小学校・子ども

2017/03/20

三連休最終日は・・・お彼岸のお参り、池の掃除と里山の整備を少年野球チームが手伝ってくれました。

お彼岸のお参りで、お寺へ。参道の門をくぐって階段を上がると、まちを見下ろす高台に本堂があります。

Dsc01283_800x600

Dsc01275_800x600

Dsc01285_800x431
隣りは伊久智神社の大楠の森。寺と神社の間にある昔ながらの切通しの坂は、商工会の「私が決める『ひがしうらの坂と道』」の愛称募集で、グランプリに選ばれた「伊久神坂」。うまいこと名付けたもんだと思うのです。

Dsc01272_800x600

Dsc01278_640x479

Dsc01280_800x601
本堂は江戸時代の後半くらいに建てられたのではと思います。
寺の庫裡の方はちょうどいま改装中。天井には太い松の梁。明治参拾七年施工の柱が出てきたそうです。それには、“明治参拾七年 施主 五代目 原田徳右ェ門”とあります。ちょうど、九代目がお彼岸のお参りにいらしてました。

Dsc01264_800x600

 Dsc01256_800x600 Dsc01257_800x600

Dsc01261_800x600

 

昨秋にできなかった厄松池の掃除を今朝やりました。枯れた葦の間から出てくる出てくる缶、ペットボトル、ボール、菓子の箱、ビニール袋、雑誌の束・・・。少年野球チームの協力で午前中に終了。

 Dsc01246_640x480 Dsc01249_640x480
 Dsc01296_800x600 Dsc01317_800x600

Dsc01310_640x480

 

さすが中学生は体力が違います。午後からは自然環境学習の森で、水辺の池掘りと、枯れた竹の搬出をしてくれました。
切ればいいものを竹を一本丸ごと運び出してみたいのだそうです。「やってみれば?」と眺めていたら、力ずくでやってしまいました。この執念に感心。

Dsc01325_800x601_2

Dsc01331_800x599_2

Dsc01339_800x600

Dsc01347_800x600

Dsc01353_800x600

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/03/16

小学校の卒業式

藤江小学校の卒業式に出席しました。子どもたちが卒業生の見送りの準備をしています。
東浦町の小学校は総じて校区の高台の一等地にあります。先人たちの教育への想いを感じます。

Dsc01155_800x599

 Dsc01164_400x300 Dsc01169_800x600

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/03/10

「とりあえず大学に行く」は社会的罪、決して若者の未来にはつながらない。

TEDxAnjoでの毛受芳高めんじょうよしたか)氏のスピーチが頷ける。
なんとなく気づいているけど、うまく言えないことをズバリ!

「とりあえず大学進学」が生む3つの社会的罪
 ・家庭から豊かさを奪う
 ・少子化
 ・若者の力を削ぐ

大学でしかできないことはたくさんある。しかし、“大学を出ておかないと将来困る”という脅しのような理由でとりあえず大学進学させるのが問題。

“とにかく大学へ”は過去の遺物。今必要な大学進学に囚われない生き方。

言葉による励ましよりも、社会につながる「探索的体験」が自立を生む。これを18歳までに積む。
会社が高卒を採用し、しっかり育てるしくみを作る。社会に早く出てしごとで力をつける。学び直しだってできる。
そうすることで、大学教育も本来の機能を持つことができる。

https://www.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=JF8VIVddiv0&app=desktop

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2017/03/09

6年生のセレクト給食

卯ノ里小学校の卒業記念セレクト給食に教育委員長、教育長とともに参加。6年生がうどん、チキンライス、きなこ揚げパンの中から2種類、焼売、チキンのカレー焼、肉団子、魚の香味フライの中から2種類のように、選ぶバイキング形式の給食です。2回戦もあるので食べたいものは大体食べられます。料理は残すことなくほぼ完食。
子どもたちから、町長さんの好きだった科目は?と聞かれて、「う~ん、理科と社会だったかな、図工も好きだったけどね。」と答えました。町長さんの仕事は何?と聞かれて(まずは「役場の社長さん」と答えることにしていますが)なかなか短くわかりやすく答えるのは難しいなあと思いました。

 Dsc01035_640x480 Dsc01040_800x600
 Dsc01046_640x480 Img_3263_600x450
 Dsc01049_640x480 Dsc01056_800x600

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/03/06

吹奏楽の合同演奏会 のお知らせ

Let's enjoy concert
町内の3中学校吹奏楽部、東浦吹奏楽団、東浦高校吹奏楽部 の合同演奏会を開催します。

3月11日(土) 13時半から 東浦中学校飛翔館にて

Suisougaku_20170311

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/03/03

卒業の季節です。今日は中学校、一昨日は東浦高校。

今日は、町内の中学校の卒業式が行われ、私は北部中学校の卒業式に出席しました。平松校長が「過去は知ることができるが、変えることはできない。未来は知ることはできないが、変えることができる。」と卒業生を励ましました。卒業生の答辞にはみんなが感情移入、やはり中学校の卒業式は感慨深いです。

3月1日には、地元の県立東浦高等学校の卒業式がありました。181名の卒業生が希望を胸に巣立っていきました。
東浦高校は今年の入試倍率が2.7倍と大躍進。県下3位だそうです。
卒業生代表の答辞が嬉しかったです。彼女は、「生徒会に携わることで自分が変わった。東浦町の“自治を考えるワークショップ”にも参加した。そういった経験を通じて、自分の生き方についてこれまで自分は考えてこなかったことに気付いた。」のだそうです。「世に出づる日の もとゐ築かん」と校歌にある通り、これまで身に着けてきたことを基礎として大きく羽ばたいてくれることを祈ります。
卒業の歌はEXILEの“道”でした。これまた女子生徒の表情豊かな指揮が印象的でした。
以下は、私が卒業のしおりに書かせていただいた祝文です。

 

お祝いの言葉

東浦町長 神谷明彦

 ご卒業おめでとうございます。高校生活には、いろいろな思い出があったことでしょう。明日から皆さんは、次なる未知のステージへと進むこととなります。皆さんのご卒業をお祝いして、私からは3つのことを申し上げたいと思います。     
 一つは、東浦高校で高校卒業の課程を終えたことに自信を持ってもらいたいと思います。もちろん皆さんはまだまだ未熟です。未知なることに不安もあるでしょう。しかし、皆さんは、小学校、中学校に加え、高校で学業に関すること、クラスや学校の活動を通じて人間関係を築くこと、自分で進路を考えることなどを学んできたはずです。これらのことが経験として、自分の中に定着していることに自信を持って、まずは新たな第一歩を踏み出してみてください。壁に突き当たって悩むこともあるでしょうが、それが必ずあなたを一回り大きくします。
 二つ目に、時間を大切にしてください。月日はあっという間に過ぎていきます。特にこれまでは、登下校時刻、時間割など、時間管理の大元を自身でして来なかっただけに、これから、自分自身で自分の毎日毎年を刻んでいくことが求められます。10年くらいはすぐに過ぎます。自分で自分の時間を有効に使って自分を育てていかねばなりません。
 最後に、これまで皆さんを育ててくださったご両親、ご家族、先生方に感謝の言葉をかけて欲しいと思います。また、東浦で学んだことを忘れないでください。
 あなたのまわりの人々に感謝をしつつ、あなたなりの人柄と能力を活かして活躍をして欲しいと思います。
 東浦高校の卒業生一人一人の成長と幸せを祈っています。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/02/23

高浜 ざっくばらんなカフェで、高校生のプレゼンと岸川政之さんと指出一正さんの対談

2月1日夜、高浜市のかわら美術館 モノコトギャラリーで開かれた第49回ざっくばらんなカフェを聴きに行きました。昨年、コミュニティビジネスフォーラムin高浜で多気町「高校生レストラン」の仕掛け人 岸川政之さんのお話しを聴きましたが、その後の展開に興味が湧いたからです。

Dsc00169_800x600
この日のざっくばらんなカフェは、岸川さんが今関わっている県立高浜高校の生徒たちによるSBPチームの発表と、岸川さんと月刊ソトコト編集長の指出一正さんとの対談でした。

 Dsc00170_640x480 Dsc00173_640x480

岸川さんは、今全国で16校ほどの高校生に地域の資源を生かしたビジネスの立ち上げ支援をしています。名付けて「Social Business Project」、SBPです。高浜では、高浜高校の生徒たちと、瓦産業や自動車関連産業の技術などを活かして、オリジナルの鯛焼きの型をつくって全国に売ることを考えています。北陸の方に注文でキャラクターものの鯛焼き型を作る会社があるそうですが、一つ50万円ほどするそうです。
高校生の発表は実に堂々としていました。以前は緊張してうまく話せなかったようですが、①ふらふらしない ②ゆっくり話す ③強弱をつける ことを心掛けたそうです。

岸川さんが高浜高校を訪れて講演をしたのが一年前。その後、6人の生徒がSBPをやってみたいと名乗り出て、今では8人の生徒が放課後に活動をしています。8人は全員女性、うち3人が高浜市民。岸川さんによれば最初は8人くらいで始めるのがちょうど良いとのこと。大人がしっかりサポートして、やればできるんだという成功体験を味わわせてあげたいと仰っていました。

指出さんは生態系や自然に魅かれて山間地などへ行くうちに、地域の人と交流することに興味を持つようになったのだそうです。自分のやったことが誰とどう関係しているのか感じられる田舎の手触り感が良いのだそうです。編集者は「また来ます」と言ってもう来ない。でも指出さんは、地域がどう変わっていくか定点観測を続けたいとのこと。なごや朝大学で市長に声を掛けられたのがきっかけで高浜と関わるようになりました。今回のざっくばらんなカフェの記事はソトコトの3月号に載せる予定だそうです。

Dsc00174_800x602_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/02/19

ふれんずフェスティバル と 森岡コミュニティの凧揚げ大会

勤労福祉会館で「ふれんずフェスティバル」が開催されました。
知的・発達障がいのあるお子さんと家族による、知的障がいや自閉症などの発達障がいを持っている人たちのことを広く皆さんに知ってもらうために、毎年、地域やボランティアの協力を得て開催している催しです。

今回のゲスト講師は、武豊町手をつなぐ育成会 会長の倉知楯城さん。参加した人によれば、避難行動要支援者のための支援システムの構築と福祉避難室のお話しが為になったそうです。
支援システムの構築では、地域で名簿をつくり行政が郵送で名簿情報開示を確認。当事者が何が必要か知らせる「ヘルプカード」を携行、福祉避難所受け入れ対象であることなどの情報も載せる予定とのこと。隣組単位の支援計画も作るのだそうです。
福祉避難室とは、福祉避難所と異なり、特養などと協定を結んで、いざという時にユニットを共有して当事者個人を受け入れる仕組み。これからは個人の受け入れ体制が必要になると考え、体制づくりを進めているとのこと。
今日は、保育士の採用試験があったので、ゲスト講演には間に合いませんでしたが、フェスティバルの喫茶コーナーで少し倉知さんとお話しすることができました。

Dsc00636_640x480
 Dsc00638_1024x768 Dsc00639_1024x768

 

森岡の凧揚げ大会
昨年は、べた凪だったのですが、今年は強すぎず風が吹いたので、大凧もしっかり揚がりました。

 Dsc00657_800x598 Dsc00665_640x480
 Dsc00681_800x598 Dsc00698_800x600
              Dsc00676_800x597

北中生も2チーム出場。「凧揚げするのは初めてなんです!」と言ってました。

 Dsc00716_800x600 Dsc00720_800x600
 Dsc00721_600x800 Dsc00729_600x800
 Dsc00732_800x600 Dsc00691_800x603

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/02/18

体育協会表彰式、日本語の教え方の基礎講座、通訳ボランティア講座、盆梅展、卯ノ里コミュニティでコグニサイズ、緒川こども110番の家スタンプラリーなど

 ●体育協会表彰式
体育協会の表彰式に出席しました。体育協会の発展に功労のあった方2名とスポーツで全国大会出場など立派な成績を挙げられた40名が表彰されました。中にはスノーボード、アイスホッケー、ヒップホップなど今どきのスポーツも含まれています。
多くの若い方たちが表彰されましたが、恵まれた才能や人一倍の努力の賜物であるというだけでなく、応援してくれた家族、育ててくれた指導者や仲間やライバルへの感謝を忘れずに、さらに世界に羽ばたいていただきたいし、また後に続く人たちのロールモデルにもなっていただきたいと願っています。

Dsc00497_1024x638
体育協会の二宮会長は表彰式の挨拶の中で以下のようなことを仰っていました。
国の第2期スポーツ基本計画では、「スポーツで人生が変わる!」「スポーツで社会を変える!」「スポーツで世界とつながる!」「スポーツで未来を創る!」の4つの基本方針を唱えている。
スポーツに参画するには「する」「みる」「ささえる」がある。「する」と「ささえる」については、今日の表彰でも取り上げられているが、これから「みる」をどう展開していくかが課題ではないだろうか。

 

 ●日本語の教え方の基礎講座
「にほんごひろば」による「日本語の教え方の基礎講座【実践コース】」5回シリーズの第3回目が勤労福祉会館で開催されました。職場の外国人と日本語を使って上手にコミュニケーションしたいという課題意識を持って参加された方もいらっしゃいました。
次回からは県営住宅集会所で日本語教室を実際に体験します。

 Dsc00503_640x480 Dsc00505_800x601
 Dsc00504_800x600 Dsc00502_800x600

 

 ●通訳ボランティア講座
文化センターでは、通訳ボランティア講座が開催されていました。
参加資格は、中学生以上のひと、外国人で日本語が話せる人、日本人で外国語が話せる人。英語とタガログ語と日本語が話せるフィリピンの人、ポルトガル語と日本語が話せるブラジルの人、ベトナム語と日本語が話せるベトナムの人、英語と日本語が話せる日本の人などが、集まって、講習後に修了証をもらっていました。
3月には外国人と公共交通機関を使ってお出掛けする練習、4月には於大まつりに参加、6月には救急救命講習を受けて心肺蘇生やAEDの使用を学んで災害対応もできるようにしたいとのこと。もっと、日本の中高生や大学生も参加すれば良いのに。学校で英語の授業を受けるばかりが国際化への対応ではないと思います。

 Dsc00541_800x602 Dsc00554_800x600
 Dsc00560_800x600 Dsc00563_800x601

Tsuuyaku_volunteer_20170218

名古屋市港区のUR九番団地で、放課後の子どもの居場所づくり、地域住民交流事業、生活相談事業などを行っている「NPO まなびや@KYUBAN」代表 川口祐有子さんが講師を務めていらっしゃいました。
放課後の居場所では、特別な外国人対応はせずに、外国人と日本人が混ざって過ごすのが特徴で、いじめや不登校に悩む日本人の子を小学生~大学生~社会人までの外国人が支えているケースもあるそうです。「People Junction」という多文化ラジオ番組のサイトも運営しているそうです。

 Kyuuban_volunteer_20170226a Kyuuban_volunteer_20170226b

 Kyuuban_volunteer_2017radio_a Kyuuban_volunteer_2017radio_b

 

 ●盆梅展
盆梅展が文化センター ホールで開催中です。大府の盆梅展に出品されていた方たちが、東浦でも開催しようと昨年初めて開催、今年で2回目になりました。三寒四温だとストーブを焚いたり開花時期の調整が大変とのこと。マスコットガールも満開だそうです。

 Dsc00509_800x600 Dsc00511_800x600
 Dsc00512_800x600 Dsc00519_800x600
 Dsc00523_800x600 Dsc00525_800x600
 Dsc00527_800x600 Dsc00530_800x600
 Dsc00531_800x600 Dsc00540_800x600

 

 ●卯ノ里コミュニティでコグニサイズ
卯ノ里コミュニティ まちづくり実行委員会 福祉部会 が企画した認知症予防カフェ。今日のテーマは「みんなでコグニサイズをしよう!」。
コグニサイズとは、国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせた、認知症予防を目的とした取り組みの総称を表した造語です。英語のcognition (認知) とexercise (運動) を組み合わせてcognicise(コグニサイズ)と言います。簡単に言えば、脳トレとエクササイズを合体させた認知症予防運動で、少し息がはずむ程度の適当な運動量と簡単に解けるくらいの問題を同時にします。ここで大切なことは、水分を取ること、毎日やること、慣れたら少し難易度を上げていくことです。(ちなみに、人の一日の水分摂取量≒体重×40ccだそうです。)
今日、みんなでやったコグニサイズは、例えば、足踏みをしながら30まで数を数えて、3の倍数で拍手、5の倍数で両側の人の手にタッチする運動、足踏みをしながら後出しジャンケンをしてインストラクターに負ける運動などでした。
コグニサイズの後は、お茶を飲みながら、ギターとオカリナの演奏に合わせて懐かしの歌唱をしました。

 Dsc00591_800x600 Dsc00595_640x480
Dsc00602_640x480

 Dsc00606_800x600 Dsc00611_800x600

 

 ●緒川こども110番の家スタンプラリー
これは、きょう時間がなくて見に行けなかったのですが、面白いアイディアだと思います。
緒川コミュニティ まちづくり実行委員会の「チーム カメレオン」の活動で、「こども110番の家」をみんなで回って、子どもたちがイザという時に本当に駆け込めるように顔合わせをします。

Ogawakodomo110bannoie20170218_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017/02/13

根拠ある施策のために

教育経済学者の中室牧子 慶応大学准教授が書いた『「学力」の経済学』という本を読みました。一年前に買った本を一時読みかけにしていたものを再読しました。

なかなかキャッチーな見出しがついています。
 第1章 他人の成功体験はわが子にも活かせるのか?
 第2章 子どもをご褒美で釣ってはいけないのか?
 第3章 勉強は本当にそんなに大切なのか?
 第4章 少人数学級には効果があるのか?
 第5章 いい先生とはどんな先生なのか?

著者によれば、大方の教育評論家の主張では、
 ご褒美で釣っては“いけない”
 ほめて育てた方が“よい”
 ゲームをすると“暴力的になる”

といったものですが、著者が統計データから根拠をもって出せる結論は正反対のものだそうです。
もちろん、ある条件下で得られたデータだとは思いますが、感覚やムードではなく根拠に基づいた科学的な議論が必要なことは間違いありません。

著者は、「経済学がデータを用いて明らかにしている教育や子育てに関する発見は、教育評論家や子育て専門家の指南やノウハウよりも、よっぽど価値がある。むしろ知っておかないともったいない。」と言います。

私も、常々、学校の先生などに申し上げていることですが、日本の教育では、つめこみ教育の反省に始まり、視聴覚教育・ゆとり教育・総合学習・学力テスト・ITC教育・英語教育・道徳教育・アクティブラーニングなど、トレンドに乗って次々と新しい科目や手法が導入されているにもかかわらず、その教育の効果を評価した結果を聞いたことがありません。これらの教育が思いつきで行われ、その後の評価が行われていないとすれば、恐ろしいことです。

たとえば、第4章に出てきますが、日本では「少人数学級」は望ましい施策とされています。しかしながら、アメリカで行われた調査では40人から35人のように1学級あたり生徒を5人減少させるような投資は効果がないとの結果が出ています。また、横浜市を対象に行った調査でも、少人数学級の効果は小学校の国語において若干確認されたものの、他の教科や中学生には効果が見られませんでした。
このように、巨額の財政赤字を抱えている日本において、「少人数学級になるときめ細かい指導ができる」などという根拠のない期待や思い込みで、財政支出を行うのは極めて危険!と結論付けています。そもそも財政難であるなしにかかわらず、効果不明の施策を続けること自体が問題です。今後は、効果測定による科学的な根拠に基づいた教育政策の議論が不可欠だと思います。

Gakuryokunokeizaigaku_nakamuro

 

教育に限らず、行政の施策には科学的な根拠が希薄なものが見受けられます。健康・医療の分野についても同様ではないでしょうか。

以下は、エビデンスに基づく施策決定に関連する記事です。

 「原因と結果の経済学」・・・因果関係と相関関係 (ダイヤモンドオンライン)
 →http://diamond.jp/articles/-/117464

 科学的根拠に基づくがん検診 推進のページ (国立がん研究センター)
 →http://canscreen.ncc.go.jp/

 医療政策学×医療経済学 (津川友介)
 →https://healthpolicyhealthecon.com/
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧