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ニュージーランド最終日、前日にレンタカーは返したし、天気が良さそうなので山歩きをすることにしました。
まずは、Skylineゴンドラに乗ってWakatipu湖とQweenstownの街を見下ろす展望台(標高約730m)に行ってみたら、なんと爽快な眺め❗
ここはリュージュ(斜面を下るカート)や、パラグライダー、マウンテンバイクなど、アクティビティも揃っています。
展望台からさらに Ben Lomond Saddle(鞍部1316m)を経て Ben Lomond Summit(山頂1748m)を目指しました。入口には片道5.5km、3hrと書いてあります。
森を抜けると見通しの良い裸地に出て、尾根伝いに上っていくと鞍部に出ます。吹きさらしなので風が強いです。
鞍部からは山頂に至る少し急な坂。小雨がぱらぱら降ってきましたが、運良く山頂に着くころには風も雨も止みました。遠くの山は雲がかかっていて見えないけれど、360度の眺望はすばらしかったです。山の裏側のMoonlight Creek方面もよく見えました。
山を下りたら15時頃。最後の日は美味しいものを食べて帰ろうと、初日に行列ができていた肉料理屋に行ってみたら席がありました。ラム肉をマリネして焼いたものを1品(付け合わせもあって量は十分)とタップビールとワインで大満足でした。
それにしても、韓国、中国はもちろん、タイやベトナムなどアジアの国も含めて世界中から観光客が来ているのですが、日本人にはほとんど会いませんでした。
30年前はそこらじゅうに日本人(の若者)がいたのに、この変わり様は一体何なんだろう?日本の存在感どうなった?通貨の信用がない?内向きになった?
久々の海外一人旅でそんなことも強く感じました。
さすが、ニュージーランドは孤立した生態系を持っているだけあって、外来種の侵入や勢力拡大には敏感。
まずは入国する時に、土のついたキャンプ用品や登山靴の持ち込みはないかなどを問われる。
ドライブやハイキングの途中でも、ハイカーや釣り人に生態系の保全と外来種の駆除への理解を求める看板をあちこちで見かけた。
フクロギツネを駆除するために国立公園内に毒餌を散布したり、外来種の松の森を枯死させたり、やることが結構大胆。
このような侵略的外来種ヘの対応は、固有の自然環境や景観の保護のためだけでなく、主要産業である農業を守るためでもあるのだろうと思う。

地酒好きとしては、ニュージーランドのワイナリーもぜひ訪ねてみたかった。都合よく、メジャーなワイン産地Central Otagoをドライブしたので、ついでにワイナリー巡りもした。
レストランやテイスティングルームを併設していて、結構いい感じの洒落たワイナリーがたくさんあった。代表的な品種は、ピノ・ノワール、ピノ・グリやリースリングなど。
最初に立ち寄ったのはAlexandraの近くの小ぢんまりしたワイナリー。テイスティングの看板が出ていたので敷地に入っていったら、誰もいない。犬が出てきて絡まれていたらちょうどおばさんが畑から戻ってきた。”ニュージーランドのシャルドネは風味がくどい傾向があるので、シャブリに寄せてつくってみた”というので、シャルドネとピノ・グリを一本ずつ買った。これからぶどう棚に掛けた鳥よけのネットを機械で巻き取って、ブドウの収穫をするのだそうだ。
レストランでみんな飲んでいるのに、どこにもワインを売っていない、そんなワイナリーもあった。不思議になって尋ねたら、イースターの日には(飲んでもいいけど)酒類の販売に規制があるのだそうだ。
とても残念なことに運転中はテイスティングできないので、結局あちこちで(白・赤・ロゼ)5本買って、うち3本は飲んでしまったので、残り2本を日本へのお土産にした。
ワイナリー以外でも、Qweenstownからバスで行けるArrowtownには、ちょうど新潟のぽんしゅ館のような各種ワインを25mlからとことん試飲できるワインショップがあった。(コインの代わりに)ICカードを借りて最後に清算するしくみで、ピノ・ノワールの高級赤ワインも含めてトータル2000円ちょっとで飲めて大満足。
ちょうど隣のテーブルで楽しそうに飲んでいたのは台湾から来た酒好き一家。ワインも好きだけど、いま日本のローカルウイスキーに注目しているのだそうだ。
Mt. Cook周辺の氷河を源とする水がTekapo湖やPukaki湖、Ohau湖に入り、それぞれの湖から流れ出た川が合流してWaitaki川となって、南太平洋にそそぐ。この流れを使って大規模な水力発電スキームが構築されている。
豊富な水量とある程度の落差の見込めるところに水門やダムをつくり水をためCanalと呼ばれる水路で結び、湖と湖の落差を使ってカスケード状に発電所が造られている。
Tekapo湖の標高は710m、最下流のWaitakiダム湖の標高は231m。
Tekapo湖 → Tekapo A (25 MW) → Tekapo B (160 MW) → Pukaki湖+Ohau湖 → Ohau A (264 MW) → Ruataniwhaダム湖 → Ohau B (212 MW) → Ohau C (212 MW) → Benmore (540 MW) → Aviemore (220 MW) → Waitaki (105 MW)
のように発電所が連続している。これらのうち、Tekapo A ~ Ohau C は人工の水路に沿った水路式発電所(Ohau B はダム水路式)、Benmore ~ Waitaki は川の本流に造られたダムの直下に発電所があるダム式発電所。
Benmoreダムは、1965年に完成したニュージーランド最大のダム。堤高110m、堤長823m、貯水量12.5億㎥のアースダムで、ダムの斜面に水圧管、直下に出力540MW(国内第2位)のBenmore発電所がある。アースダムとは土で作られたダムで、日本では大規模なものは少ない。知多半島のため池や佐布里池はこのタイプ。貯水量は日本最大の徳山ダムの約2倍。堰堤の横幅が広くて写真にうまく納まらない。
最下流のWaitakiは、1934年に完成したWaitaki川で最も古い発電所。アーチ型の窓が時代を感じさせる。建設当時は大恐慌の雇用対策の意味もあったようだ。その後、発電所は増設されて現在の規模になっている。
規模感の比較のために、日本の主な(揚水式を除く一般水力)発電所を以下に挙げる。
奥只見 (566MW)、田子倉 (400MW)、佐久間 (350MW)、黒部川第四 (337MW)
Waitakiダムを過ぎると、谷が広がり、細長い鋭角の扇状地が海まで続く。南太平洋の見えるところまで行ってみた。
海岸線近くには国道1号線と単線の鉄道が並行して走っている。
写真は、Waitaki川の河口近くに架かる国道1号線の橋。このすぐ下流側(左側)には鉄道橋がある。
ニュージーランド南島で最長(322km)のClutha川にもいくつかのダムや発電所がある。
QueenstownのあるWakatipu湖の標高は308m。ここから峡谷となって流れ出るKawarau川には(環境保護のためか?)なぜか本流に発電所がない。
Kawarau川はCromwellでWanaka湖から来るClutha川と合流。合流点はすでにClydeダムの貯水池になっている。しばらく国道8号線でダム湖沿いの峡谷を走るとClydeダム。この下流にあるAlexandraの街はずれから次のダム湖(標高131m)がはじまる。ここからRoxburghダムまで川は緩やかな台地を深く削って流れる。Roxburghからは谷が開けて果樹園や牧草地のある田園風景になる。
本流筋にある発電所は、Clyde Dam (445 MW) と Roxburgh Dam (320 MW) の2つ。2つともダムの高さと豊富な水量で発電するダム式発電所。Clydeダムは1992年に完成、堤高100m、堤長490mのコンクリート重力ダム。Roxburghダムは1962年に完成、堤高76m、堤長358mのコンクリート重力ダム。8本のペンストックがなかなかの迫力だ。
途中、Kawarau川とClutha川の支流には高落差少水量のかわいい発電所がある。

Aoraki / Mount Cook National Parkに入って、さっそくニュージーランド最長(長さ27km、幅4km)のTasman氷河直下の氷河湖まで行ってみた。この氷河の左奥にはニュージーランド最高峰(3724m)のAoraki / Mt. Cookが聳えている。
1990年には今立っているモレーンのあたりまで氷河があったそうだ。その後三十数年で氷河は大きく後退して末端が氷河湖に落ち込んでいる。湖には小さな氷山が浮いていた。
昨晩は雨だったのに、朝起きたら快晴。Mt. Sefton(3151m)に朝日が入ってきた。夜は冷えたらしくてウッドデッキが滑ると思ったら霜が降りていた。
みんな結構朝が遅くて、8時ころでも駐車場は余裕。Mt. Cookが初めて姿を現した。
幸運なことに、朝から快晴。
山を登れるところまで登ってみよう。といっても岩や氷河は登れない。展望の良いSeary Tarnsを経て、Mueller Hutまでトレッキングコースを歩くことにした。
Seary Tarnsまではよく整備されていて木枠の階段がつくられていたが、急登かつ一段が高めでちょっときつかった。みんなペースが速いので先に行ってもらった。Seary Tarnsまで来ると氷河をまとった岩峰が目線の先に現れて、俄然元気が出る。
ここからは、日本アルプスでもあるような普通の登山道になる。ここから鞍部までの登りもきついが、登り切ってしまうとさらに眺望は素晴らしくて、Mueller小屋まではなだらかな巻き道になる。途中、目印の鉄の棒が間隔をあけて立っているが、〇×印や距離や時間や標高を示すような標識はない。
小屋は寝床があるだけのシンプルなもので、売店などはなくて、離れにトイレが設置されている。小屋のバルコニーにすわって、谷向こう正面にあるMt. Sefton(3151m)の氷壁を眺めていると、時々轟音とともに雪崩を目撃できる。その右、Hooker氷河の奥にはMt. Cook(3724m)がそびえている。
せっかく来たので、小屋の裏の岩ゴロゴロの山のピークまで登って360度の展望を満喫できた。
終日ぽかぽか陽気だったので、昼間は日本アルプスの夏~秋山と変わらないが、夜は冷えるようで山の上には僅かに氷が残っていた。
駐車場のあるベースが標高760m、Seary Tarnsが1300m、Mueller小屋が1800m、裏山のピークが1900mくらいなので、標高差にして1100m、登り4~5時間ほどのコースだった。下りは自信あるつもりだったが、足がガクガクになってきたので無理せずゆっくり降りた。
最高の眺望に感謝!
そして、何はともあれ、熊の心配がないのは素晴らしい。
ピークからの360度の展望
久々(30年ぶりくらい?)の海外一人旅。ニュージーランドへ行ってきた。
テーマは山と湖巡り、南島にしぼってQueenstown行きの航空券を買って、宿はネット予約して、やることは天気と相談しながら向こうで考えようと出発。
宿はどこも結構高いのに驚いた。そもそも一人部屋はないので、観光地で素泊まりは安くて3~4万円、田舎町の国道沿いのモーテルでも素泊まり1万円台~2万円くらい。食事付のホテルはとても無理。人気の山岳観光地は空きがないので、2段ベッド6~8人部屋のドミトリーにした。これだと一泊数千円で泊まれる。設備はきれいで共同のキッチンや居間がついている。
まずは、Queenstownに着いて湖岸の街をブラブラ。湖と山はまるでロード・オブ・ザ・リングのような景色。多くの映画がニュージーランドでロケをしているらしい。
レンタカーを借りて、あちこちドライブをした。借りたのはアクアのハイブリッド。日本から中古をそのまま輸入したみたいで、ETCが着いている。
ニュージーランドは日本と同じ左側通行。郊外の一般道は制限速度100km/h、市街地に入ると50km/hなどの規制がある。カーブの手前には85とか75と書いた標識があるのでわかりやすい。たまに45のカーブもあるのでこれは要注意。
さすがに一般道100km/h巡航は慣れないので疲れる。交通量は少ないけど、のんびり走っていると後から車が迫ってきて煽られる。路側に止めて写真を撮ろうと思うとめっちゃ怖い。撮影スポットには「Lookout」と標識のある駐車場があったりするのでそこがオススメ。
夜は動物が飛び出してきたりするので要注意らしい。実際路上のいたるところにイタチの仲間なのか?ウサギなのか?小動物のミンチが散乱している。
日本のようにA地点からB地点に行くのにいろんな脇道があるわけではないので道路も少ないし分岐点も少ない。至って単純。ナビは不要だった。
橋はあまり架け替えないようで、橋の手前で譲り合いの一方通行になることが多かった。渋滞が生じない限り広い橋は要らないという考えのようだ。トンネルは一つも通らなかったような気がする。交差点はラウンドアバウトが多い。
ダートはたまにあるが、行き止まりの公道か私有地がほとんど。峡谷を走る魅力的なダートを見つけたが警告看板がいっぱいあったので進入しなかった。
主に走ったのは、Queenstown~Wanaka~Tekapoの間で、Wanakaからは国道6号線のHaast峠(東西分水嶺)を越えて西海岸側にも行ってみた。Omaramaからは83号線を通って、1号線のある東海岸まで行ってみた。
Haast峠は南アルプス越えなのですごい峠かと思ったら、峠自体は標高500mちょっとでいつの間にか越えてしまった感じだった。南アルプスは岩峰が連なり嶮しいが、氷河が削った谷は広く緩やかで、地形・風景は大陸的。日本のような急カーブ急勾配は少ない。
Haast峠からWanakaの帰り道では、大きなリュックを背負ったヒッチハイクの若者を乗せてあげた。彼女はQueenstownの近くに住んでいて山歩きを楽しんでいるそうだ。車は持っているけど環境のためにあまり乗らないみたいな事を言い訳っぽく話していた。来年は北海道にスキーに行きたい、本物のラーメンも食べてみたい、と言っていた。
南アルプスの東側は荒涼とした草地が広がっていて乾燥した感じ。山脈の西側は多雨地域で峠に近づくにつれて深い森林に変っていくのがよくわかる。向こうの季節は秋で、自分の行った所は日本よりは少し寒く感じた。天気もよく変って、晴れた日でもぱらぱら雨が降ったり、終日カラッと晴れたのは1日だけだった。
3月28日(土)は久しぶりに自然環境学習の森へ。この日は冬に刈り倒しておいた草を焼きました。晴天続きや先日の雨などで例年よりも時期が遅くなりましたが、風もなく絶好の野焼日和でした。
となりの広場では、竹灯篭の会のメンバーが4月17日の竹灯篭宵まつり(於大まつりの前夜祭)のための大掛かりな灯篭づくりをしていました。知多半島情報誌Stepの4月号に紹介記事が載ったそうです。
急に暖かくなり、山の幸が芽吹く季節がやって来ました。
里山とその帰り道で、ちょっと遅めのツクシ、ゼンマイ、ワラビ、タケノコを採ってきました。タラの芽は育てた方からいただきました。
明日は煮浸しとタラの天ぷらかな??
昨日とってきた山の幸。筍は茹でて、蕨などは重曹でアク抜きをして、晩ごはんでいただきました。筍はタラの芽とてんぷらにもしました。ビールとお酒にも合うし、美味しかったです。
(アク抜きして調理したのは私ではありません。)
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