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文化・芸術

2025/03/16

景観コンテスト写真部門で最優秀賞を受賞

昨日、イオンホールで東浦町景観コンテストの表彰式がありました。なんと、私が写真部門で最優秀賞を受賞してしまいました。言っときますけど、これ、匿名審査ですからね。

表彰式では、東浦町景観まちづくり委員会の委員長をされている名城大学理工学部建築学科の生田教授から「田植えが終わる頃の、水が張られた一瞬の時期を捉えた貴重な一枚。(中略)この地形を活かして大昔から農業が営まれてきた、東浦の地形と暮らしを想起させる作品。」との審査講評をいただきました。

メインテーマ「根と狭間」のストライクゾーンに入ったことが受賞のポイントではないかと思います。
自分は他にも少し視点を変えて、朝焼けの住宅街や送電鉄塔など2作品を出しましたが受賞には至りませんでした。来年も新たな視点に挑戦したいと思います。

町長挨拶と表彰の様子を他の受賞者が撮ってくれていました。

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生田教授の審査講評

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居合わせた受賞者同士で記念写真

 

今回応募した以下の3作品のうち一つ目の作品が受賞しました。

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  タイトル: 根から狭間を見下ろす

撮影場所: 緒川の尾根道から

エッセイ: 6月初めの早朝、緩やかな谷筋が明るくなり始めるころ。
田には水が張られ、田植えが終わりつつあります。
山に囲まれた南向きの斜面の向こうには明徳寺川。いわゆる蔵風得水型の空間です。
これから稲が青々と育っていきます。

 

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タイトル: 朝焼けの住宅街

撮影場所: 石浜田んぼから

エッセイ: 根の先端の丘陵地に、古い家と新しい家が建ち並んで、人々の生活の場となっています。
そして高台のてっぺんには小学校があります。東向きの斜面が朝焼けに染まる時刻に撮りました。

 

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 タイトル: 三河からの入り口

撮影場所: 平成大橋たもと

エッセイ: これを景観と見るか阻害物と見るか、見る人によって感じ方が異なることと思います。
しかし、これは紛れもなく三河から東浦へ渡るときに真っ先に飛び込んで来る、
東浦の第一印象だと思います。

 

2025/02/19

紡績工場の古い車庫を修理

腐った材料を取り替え、車両や草刈りの資材や道具を入れられるように建物を復活。
この日は、車庫の前の舗装の上に積もった土砂を取り除いて外構をスッキリさせました。出てきた土で構内の凸凹を埋めました。またすぐ水たまりになっちゃうんですけどね。

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2025/02/02

里山保全活動、アート鑑賞と人のご縁、そして、食べ歩き

土曜日の午前、自然環境学習の森の草刈り。竹林部会、竹灯篭の会やフォレスターの応援をもらって、葦原をなぎ倒し周辺の草を掻き寄せて、ちょっと遅めの冬支度。3月初旬に枯れ草の野焼をする予定です。

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土曜日の午後は、地下鉄で遠出。こんなとこまで来たのは実に久しぶりです。
下玉里さんの個展を見に行きました。何で虫なの?と尋ねたら、収集癖のあるムカデがホタルに豆電球をあげたりする絵本を描いたのがきっかけなのだそうです。
自分の知人と意外なところで繋がっていたりする下玉里さんの人繋がりはすごい!などなど喋りながら、アートに囲まれて昼飲みしていると、そこへ別のお客さんが入ってきて・・・そうしたらまたまた偶然の出逢いにびっくり!
とても愉快な土曜の午後でした。

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帰りは、本山までてくてく歩いて途中にあった店に寄って、饂飩屋らしからぬ所できしめんを食べたり、フレーバーティに糖分を加えて酢酸発酵させたドリンクを飲んでみたり。化学式に二重結合が抜けてませんか?とついつい訊いてしまったら、あれ、気づきましたかみたいな会話があったり。
そして、ムール貝とベルギービールの店に入って、これで締めかなと思いきや、東浦駅に着いてもう一軒行ってしまった気まぐれな夜でした。

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2025/01/27

2025新春文化展に書と写真を出展

土日に東浦町文化センターで開催された文化協会の新春文化展に、書道の部と写真の部で出展しました。

書道は「釜竈(ふそう)」と書きました。カマとカマドで、炊事道具の意味があるのだそうです。いつも自分の知らない書いたことのない二字熟語をテーマにしています。年末に練習をして、FB友の皆さんに投票していただきましたが、申し訳ないことに一番人気のなかったのを、先生と相談して「字が締まってる」ということで選びました。

写真のほうは、山に登った時に出会った風景をテーマにしました。それぞれ、「御来光を待つ(北アルプス 燕岳)」と「虹の生えぎわ(霊峰 白山)」です。日の出前の赤い空に照らされてご来光を待つ気分、すぐ隣の尾根から立ち上がった虹の根元に今すぐ飛んで行きたい気分が伝われば嬉しいです。

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2024/12/27

釜と竈

年明けに開催予定の新春文化展に出品する作品を先生の手ほどきを受けながら書きました。
今回は初めて草書に挑戦。書いたのは「釜竈(ふそう)」。カマとカマド、転じて炊事道具の意味があるそうです。
毎回、自分の知らない二字熟語、画数が多くて書きづらそうな字を題材にしています。
さて、どれが良いでしょうか。

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2024/12/22

同級生の日本画展に行ってきました。

ノリタケの森ギャラリーで開催中の日本画三人展に行ってきました。毎年この時期に中学の同級生とその友人2人が作品展を開いています。
曰く、最近のモチーフは月。なんだか気になるのだそうです。子どもの頃、自分についてくる月を見ては、歩いたり止まったり、私が動けば月も動き、私が止まれば月も止まる。そんな感覚が不思議だったことはありませんか。

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2024/12/08

増福時の火渡り

石浜の増福寺で三年に一度の火渡りが行われました。地元の秋葉講の神事です。
火伏せの神様、秋葉三尺坊大権現に火盗潜消・家内安全を祈願し、松葉と松木片が燃える火壇の上を素足で渡ります。行者と講の役員に続いて一般の参拝者も渡ることができます。子どもたちも怖がりながら渡っています。
こういう行事も関係者の高齢化とともに珍しくなっているのではないでしょうか。

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これから点火です。

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松が燃えさかります。

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炎がおさまり熾火になったら火渡りが始まります。

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まずは行者から。

参拝者も次々に渡ります。

 

2024/11/16

東中サポーター、写真展、あぐいの美塾、満月食堂・・・今日はいろいろ

今日はいろんなことがあった。あさ8時半から久しぶりに東中スクールサポーターの作業に参加、中学校中庭の草刈りをした。

そのあと文化センターへ。東浦町文化協会写真部の写真展の受付当番を少し。

午後からd news aguiへ。今日のあぐいの美塾の講師は、DEAN & Deluca。初めはニューヨークのかっこいい店作りに憧れて日本でコピーを作ろうとしたが、DeanさんとDelucaさんに会ったら「なんで日本でおいしい蕎麦を売らないんだ」言われた。大事なことはそれぞれの地域で文化に根付いた美味しいものを扱うことだと気づいたそうだ。「美しい」とは体験と対話によって育まれるもの。今日は良い話しを聴けたと思う。
ナガオカさんは「文化度を2度上げる」のは東京目線の言葉。もう使わないことにしたと対談の中で語っていた。

そのあと、高浜の神谷さんが阿久比の建築会社で毎月満月の日に開催する居酒屋に寄ってみた。私はノンアルビールだったけど、豊富な料理から1回300円で三種選んで、たまたま同席した製鉄会社を退職して竹林整備を始めたとういおじさん達と結構盛り上がった。
ちょっと久しぶりに「誘われたら好奇心を持って行ってみる」を実践した一日だったかな。

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2024/09/22

常磐線の旅・・・牛久で途中下車

帰り道に牛久(うしく)で途中下車。

常磐線の普通列車は細切れで運転していて、ここまで来るのに勝田、土浦と2回乗り換えました。土浦からは少し本数が増えて上野東京ラインに乗り入れています。
運行系統を調べようとすると、ネットの乗換案内や駅別時刻表ではわかりにくいので、やはり使い慣れた本の時刻表がいいなぁと思います。

牛久駅前の温度計は25℃、雨が降って急に涼しくなりました。
つい先日の35℃と比べると寒いくらいです。やっと秋が来ました。

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途中下車したのは、西尾市一色町出身の神谷傳兵衞が創った牛久シャトー(旧 シャトーカミヤ)に寄ってみたくなったからです。
神谷傳兵衞と言えば、浅草に「みかはや銘酒店(今の神谷バー)」を創立、三河鉄道(今の名鉄三河線)の設立にも関わっています。
牛久シャトーは、1903(明治36)年に開設された日本初の本格的ワイン醸造場。現存する事務室(現 本館)、醗酵室(現 神谷傳兵衛記念館)、貯蔵庫(現 レストラン)が国の重要文化財に指定されています。
現在は、傳兵衞が創業した合同酒精を母体とするオエノンホールディングスが所有し、牛久市が出資する牛久シャトー株式会社が施設を賃借、レストランやショップの運営をしています。でも、ワインの飲めるレストランが満席で残念!!

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通りから門に入ると、どーんと牛久シャトーの本館が目に飛び込みます。

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醗酵室(現 神谷傳兵衛記念館)

 

どこかでワインを飲めないかとネットで検索したら、駅の反対側に「麦と葡萄 牛久醸造所」というのを見つけました。さっそく行ってみたら、牛久シャトーにいた人が最近はじめたワイナリー&ブルワリーでした。
自家でぶどうを栽培してまだ数年ですが、他の産地のものも使って醸造したワインとクラフトビールのバリエーションが豊富でおいしかったです。

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「麦と葡萄 牛久醸造所」の角打ちで、まずはフレッシュな微発泡の白と赤。

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バリエーション豊富です。        ここでつくった麦酒もいただきました。

 

常磐線の旅・・・茨城県五浦へ

東京から常磐線の特急ひたちで勿来に向かいました。茨城県はこれまであまりご縁がなくて、つくばくらいしか行ったことがありません。初めて福島県境にある北茨城市の五浦(いづら)に行ってみました。
五浦海岸は奇岩に富んだ景勝地で、名前のとおり、小五浦、大五浦、椿磯、中磯、端磯という5つの入江があります。ここは、明治の美術行政家、美術史家、思想家、文人として活躍した岡倉天心が、居宅や六角堂を建て住んだ地です。
天心は、若くしてフェノロサと日本美術の調査・保護・紹介、東京美術学校(現 東京藝術大学)を創設し校長に就任、米ボストン美術館のキュレーターなどを務めた天才。
帰国後、五浦で過ごし、52歳で早世しました。五浦では、門下の横山大観や下村観山、菱田春草らを呼び寄せ創作活動を行っています。
五浦には、天心を記念した立派な県立美術館かあります。また、横山大観の別荘が旅館の離れとして残っています。

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太平洋の荒波が寄せる五浦の海岸。右下に小さく六角堂が見えます。

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六角堂と居宅。六角堂は東日本大震災の津波で流失しましたが、1年後に再建されました。

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茨城県天心記念五浦美術館

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横山大観の別荘を移築した離れは、希望すれば宿泊できるそうです。

 

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