年6か月健診のときに絵本をお渡しするブックスタート事業を行っています。この機会に、家庭でお子さんに読み聞かせなどをしていただけたらと思います。東浦町としては、絵本を介して、ご家庭と行政との関係を構築し、さらに学齢期から青年期まで、切れ目のない伴走支援につなげたいと考えています。

図書館では、いま、玄関ロビーでとよたかずひこさんの絵本をはじめ、国内外の子どもの絵本を紹介しています。
ほかにも、図書館では、本の帯を使ったひな人形作りポップ募集など、いろんな企画を考えています。季節によってはお天気の良い時に公園などで本を読むお外も図書館も行っています。まちじゅうを図書館にしてしまう「ぐるぐる図書館」も進めているところです。これからも、図書館でカフェやコンサートを開くなど、単に本を貸すだけでなく、利用する皆さんが集い、交流し、様々な情報にアクセスできる心地の良い場所を目指していきます。

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2017/01/19

ブックスタート講演会「ももんちゃんとあそぼう!」のご案内

「ももんちゃん」や「バルボンさん」でおなじみの絵本作家 とよたかずひこ先生が東浦にやってきます。読み聞かせなど、親子で参加できる楽しい講演会です。

 1月28日(土)13時30分~15時
 文化センター 1階 ホール にて。

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2016/11/05

職員採用試験の後で

今日は、第2回の新規職員採用試験の面接試験を行いました。技術職、事務職、保健師、保育士の受付面接及び筆記試験合格者について、町長・副町長・教育長・担当部課長などで一人15分間の面接をしました。
(東浦町で平成26年度および27年度に採用された先輩職員たちの声を集めました。東浦町はこんな職場です!)

 

自然環境学習の森では、先月、刈り取ってハサ掛けしておいた稲の脱穀をしました。うちの子もやってみたいと言って参加したそうです。見に行ったら、もう終わっていました。

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人呼んで「よむサポ会議」。住民有志による図書館をサポートする会議です。たまーに、ニックネーム「あきちゃん」で参加させていただいています。
今日のお題は、よむらびソングのプロモーション、東浦セミナー(11月26日)での「まりちゃんの手作り絵本講座」の内容、ぐるぐる図書館の展開についてでした。

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ここで、図書館について、ちょっとお願いです。
東浦町中央図書館キャラクターで本の妖精の「よむらび」が、「2016年度図書館キャラクター・グランプリ」にエントリー中です。
ツイッターを使っている皆さん! よむらびの応援メッセージをハッシュタグ#tocharagp_010でツイートしていただけませんか!

※投票は11月8日~10日の「図書館総合展」期間中に会場でしか行えません。10日まで残りあと僅か。このリンクからも応援メッセージを送ることができますので、よろしくお願いします。尚、応援メッセージなしのツイートはハッシュタグが付いていてもカウントされませんので、「よむらび大好き!」などのメッセージをお忘れなく!

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2016/09/30

『「エリアリノベーションする人」馬場正尊と「都市をたたむ人」饗庭伸』 など、まちづくりに関するシンポジウム・イベントのご案内

下記の、まちづくりに関するシンポジウム・イベントのご案内です。

 

■これからの都市の使い方
 ~「エリアリノベーションする人」馬場正尊と「都市をたたむ人」饗庭伸~

人口が減り、余り始めた都市の空間。
空いた建物や土地を使って、ポジティブな未来を描くためにやるべきこととは?
「エリアリノベーション」という方法論を実践する馬場正尊さんと、「都市をたたむ」という新しい計画論を提起する饗庭伸さん。
2003年から縮小する都市の現場で思考と実践を重ねてきた二人が、これからの都市のポジティブな使い方について語ります。

日時:2016年10月3日(月)19:00~20:30(開場18:30)
場所:二子玉川 蔦屋家電 2Fダイニング

   http://real.tsite.jp/futakotamagawa/access/
ゲスト:
馬場正尊(OpenA代表、東京R不動産ディレクター)
饗庭伸(首都大学東京准教授)
モデレーター 千葉敬介(東京R不動産)

参加費:
(1)書籍『エリアリノベーション:変化の構造とローカライズ』(学芸出版社)+イベントチケット 2,376円
(2)書籍『都市をたたむ:人口減少時代をデザインする都市計画』(花伝社)+イベントチケット 1,836円
(3)イベントチケットのみ 1,500円
蔦屋家電のウェブサイト(
http://bit.ly/2cY38tf)より(1)~(3)のいずれかをお求めください。

詳細・問合せ
http://real.tsite.jp/futakotamagawa/event/2016/09/post-233.html

東京R不動産ブログ「衰退の先にあるポジティブでポップな世界」
〈トークイベントに関連した文章が掲載されています〉

https://www.realtokyoestate.co.jp/column.php?n=419

〈ゲスト・プロフィール〉
馬場正尊
Open A代表/東京R不動産・公共R不動産ディレクター/東北芸術工科大学教授。
1968年生まれ。早稲田大学大学院建築学科修了後、博報堂入社。
2003年建築設計事務所Open Aを設立し、建築設計、都市計画まで幅広く手がけ、
ウェブサイト「東京R不動産」を共同運営する。設計の近作に「佐賀市柳町歴史地区再生プロジェクト」
「道頓堀角座」「観月橋団地再生計画」など。近著に『エリアリノベーション 変化の構造とローカライズ』
『PUBLIC DESIGN 新しい公共空間のつくりかた』『RePUBLIC 公共空間のリノベーション』など。

饗庭伸
首都大学東京 都市環境科学研究科 都市システム科学域 准教授。
1971 年生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。同大学助手等を経て、現職。
専門は都市計画・まちづくり。著書に『都市をたたむ 人口減少時代をデザインする都市計画』、
共著に『まちづくりの仕事ガイドブック』『白熱講義 これからの日本に都市計画は必要ですか』など。
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◎関連書籍
「エリアリノベーション 変化の構造とローカライズ」
馬場正尊+OpenA編著、明石卓巳・小山隆輝・加藤寛之・豊田雅子・倉石智典・
嶋田洋平 著

http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/ISBN978-4-7615-2622-1.htm

「まちづくりの仕事ガイドブック まちの未来をつくる63の働き方」
饗庭伸・小泉瑛一・山崎亮/編著

http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/ISBN978-4-7615-1363-4.htm

 

■第28回住生活月間協賛・まちなみシンポジウム「これからの住宅地のマネジメントのあり方」
 ―住まいのまちなみコンクール50選の知恵に学ぶ―

期日 平成28年10月24日(月)
会場 独立行政法人住宅金融支援機構すまい・るホール
                                     (東京都文京区後楽1-4-10)
詳細&申込:

http://www.machinami.or.jp/pages/symposium28.shtml

開催趣旨
 まちなみの維持管理のノウハウには、様々な側面があります。どのような組織形態で
やっていくのか、居住者の参加を促すにはどうしたらいいのか、行政や開発事業者と
どう付き合えばいいか、まちなみづくりにかかわる法律や条例はどのように理解すべき
かなど、たくさんの事柄が考えられえます。本シンポジウムでは、住まいのまちなみ
コンクールで受賞された50の団体が蓄積したノウハウを紹介するとともに、実際の受賞
団体の方たちとともに、今後の住宅地のマネジメントのあり方について考えていきます。

イムスケジュール
13:00開場
13:30 開演・主催者挨拶
13:35~14:35 <第1部>基調講演
     「住宅地運営マニュアル」
        大月 敏雄(東京大学 教授)

14:35~14:50 休憩
14:50~16:30 <第2部>パネルディスカッション
モデレーター    大月 敏雄(東京大学 教授)
パネリスト   椎原 晶子(特定非営利活動法人たいとう歴史都市研究会 副理事長)
        浅香  充宏 (フィオーレ喜連川管理組合 理事長)
        柴田  建(九州大学大学院人間環境学研究院 助教)
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◎学芸出版社の本
『住環境マネジメント 住宅地の価値をつくる』
齊藤広子 著
良好な住宅地を持続させるためにすべきこと

http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/ISBN978-4-7615-2506-4.htm
『近居 少子高齢社会の住まい・地域再生にどう活かすか』
大月 敏雄・住総研 編著
介護や子育て、「家族が地域に住む」時代へ

http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/ISBN978-4-7615-1337-5.htm

 

■リニューアル記念イベント「real localサミット」
 全国のR不動産&ローカルパートナーが大集結!

日時:10月12日(水)開場 18:30 / 開演 19:00 ~ 21:30 終了
会場: TRUNK (HOTEL) 地下2階
   東京都港区北青山3-5-12 青山クリスタルビル 地下2階
参加費:2,500円(飲み放題&軽食付き)
詳細・お申込み

https://reallocal.jp/column/summit2016

2014年9月からはじまった、R不動産のローカルガイドreal local。
3年目を迎える今、“住む場所も、働く場所も、自由に選ぼう”というスローガ
ンを掲げ、より多くのライフスタイルの選択肢を届けるべく、パートナーエリア
を拡大、大々的なサイトリニューアルを行います。
リニューアルを記念して、各地のreal localメンバーだけでなく、移住や多拠点
を検討する人や、ローカルに関心がある人などが大集結する交流イベントを開催
いたします。
各地の美味しい地酒とともに「自分はどう暮らしたいか?」に思い馳せる出逢い多き一夜を。

参加メンバー:
馬場正尊(東京R不動産、株式会社Open A 代表取締役)
吉里裕也(東京R不動産、株式会社SPEAC 代表取締役)
小泉寛明(神戸R不動産、有限会社Lusie 代表取締役)
小津誠一(金沢R不動産、有限会社E.N.N. 代表取締役)
前田有佳利(※和歌山、noiie 代表 / FootPrints 編集長 )
小松啓・生田千花(稲村ケ崎R不動産、稲村ガ崎三丁目不動産株式会社)
牛久保星子(※福井、クマゴローカフェ 店主)
石田竜一(※福井、株式会社バリューレイズ 代表取締役)
佐藤実紀代 (※福井、編集室ふたこぶ 代表)
星野新治(※兵庫県篠山、一般社団法人ノオト 理事)
嶋田洋平(※北九州、株式会社 北九州家守舎 代表取締役)
長谷川繁(福岡R不動産、株式会社DMX 代表取締役)
冨ケ原陽介(鹿児島R不動産、Nuff Craft株式会社 代表取締役) など
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◎関連書籍
「全国のR不動産 面白くローカルに住むためのガイド」
東京R不動産・稲村ヶ崎R不動産・金沢R不動産・大阪R不動産・
神戸R不動産・福岡R不動産・鹿児島R不動産・山形R不動産 著

http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/ISBN978-4-7615-1343-6.htm

「エリアリノベーション 変化の構造とローカライズ」
馬場正尊+OpenA編著、明石卓巳・小山隆輝・加藤寛之・豊田雅子・倉石智典・嶋田洋平 著
http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/ISBN978-4-7615-2622-1.htm

 

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2016/08/04

図書館に礒井純充(いそい よしみつ)さんをお招きして「本でまちのコミュニティをつくる」と題したトークイベント&座談会を開催しました。

7月3日(日)に、東浦町中央図書館開館25周年記念トークイベントとして、「まちライブラリー」提唱者の礒井純充(いそい よしみつ)さんの講演と、住民有志が行っている「ぐるぐる図書館in東浦」の活動報告を行いました。

中央図書館は平成3年の開館、ちょうど25周年になります。大きな本の森をイメージして造られた図書館で、カウンターの背後の建物の中心が幹になっていてそこから天井に向かって枝葉が放射状に伸び、床のカーペットは落葉の柄になっていたことに気付いていた方は意外と少ないのではないでしょうか。言われてみればたしかにそうなんです。
今では、19万冊の蔵書、年間の来館者16万人、貸出冊数30万冊になっています。

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さて、7月3日のレポートです。
トークイベントは、開館時間中にロビーでの開催でした。「図書館、やるなぁ~」と思いました。以前だったら考えられないことです。
鳴り物・飲食禁止が常識の図書館で、最初にカフェやコンサートを始めるに当たっては、閉館時間が過ぎてから、一旦閉館して、その後にコンサートに移るところから試行してきました。それから徐々にユルくしてきたのですが、いきなりここまでやるとは・・・。

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講師の礒井さんは、元々森ビルで文化スペースの価値創造のために生涯学習のプログラムを展開されてきた方。お仕事をされる中で、何を感じ、ライフワークとして「まちライブラリー」に携わるようになったか、いきさつのお話しも頂きました。結局、人の幸せは、それぞれが人とつながりあって持てる能力を発揮すること。それを進める一つの試みとして、まちじゅう、日本中を、小さな図書館の連携体にしてしまおうという発想に行き着きました。
行政が考えた公共サービスを一生懸命やっても、利用者は所詮与えられたサービスを選択・消費するだけの一方通行で、利用者同士のコミュニケーションや遣り甲斐にはなかなかつながりません。

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東浦でも、今、東浦版まちライブラリー「ぐるぐる図書館」(略して「ぐる図書」)に取り組んでいるところです。住民のチカラでまちじゅうを図書館にしてしまおうという、一見荒唐無稽なこのアイディアに「面白そう」と果敢に挑戦しています。
すでに、精肉店個人宅、設計事務所、喫茶店、ぶどう園、空き家を改装した居場所、社協や行政の施設などが手を挙げ、そこに普通の図書館では見つからないような、それぞれの個性に応じた本のコレクションを取り揃えて、本格オープンに向けて着々と段取りを進めています。寄贈された本や図書館の除籍本の活用も考えていて、本を通じて新たな人の交流を広げようと期待しています。むかし図書館の本の裏表紙のポケットにあった図書カードのような「感想カード」を使って読者同士の交流を紡ぐアイディアも出ています。
終わってから、参加者の中から「こんなことをやってるとは知らなかった。こんな素敵なことをみんなでできるまちなんだ。」という声をいただいて図書館スタッフと住民有志の皆さんはにんまりでした。

町長も必ず来てくださいよと言われていましたが、私の出番はほとんどなし。すべて、よむらびサポーターズを中心とした住民有志の皆さんのトークでイベントが進みました。それが良いと思うのです。

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この日のトークイベントの様子は、mediasエリアニュースでも放送されました。
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まちライブラリーやまちじゅう図書館についてさらに詳しく知りたい方は、下記をご参照ください。

・「ぐるぐる図書館in東浦」事業実施ルール
 「GURUtosyoRule2016.pdf」をダウンロード

・まちライブラリー
 http://machi-library.org/

・礒井純充さんの著書紹介
 https://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%E7%A4%92%E4%BA%95%E7%B4%94%E5%85%85

・小布施町まちじゅう図書館
 http://machitoshoterrasow.com/pg675.html

・恵庭市まちじゅう図書館
 http://www.city.eniwa.hokkaido.jp/www/contents/1379387062881/

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2016/07/30

図書館で、よむらびフェスタを開催

よむらびフェスタへ行ってきました。図書館の1階で、パッチンガエル工作、紙芝居、音訳体験、本の修理体験、読書会・童話の会の展示。2階で、いろいろ遊べるよむらび縁日、ブックカバーでミニバッグ工作、手作り人形による本格的な人形劇など。高校生のボランティアも加わって、図書館に関わる様々な方たちの工夫で大盛況でした。

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よむらびフェスタは、夏休みだけあって、子どもや家族連れの参加が多かったです。
イベントの内容も子ども向けのものが多かったですが、その中で、読書会の活動紹介は、読書そのものに軸足を置いたものでした。毎月、テーマを決めて本を読み、その感想や関連したこと、思索を巡らせたことなどを互いに語り合う会で、30年以上続いているそうです。60歳代以上の方が中心ですが、年代を越えて書籍に向き合い、読書そのものの魅力を追求する活動は奥が深そうです。お誘いのチラシをいただきましたのでご紹介します。

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2016/07/29

夏休みの補充学習の様子を見に、石浜西小学校と東浦中学校に行ってきました。

石浜西小学校の夏休み補充学習です。各自、夏休みの課題に取り組んでいます。

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東浦中学校の夏休み勉強会。部活が終わって、午後から、1~3年生がそれぞれ自分の課題に取り組みます。手を挙げると先生が教えてくれます。今年から、大学生ボランティアも入ってくれています。静かに机に向かっています。

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中学校の図書館のディスプレー。夏休みのオススメ本が並んでいます。

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夏休み中でも、学校は結構にぎやかです。
こちらは、東浦中学校吹奏楽部の練習風景。パートに分かれて、そのあと全体で。
ことしは知多地区4強のうち、2校は、東浦町立の東浦東浦中学校と北部中学校です。8月5日の県大会に向けて熱のこもった練習をしています。

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2016/07/22

図書館の夏休みイベントのお知らせ

図書館では、夏休み中、様々なイベントを準備して皆さんのお越しをお持ちしています。
本好きな(あるいは、本の新しい楽しみ方を求めている)小学生高学年には、ビブリオバトル入門講座がおすすめ!

7月26日(火) 10:00~ 読書感想文の書き方講座
http://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/tosyokan/event/yotei/1467184738393.html

7月27日(水) 11:00~ おはなし(読み聞かせ)会
http://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/tosyokan/event/yotei/1464152975269.html

7月30日(土) 10:00~ よむらびフェスタ
http://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/tosyokan/event/1466928393903.html

8月10日(水) 14:00~ 子ども向けDVD上映会
http://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/kanko_bunka/event/1468544905597.html

8月10日(水) 13:30~ よむらびカフェ オープン
http://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/kanko_bunka/event/1468544562599.html

8月22日(月) 13:30~ ビブリオバトル入門講座(小学5~6年生対象)
http://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/kanko_bunka/event/1468544441371.html

~8月31日(水) よむらびソング募集締め切り
http://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/tosyokan/event/yotei/1467787756366.html

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