文化・芸術

2019/11/17

文化協会写真同好会写真展と盆栽展

きょうまで文化センターで写真展と盆栽展が開かれていました。皆さんの写真を見ていて、夕暮れを美しく撮ってみたいと思いました。

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いつもながら盆栽は凝っています。息の長い手入れを何十年も続けていらっしゃることは本当に感心します。

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2019/11/16

小石川伝通院の鐘楼落慶式、時代まつり行列、法要に出席しました。

目映いばかりの快晴。於大の方の菩提寺 小石川の無量山傳通院に、東浦町観光協会の水谷会長、清水理事とともに行ってきました。

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傳通院開山の了譽聖冏上人(りょうよしょうげい しょうにん)六百遠忌を記念して行われた、鐘楼落慶式、境内にある淑徳学園中等部高等部が参加する時代まつり行列、了誉聖冏上人六百遠忌法要と恒例の十夜法要に、出席させていただきました。傳通院では今年、戦災で残った鐘を吊していたコンクリートの鐘楼堂を木造に建て替えました。建設会社が吉野ヒノキを手配したのがちょうど去年の今頃だそうで、一年足らずで完成させたスピード感に驚きました。
時代まつり行列は、於大まつりにヒントを得たのか?記念事業として、上人の像を先頭に、淑徳学園の先生が扮する徳川家康の母 於大の方、秀忠の長女 千姫、家光の正室 孝子が人力車に乗って、山門前の参道を行列が練り歩きます。私たち一行も、成澤廣修 文京区長、水野宗家ご当主の水野勝之さんとともに来賓として参加しました。我々は持参した於大まつりの陣羽織姿で参陣、ちょっと気恥ずかしかったのですが、他の方たちも我々の姿を見て「何か用意してくれば良かった」と仰っていました。ちなみに人力車のお三方の墓所はいずれも傳通院にあります。
法要は、傳通院ゆかりの浄土宗、鎌倉光明寺、芝増上寺の高僧もお出でになり盛大に行われました。
法要の後には寺院関係者の懇親会が開かれ、ご挨拶と町の紹介をさせていただきました。於大まつりには麻生貫首をはじめ傳通院の皆さんに毎年欠かさずご参加いただいています。ここ数年、水野勝之さんご家族も毎回ご参加くださっています。成澤区長さんが「僕も於大まつりに行ってみようかなあ」と仰られたので、「ご案内を差し上げますので是非ご参加ください」と申し上げておきました。寺院も含めて地元の方々の心づくしの歓待に感謝しています。

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於大の方の墓所には、傳通院のご配慮で墓所の一角を使わせていただき、昨年、東浦町観光協会の記念碑を設置しました。碑文は日本語で書かれていて、時折外国人観光客が首をひねっているというので、会長がQRコードが書かれたステンレスプレートを貼り付けて、スマホで英文の解説を見られるようにしました。
寺院には、原田酒造の「於大の舞」とおだいちゃんぬいぐるみをお供えしてきました。

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2019/11/12

うのはな館秋の企画展「い・ろ・ど・り ~絵画コレクション~」に行ってきました。

文化の秋、芸術の秋です。今、東浦町の所蔵する絵画が、うのはな館(郷土資料館)に大集合しています。普段は公共施設に飾ってあったり、収蔵庫に入っていたり、皆さんの目に触れていないものもたくさんあります。中には有名な作家の作品もあります。小学校の同級生の作品もありました。町の所蔵する絵画は他にもまだまだあるそうで、教育委員会ではいずれ第2弾も考えているようです。

期間は12月1日(日)までです。多くの皆さんに鑑賞していただき感動を味わっていただけたらと思います。

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2019/11/04

高校生の企画するイベントでフェアトレードについての講演を聴きました。

日本福祉大学附属高校の国際協力部の生徒から招待の手紙をもらって、大府市石ヶ瀬会館で開催された私学関係者のイベント「ときめきシンフォニー」に行ってきました。
国際協力部は現在、SDGsの12番目のゴール「つくる責任 つかう責任」を意識した商品開発に取り組んでいて、ときめきシンフォニーではガーナのフェアトレードチョコを使用したクッキーを販売しています。そして、エシカル・ペネロープ㈱代表で、フェアトレードの推進や海外青年協力隊のサポートをされている大府市出身の原田さとみさんを講師に招いて講演会を行いました。

大府市の岡村市長も高校生から手書きの手紙をもらって講演会に駆けつけました。大府市はフェアトレードタウンの認定を受けることを考えているようです。大府と東浦の県議さんも参加しました。以下は原田さんのお話しの私なりの要約です。

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フェアトレードは、アジアやアフリカ、中南米などの女性や小規模農家をはじめとする社会的・経済的に立場の弱い人々に仕事の機会をつくり出し、公正な対価を支払うことで彼らが自らの力で暮らしを向上させ自立することで、児童労働・貧困問題の解決につながります。また、農薬や化学肥料に頼らない自然農法や、生産地で採れる自然素材と伝統技術、手仕事を活かした生産によって、地域の文化・伝統・環境を守り、持続可能な社会の実現を目指しています。

原田さんの経営するエシカル・ペネロープは、以下の理念をもってフェアトレード商品を扱っています。
①地球環境に負担をかけないオーガニック素材や天然・自然素材、リサイクル素材などを使用。
②生産者に対し正しい労働条件で公正な賃金で、人や社会への配慮のあるフェアトレードであること。
③地域に伝わる伝統技術・製法・産業を活かし継承する努力をしていること。
④魅力的なデザインで確かな品質であること。

最近では、フェアトレードだからと言うよりも、美味しいから買う、パッケージが可愛いから買うなど、商品として認知されてきています。三越のサロン・デュ・ショコラでもフェアトレード商品を扱っています。

ラオスでは、ゴム農園の開発需要があるので、地方の住民は農園に土地を売って、都市部の工場労働者になります。しかし、人件費が上がり工場はやがてバングラディシュなどに移っていきます。労働者にはもう戻る故郷がありません。開発された森からは自然の多様性が失われてしまいます。
エチオピアでは、女性たちが毎日30kgもの木片を街に運んで燃料として売りますが、僅かなお金にしかなりません。しかし食いつながなくてはならないので、この繰り返しから抜け出すことができません。ここに機織りの機械があれば、布を織って現金収入を得ることができます。JICAでは、自立を促し貧困から抜け出す支援をしています。

名古屋市は2015年に、大都市としては珍しく、日本で2番目のフェアトレードタウンになりました。札幌市やいなべ市もこれに続いています。名古屋市では給食に一部フェアトレードの食材を使っています。清掃作業の作業服もフェアトレード品に替えつつあります。コメダ珈琲もフェアトレードのコーヒー豆を使うようになりました。

近年、エシカルアプローチ、エシカルステイツ、エシカル・ファッション、エシカル消費など、“ethycal”という価値観が広がっています。“ethycal”とは英語で「倫理的な」という意味ですが、より自発的・主観的な「良心」「思いやり」の加わった包容力のある概念として使われています。よって、エシカル・ファッションとは、フェアトレード(公正な貿易)だけではなく、オーガニック(自然素材)、アップサイクル(リサイクル・リユース・リデュース)、サスティナブル(持続可能)、クラフトマンシップ(伝統技術継承)、ローカルメイド(地産地消)、アニマルフレンドリー(動物配慮)、ウェイストレス(ごみ排出削減)、ソーシャルプロダクツ(社会貢献)などを含みます。

SDGsの17の目標のうち1~6は主に発展途上国、7~17は先進国が密接に関わる内容になっています。フェアトレードを推進することは、SDGsに取り組むことに他なりません。フェアトレードは何も外国との関係だけではなく、国内でも、例えば被災地や風評被害への配慮や、水源河川の上下流の交流や、地産地消など、様々な取り組みが考えられます。自治体の理解、市民や企業の積極的な参加を期待します。

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2019/11/03

芸術の秋、食欲の秋、文化の秋

町内6地区でコミュニティまつりが開催されました。きょうは、柔らかなお天気に恵まれて、芸術の秋、食欲の秋、文化の秋を満喫。森岡→卯ノ里→緒川→石浜→藤江→生路の順にまわって、各地区の文化祭を楽しませていただきました。

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今日まで文化センターで、文化協会の美術展(絵画展)が開催されていました。朝は表彰式が、午後からは洋画家の野村卯さんによる鑑賞会がありました。毎年、私は野村さんの目からウロコの解説を楽しみにしています。
そう、絵を描くのにも理屈があるのです。野村さんは「自分だったらこう考えます」と前置きしながら、美術展の出品者に対してはもちろん、自分のような全くの素人にもわかりやすく留意点を解説してくれます。

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例えばこんな感じです。
この下の写真の右の絵は良い風情ですが、左右の大木がそれぞれ主張して絵の中心が分れてしまっています。何を画きたかったのか見る方が戸惑ってしまいます。水面に映った陰もはっきり描き過ぎて書きすぎて重たい感じです。
中央の絵は純色で丁寧に書かれているのが個性的です。今後の課題は中間色の使い方です。絵の端に中間色を入れると純色が引き立ちます。手前は丁寧に書いてありますが空の描き方が残念です。空にもっと情熱を入れると画面が充実してきます。
左の絵は全体に中間色を上手く使って、赤い橋を絵の中心に持ってきています。白い川を瀬などを入れながら形を整えて、もっと見せても良いと思います。水面に映った橋はもう少し線をぼかして描くと緊張感がなくなるでしょう。

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次の写真の右の絵は、海の色が清々しくもほのぼのしています。中央に空きがあるので、右側のメインの舟をもっと左上寄りにもってきて、左の舟は画面左にはみ出しても良いと思います。人と舟の間が窮屈なので間を取った方が良いでしょう。
左の絵は、緑の下に緑の邪魔をしないアイボリーなどの下色を置く工夫をすると良いと思います。中心となる鯉をもっと大きく描いて、他の鯉は尻尾まで画面に収まる必要はありません。右側のスイレンの葉は描き過ぎなので減らした方が良いと思います。絵の左下にある目立ちすぎのサインを茶系にすると絵がぐっと引き締まるでしょう。

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会場には中学生の作品や工芸・彫刻作品、また1階ホールには水墨画が展示されていました。ことしは力作が多く、表彰の審査に困ったそうです。

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2019/10/27

上勝、神山へ・・・徳島を旅してきました。(その2 神山編)

その1 上勝編からの続きです。
 
上勝町から山を越えて佐那河内村を経由して神山町へやってきました。2014年にグリーンバレーの大南さんのお話し(この話しはシャープで刺激的でした)を聴く前から、ずーっとこの目で見てみたいと思っていました。

この日の泊まりは WEEK神山。神山町を流れる鮎喰川の崖っぷちに建つ古い民家を改装して4年前にオープンした宿泊施設です。母屋については食堂&管理棟としてモダンにリノベーションしてあります。蔵は傷みがひどかったので取り壊して正倉院の校倉造りのような宿泊棟になっています。コンセプトは、ほど良くかまってもらえて、基本自由で、滞在する人が自分の働き方を再発見するようなところ?でしょうか。想いのある人達が町民株主を募ってつくった会社が運営しています。
母屋の食堂では、朝食の他、夜は地元の食材を活かしたコース料理(要予約)や一品料理やセレクトされたお酒をいただくことができます。シェフは京都からの移住者、受付の女性は神山塾に半年参加した後ここに住むことに決めたのだそうです。
客室はコンパクトながら、ベッドに横たわっていると浮遊感の出そうな開放的な建築です。ドミトリー式のグループルームもあります。昔長崎にいたことがあるというオランダ人の滞在客がいました。

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小さな道路を隔てた向かいには、NPO法人グリーンバレー運営するコワーキングスペース「神山バレ—・サテライトオフィス・コンプレックス」があります。廃業した縫製工場をコワーキングスペースに改装したもので、WEEK神山の宿泊者は無料で一体的に利用することが可能です。物見遊山に行ってみると、グリーンバレーのコミュニティ・マネージャーが声を掛けてくれました。名刺の裏にはこう書いてあります。

  ミッション ●日本の田舎をステキに変える!                

  ビジョン  ●「人」をコンテンツにしたクリエイティブな田舎づくり     
        ●多様な人の知恵が融合する場「せかいのかみやま」づくり    
        ●「創造的過疎」による持続可能な地域づくり          

  グリーンバレー・ウェイ(ものの考え方) ●できない理由より、できる方法を!
                      ●Just Do It! とにかく始めろ!   

彼女は神奈川県出身でここで働いているそうです。物見遊山も交流と化学反応のきっかけ。自由に見て回ってくださいとのこと。
この中には企業のサテライトオフィスの他、徳島大学のサテライトオフィスや県のサテライトオフィスもあります。また、3Dスキャナーや3Dプリンター、レーザーカッターなども使うことができます。県のサテライトオフィスには、地方創生推進課の職員さんが常駐しています。
神山に帰郷した大南さんは、1999年に国内外からのアーティストが滞在して創作活動を行うアーティスト・イン・レジデンスを始め、山間地ではあり得ないような国際交流の機会を生み出しました。そして、手に職を持った移住者を誘致するワークインレジデンス、サテライトオフィスの誘致へと展開していきます。過疎化の現状を受入れ、過疎の中身を改善する。若者やクリエイティブな人材を誘致し人口構成の健全化を図り、多様な働き方が可能なビジネスの場としての価値を高めることで、農林業だけに頼らない持続可能な地域を目指す「創造的過疎」というコンセプトです。
山がちの徳島県ではもともとTV難視聴地域が多く、地デジ対応で全県光ブロードバンドのCATV網が敷かれています。その通信環境を活用すれば、IT系の仕事なら東京に居る必要はなく、むしろ恵まれた自然環境の中で仕事とプライベートを両立することができます。ここでは、コワーキングスペースを運営し、マッチングを仕掛けるコーディネーターを置き、サテライトオフィスを誘致し、隣接地には簡易な宿泊スペースを用意しています。

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市街地の中にも、空き家を改装したサテライトオフィスや個性的なレストランやカフェ、ベーカリーやハンドメイドの靴屋などが点々とできてきています。集落の外れには世界を転々とした後にオランダから神山に移り住んだアイルランド人と日本人のカップルが始めたブルワリー KAMIYAMA BEER があります。サテライトオフィスで働く人達のためのサービス産業が育ってくると町外からお客さんも来るようになります。

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神山町は人口5000人ほどの日本によくある普通の山里です。でも、外の視点から見れば、自然に恵まれ、山や水はきれいで、それを自覚して楽しみながら、創造的な仕事をしながら、生き生きと暮らすことができれば素晴らしいところになります。若い女性の笑顔と居心地のよい場づくりが印象に残りました。
まちづくりはデザイン。その中にはデザイナー感覚を持った人達の空間づくりへの関与が欠かせません。プレーヤーとなる人とデザイン、その2つの重要性を強く感じました。
 
前編(その1 上勝編)こちらをご覧ください。 

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2019/10/19

上勝、神山へ・・・徳島を旅してきました。(その1 上勝編)

休みを取って徳島を旅してきました。行ったのは上勝町と神山町です。剣山に連なる四国山地に抱かれた山里です。上勝と言えば、ゼロウェイスト宣言と葉っぱビジネスのいろどりで有名なまちです。

上勝町は2003年に全国に先駆けてゼロ・ウェイスト宣言をしました。ゼロウェイスト宣言とは、ごみの再利用・再資源化を進めるだけでなく、ごみを減らして2020年までにごみをゼロにしようという決意です。もともと野焼きでごみを処理していた上勝町は、莫大なコストを掛けて焼却場や最終処分場を造ることよりも、焼却・埋め立てに頼らないごみそのものをなくすことを決断しました。以来、上勝町はごみを45品目に分別し、町内1ヶ所のごみステーションに各自が持ち込む方式を採用。割り箸や金属製キャップ、同じ紙でも紙カップやトイレットペーパーの芯などとても細かく分別しています。質の高い分別をすることによって全国でもトップクラスの約8割のリサイクル率を誇っています。自分でごみ出しのできない高齢者等のためには2ヶ月に1回の訪問回収があるそうです。生ゴミは収集せずに各戸で堆肥化をします。
ちょうど、新しいごみステーションと交流・宿泊機能を持つ複合施設「WHY」を建設中でした。町内飲食店などのブランド化を目論むゼロ・ウェイスト認証制度もあります。
建設中の複合施設の隣には町のゼロウェイストを推進してきたNPOゼロ・ウェイストアカデミーの事務所があって、鯉のぼりでジャケットをつくったり、廃品を小物に蘇らせる事業もしています。理事長さんは講演で海外に出掛けているとのことでした。

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3セクで運営している月ヶ谷温泉の最上階には株式会社いろどりの事務所があります。1980年代当時、農協の農業指導員だった現社長の横石氏が、ミカンに代わる産業として山の資源に目をつけ、採取した葉や花をつまものとして出荷するビジネスを始めました。自費で関西の料亭に通い、つまもののニーズや使途を勉強した結果、需給に即した商品出荷ができるようになりました。
㈱いろどりは、毎日、葉っぱの需要予測を立て、生産者に提供、生産者は㈱いろどりからの情報に基づき計画的に農協に出荷します。これらの情報はネットワーク上でパソコンやタブレットを使ってやりとりされていて、営業成績もリアルタイムでわかるなどやる気を引き出す仕組みにもなっています。生産者の多くは高齢の女性で、年収1000万円稼ぐ人もいるなど、高齢化の進んだ人口1500人程の山間地におけるビジネスの成功例として全国的に注目されています。

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町内には、洒落たカフェもあったりします。ランチメニューも凝っています。窓際にセイタカアワダチソウやセンダングサ等の雑草が置いてありましたが、これらは花の部分を上で縛って自然の茎の曲りを楽しむ"スローフラワー”のワークショップをするためのものだそうです。この店はゼロ・ウェイスト認定を受けています。

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こちらは、映画「人生、いろどり」のロケ地にもなった雑貨店。いまは懐かしの歌謡喫茶のような感じになっています。

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こちらは、インパクトのある建築と、量り売りの商店から地元産の柑橘類などのフレーバーを加えたバラエティーに富むクラフトビールの作り手となった独自のスタイルが、雑誌などで全国的に紹介されている RISE & WIN Brewing Co. BBQ & General Store。前長町に相談を持ちかけられた徳島市の衛生検査会社のオーナーが、知人の協力を得ながら創業したブルワリーです。解体される建物から取り外した建具を再利用してつくった巨大な窓や空き瓶でさりげなくできたシャンデリアのある中で、物販と醸造と飲食をやっています。昔の地ビールブームが去った後で、近年、各地でポートランド張り?のクラフトビールが生まれています。
料理をつくってくれた店長さんは東京からの移住、見学の高校生に説明している女性は三重県出身だそうです。傷が付いたりして売れなくなった農作物をレスキューしてあげるという言い方が印象的でした。お客さんも関西をはじめ全国各地から来るそうです。徳島県上勝町は若者の移住のPRにも力を入れています。

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山の上に上がると棚田の見えるところがあったり、上勝アートプロジェクト野外作品があったりします。よく見ると荒れた田畑も目立ちます。致し方ありませんが、高齢化と言うよりも、耕作者がいなくなると荒れていくようです。

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上勝は日本最長の林道剣山スーパー林道」の東の起点です。この林道から次の目的地神山町に抜けることもできますが、以前の経験からするとかなりハードな山道なので、別の峠を越えて佐那河内村を経由して神山に向かいます。
峠の大河原高原に行く途中には、灌頂の滝やロウソクの明かりで洞窟を巡る修行のできる慈眼寺を見ることができます。道路のすぐ脇に70mもの高さから滝が落ちているところは珍しいと思います。

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この続きはまた後日。その2 神山編をお楽しみに。

 

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2019/10/18

うのはな館 秋の企画展「い・ろ・ど・り ~絵画コレクション~」のご案内

町内の公共施設が所蔵している絵は、各施設に展示もしくは保管されていて、なかなか一緒に見ることはできません。普段何気に前を通り過ぎている絵画たちを郷土資料館(うのはな館)に集めて、じっくりと鑑賞してみようという企画です。さて、どこに飾られていた絵かわかるでしょうか?
これまで保管されていて見えなかった絵も蔵出しします。多彩にいろどられた絵画とともに秋のひと時をお楽しみください。

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秋の企画展「い・ろ・ど・り ~絵画コレクション~」は、10月26日(土)から12月1日(日)までの開催(月曜定休)です。
詳しくは、https://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/kanko_bunka/event/1877.html をご覧ください。

只今、企画展準備のため、町長室や応接室に飾られている絵も、うのはな館へ移動しているところです。

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2019/10/16

年末恒例、「三遊亭とん馬の 落語を楽しむ会」のご案内

ことしも「三遊亭とん馬の 落語を楽しむ会」 が文化センターで開催されます。12月22日(日)14時からです。石浜出身の立川平林師匠も出演します。

先着順で、いつも売り切れになります。チケット購入はお早めに。

詳しくは、https://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/kanko_bunka/event/7010.html をご覧ください。

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2019/10/14

あいちトリエンナーレ豊田会場へ。東浦に帰って東浦フィルハーモニー管弦楽団の演奏会。

あいちトリエンナーレは今日で終了。まだ行けていない豊田市会場へ行ってきました。新豊田駅前の駐車場に車を駐めて、あとは歩いて会場を巡りました。
まずは、元料理旅館、国の登録有形文化財の喜楽亭へ。映像作品を見ながら建物の中をめぐる展示なのだそうですが、行列ができて1時間半待ちとのこと。時間がないので、代わりというわけではありませんが隣接の“とよた科学体験館”をのぞいてきました。中は親子連れでいっぱい。デジタルは一切なし。リアルな実物に触れてモノいじりの感覚を身につけて欲しいという意思を感じました。

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豊田市美術館は、クリムト展と同時開催でとても混雑。クリムトはパスして、トリエンナーレをゆっくり見て回りました。
作品の説明文が読み辛い人には拡大コピーを貸してくれます。ここの展示は面白かったです。天井から花びらの様な照明の笠がそれぞれ(シーケンシャルに)上下するインスタレーションは、床に寝そべって下から眺めていると静かな中に躍動感があって見る者を飽きさせません。
美術館の入口で売っていた甘夏ソーダとクッキーでお昼を済ませました。

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美術館の隣にある旧豊田東高等学校では、プールの底の鉄筋コンクリートを切り取って屹立された巨大な作品があります。廃止された跡も立派なアートになっています。
ここでは、廃校になった部室や体育館、風呂、トイレを利用して「としのこえ、とちのうた」と題したコラボ企画も展示中です。

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豊田市駅の近くでは、高架下の店舗やシティプラザや公園を使って、原爆とミリタリズムを考える展示のほかに、建物の基礎に自動車にまつわる物を埋めて豊田の歴史を発掘するプロジェクトの展示や、紙に描いたキャラクターのあかちゃんが参加者の子守の仕方に応じて変化していくさまを感じ取れる「レンタルあかちゃん」と題した参加型のプログラムを体験することができます。
時間がなくて、喜楽亭と旧波満屋旅館を観られなかったのは残念ですが、3時間ほど個性的な作品を見ながら、ハイキングがてらに豊田市内を歩いて、十分楽しむことができました。

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さあ、東浦に戻って、東浦フィルハーモニー管弦楽団の第1回演奏会を聴きました。文化センターの駐車場は満車、1階ホールのフロアは満席でした。
曲目は、モーツァルトのフィガロの結婚 序曲、アイネ・クライネ・ナハトムジーク、J.シュトラウス Ⅱのポルカ 狩、トリッチ・トラッチポルカ、ベートーヴェンのエグモント 序曲 作品84、交響曲 第6番 ヘ長調 作品68 「田園」より第1楽章。
アンコールでは、台風19号で被害に遭われた皆さんが微笑みを取り戻せるよう願いを込めて「アイルランド人への微笑み」「ラデツキー行進曲」、そして、最後に高野辰之作詞の「ふるさと」を演奏しました。歌詞に出てくる「こぶなつりし かのかわ」は高野の故郷である長野県中野市を流れる斑川であると言われています。斑川は、斑尾山に源を発する千曲川の支流で、台風19号で大きな氾濫を起こした長野市のすぐ下流で千曲川と合流します。ふるさとの復旧を願って演奏会を締め括りました。
東浦フィルハーモニー管弦楽団を結成する話が持ち上がったときはに、いつか必ず沢山の観客を集めて交響楽のコンサートを開くとの決意を聞きました。結成以来、メンバーが集まり、定期的に練習し、「おだい市&東浦セミナー」ではミニコンサートを欠かさず開いています。メンバーはまだ12人しかいませんが、30人近くのエキストラを頼んで、管弦楽団の結成から3年半で、とにかく第1回演奏会まで漕ぎ着けました。目標は、大編成を要するチャイコフスキーの組曲「くるみ割り人形」を演奏することだそうです。第2回演奏会の実施はまだ決まっていませんが、是非、立派な管弦楽団に育っていって欲しいと心から願っています。
前列にいらっしゃった町外から聴きに来られた方は、「何もないところから市民が楽団を立ち上げて、演奏会にこれだけの聴衆が集まるなんて、まちの文化レベルに感心した。」と仰っていました。本当に素晴らしい演奏会をありがとうございました。

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