小学校・子ども

2020/09/01

コロナ下の修学旅行

感染症の影響で、今年春に予定されていた町内小中学校の修学旅行が延期されました。その後、修学旅行は中止とはせず、感染症に気を配りながらもできる限り催行する方向で各学校が旅程を組んでいます。先週、東浦中学校が2泊3日の修学旅行に行きました。また延期が必要か危ぶまれましたが、ちょうど第二波がピークを打って感染が減り始め、愛知県の緊急事態宣言が解除された絶妙のタイミングでした。
行先は当初は東京だったものを、河口湖と伊東で2泊する旅に変更しました。旅先ではどこも感染対策に細かな配慮がなされていて、「また来てください」と大歓迎だったそうです。富士急ハイランドの帰りにはスタッフ総出で見送ってくれたそうで、思い掛けず、子どもたちにとって心に残る旅になったのではと思います。また、3日間、時と場を共に過ごすことで、互いの理解がより深まったのではないでしょうか。

9月末には西部中学校がやはり富士五湖・伊豆方面への旅行を予定しています。北部中学校は行先は未定ですが来年3月の予定だそうです。感染症の動向が心配ですが、どの学校も状況が改善されて無事に旅行に行って来られることを願っています。

小学校では、9月中旬に藤江小学校が奈良・京都へ、最後に予定しているのは12月の生路小学校です。また、9月には小中学校の林間学校も予定されています。コロナ禍の中、それぞれの小中学校が、思い出に残る学校行事を行えるよう知恵を絞っています。

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 ※写真は東浦中学校ホームページからピックアップしたものです。

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2020/08/31

2年前の前川喜平さんの講演

2年前に前川喜平さんの講演を聴く機会がありました。
加計学園問題で衝撃的な証言をした前川喜平 前文部科学事務次官が、「大人の隠蔽体質がなぜいけないか」「教育の自由はなぜ必要か」について、政権批判も加えて、実直、温厚な語り口でお話しをされました。
 

学校の先生や親が子どもの前で平気で嘘をつく、嘘を言わせる。確かに、その一時を考えれば組織にとって楽な選択かもしれないが、それでいいのか。子どもの教育への悪影、その子の人生への悪影響は計り知れない。嘘つき、隠蔽体質は即刻改めるべきだ。

成功したって良いのと同様に失敗したって良いじゃん。一番良くないのは、大抵の場合は、成功なのか失敗なのかわからないまま、反省しないまま、無為に過ごしてしまうこと。その選択は人生に全く生きてこない。

義務教育とは何か。
戦前は、国のために子どもが学ぶ義務だった。
戦後は、個人として自立し、良き社会の構成者となる機会を国が保証する義務。国民にとっては、無償の普通教育を受ける権利。憲法では、保護者が子どもに教育を受けさせる義務だ。

自民党の改憲案では、9条に第2項を書き加えるとしていて、その内容は、①非常事態条項 ②一票の格差を認めること。もうひとつは、あまり知られていないが、26条に第3項を加えて(あえて入れる必要もないようなことなのだが)、「国の未来を切り開くことを鑑みて」という一文節を含ませている。ここに国家優先の国家主義的・全体主義的な思想が混入していると感じる。

1948年に衆参両院で教育勅語廃止の決議をしたはずなのに、今、閣僚が教育勅語の復活に言及したりする。教育勅語によれば、まず国体が先。その一員として人間がある。人間は家に属し、国は家の集合体、すなわち大きな家だ。

中曽根総理の時に臨時教育審議会のパラドックスというのがあった。中曽根さんは教育基本法を改正したかった。それで、とりあえず「教育の自由化」について議論を始めたら、「教育の自由」の議論になってしまった。結果として憲法の再確認になってしまった。このときに特に話題になったのは、学習者の主体性で、個性重視、生涯学習体系(主体的学び)、変化への対応(国際化、情報化)などが取り上げられた。これを我々はパラドックスと呼んでいる。

教育は、自分で考える人を育てなければならないが、国民に自分で考えさせたくない人達が政治の力を握っている。
第一次安倍政権では、教育再生会議で道徳の教科化を目論んだが、伊吹文部科学大臣が実行しなかった。伊吹さんは自分より頭の良い人は居るわけないというタイプで「いぶキング」と呼ばれていた。三方良しの商人道など1980年以前の道徳観が大切との考え方だった。
第二次安倍政権では、教育再生実行会議を立ち上げ、教育基本法を改正。教育の目的として、道徳や公共の精神など、国家主義的な内容が加えられた。

道徳の教科化は危険だ。官僚は政治家に従って行政を執行するものだが、文科省は完全に魂を売り渡したわけではない。教科3点セットの中で、検定教科書は認めたが、専門免許状はできない、評価は個人内評価として、何か良いところを見つけて褒めてあげれば良いとした。官僚に自己主張がなくなったらヤバいと思う。
日本の戦後は、個人と国家のせめぎ合いの歴史だ。今は、国家主義の方に振れているという危ない時代認識を持っている。

主体性を持った子どもたちを育てるのが教育の使命だ。そのためには、教師が主体性を持たねばならない。マスコミに聞かれたら自分の思ったことを答えれば良いというスタンスがほしい。
 

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2020/08/22

夏のわくわく算数・数学教室

今年は感染症の関係で夏休みが短くなってしまったので、「夏休みわくわく算数・数学教室」を開催することができませんでしたが、8月の下旬の週末を使って「夏のわくわく算数・数学教室」を実施することになりました。

午前中は、片葩小学校のわくわく算数教室を見てきました。今日は児童が40名、スクールパートナー(学生ボランティア)が22名で、個別に近い指導をしています。よくわからないところを反復練習する子もいれば、異なる解法や発展問題に挑戦する子もいます。それぞれの子どもに合わせた指導をじっくり行います。わくわく算数教室の第一の目標は、算数嫌いを無くし、子どもたちが算数を学習することの楽しさを味わうことにあります。学習が終わってから、スクールパートナーは子どもたちの下校を途中まで見守って、そのあと、振り返りの活動記録と申し送りを作成します。教職体験がこれからの授業づくりに役立つように、スクールパートナーの個別指導も欠かさないのがここのやり方です。

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午後からは、東浦中学校のわくわく数学教室を見に行きました。スクールパートナー(学生ボランティア)は19名。こちらでは生徒が静かに集中して問題を解いています。数学の学習の大事なところはとにかく自分で解いてみること。先生が説明ばかりしていても演習にならないし、かと言ってわからないまま時間を過ごしてしまってもいけないし、適度な助言のさじ加減が難しいところではないでしょうか。今日は、方程式を扱うための数と記号の混じった四則演算の習得がテーマでした。

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2020/08/17

科学する心をどう育むか?

先日、小学校の理科室を見学する機会がありました。
自分が小学生だった頃の昔の理科室は、もっとオドロオドロしくて、暗い部屋に骸骨があったりホルマリン漬けの標本が並んでいたり、薬品も何に使うかわからないようなものがいっぱい並んでいたりしました。今では理科室もすっかり整然としてしまって、かつての理科好きにとってのワンダーランドではなくなってしまった感があります。

その背景には、以前ほど授業で実験をしなくなったとか、理科クラブがなくなったとか、わずかでも危険を伴う実験をしなくなったとか、学校の先生方に実験の企画や準備をする余裕がなくなったとか、いろいろ理由は考えられると思います。

実際に、水酸化ナトリウムと塩酸の中和実験、フナの解剖、常温で唯一の液体金属元素である水銀の観察、硫酸で金属を溶かしたり、水素を発生させて集める実験などは、今では行われていないそうです。酸素や二酸化炭素などの気体もわざわざ発生させずにスプレー缶で売られているボンベを使います。

やはり、色が変わった、金属が泡を出して溶けた、火花が出た、爆発したは、科学の醍醐味として子ども心をくすぐります。実験装置を作るのにほとんど完成品のキットも多用されるようになりました。しかし、試行錯誤で本物をいじらないことには実感も感動も好奇心も湧かないし、想像力も身に付きません。なぜ、昔は45人学級で実験ができたのに今ではできなくなってしまったのでしょうか? ふと頭の中に?印が湧いてしまいました。

自然科学に親しむにあたって大切なことは、不思議な現象を目の当たりにして「なぜだろう?」という疑問もつこと、そのその答えを解き明かしたくなることだと思います。実験は不思議な現象に触れるまたとない機会、不思議を解き明かす場です。理科実験支援員の配置は、少しでも実験をしやすい環境を整えるための手立てにもなると思っています。

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2020/08/06

理科実験支援員が活躍中

令和2年度から、小学校に2名の理科実験支援員を配置しています。教員の多忙化を解消し、教員が子どもたちと向き合う時間をつくるために、理科実験の準備、後片付けや進行を補助する役目です。町内の7小学校を2名で分担して受け持ってもらっています。きょうは森岡小学校と石浜西小学校の理科の授業を見に行ってきました。

森岡小学校では、理科室で顕微鏡を使って花粉を観察する5年生の授業をしていました。子どもたちは初めて使う顕微鏡になかなか慣れない様子。明るさを調節するにもピントを合わせるにもちょっとコツが要ります。プレパラートを作るのにカバーグラスの扱いが難しいので、花粉をセロテープを使ってスライドグラスに固定します。プレパラート本来の使い方の学習にはなりませんが、小学生でも易しく観察ができるアイディアかも知れません。
理科の実験には目に見えない準備がいっぱいあります。顕微鏡にしても前もって1台1台使える状態を確認しなければなりません。理科室の隣の準備室には上皿天秤が並んでいました。これは何に使うのでしょうか。理科実験支援員さんは、実験の準備と後片付け以外にも、授業のサポートや理科室の掲示物の作成など、気のついたことを意欲的に取り組んでくださっています。

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石浜西小学校では、星座早見表を作る4年生の授業をしていました。こちらでは、教職経験のある理科実験支援員さんが各机を回って、うまく工作ができない子に助言をしていました。チームティーチング的な動きです。
こちらの理科室も見せてもらいました。準備室では鰐口クリップの断線を直す作業を進めているところでした。薬品の整理が必要な小学校もあるようです。
今日は星座早見表の工作でしたが、早見表を作るだけでは天体の理解にはつながりません。実際の夜の星空と照らし合わせて観察する体験も必要だし、なぜ時刻とともにまた季節とともに星座が動くのかモデルを使った原理的な考察も必要です。学びの世界は奥が深い。理科教育の難しさと面白さを感じます。

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2020/07/29

アマビエの地酒で疫病退散

以前、アマビエをモチーフにした大黒屋さんの和菓子を紹介しましたが、今日は地酒の紹介です。

「生道井(いくじい)」で知られる原田酒造さんが、この夏、アマビエのラベルを張ったお酒を新発売。純米の夏・生貯蔵酒は、キリッとしたキレのある辛口です。緑の瓶に入った純米吟醸もあります。こちらは上品でほのかな甘みを感じる軽い飲み口のお酒です。ラベルは杜氏の奥さんのデザインだそうです。

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2020/07/16

中学校のキャリアコミュニティプロジェクト・・・地域から学び、地域に貢献し、地域の未来・自分の将来について考える

令和元年度に東浦町教育委員会が愛知県教育委員会からの委託で実施したキャリア教育事業「キャリアコミュニティプロジェクト(地域や家庭、企業との連携事業)」の成果概要があります。東浦中学校では、「~より良い地域を創造するには? 地域の人とのコミュニケーションを通じて、将来の地域や将来の自分について考えよう~」をテーマに、地域の人から職業について学ぶ取り組みなどをしてきました。私もこのプロジェクトの一環で、中学校で講話をしたのち、教育長と一緒に中学生と対話をする機会をいただきました。
この成果概要は、県内の各教育委員会などに配布されているそうです。

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2020/07/15

朝の交通安全立哨

夏の交通安全県民運動です。「おはようございます」の掛け声とともに、朝の通学・通勤時間帯に地域の皆さんが注意喚起をしてくださっています。

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2020/07/14

学生ボランティア(スクールパートナー)の募集 と 夏期わくわく算数・数学教室の予定

東浦町では、教員をめざす学生のみなさんが小中学校の現場で、子どもたちへのきめ細かな学習支援を行う「学生ボランティア事業」をすすめています。

現在、学生ボランティア(スクールパートナー)を募集中です。詳細は下記パンフレットをご覧ください(クリックで拡大)。

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夏のわくわく算数・数学教室の学生ボランティア(スクールパートナー)も募集中です。

今年は臨時休校でいつもの「夏休みわくわく算数・数学教室」ができません。だから、8月の土曜日・日曜日に「夏のわくわく算数・数学教室」を開きます。コロナに負けずにもっと勉強したい子どもたちのために、学生のみなさんの力を貸してください。

夏のわくわく算数・数学教室は、次の日程で開催します(クリックで拡大)。

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“東浦町”や“かたはSP”のホームページからも、学生ボランティア(スクールパートナー)に関する情報発信をしています。

 学生ボランティア(スクールパートナー)の募集
 https://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/boshu/bora/1528675442670.html

 片葩小学校スクールパートナーの募集
 http://kataha-sp-office.net/
 

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2020/07/09

「教育系YouTuber」とは?

分かりやすい授業動画で有名な「教育系YouTuber 葉一さん」へのインタビューなど。

https://coeteco.jp/articles/10607

https://www.youtube.com/watch?v=TWC5eL739n4

https://join.biglobe.ne.jp/…/gurashi/education_youtuber2019/

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