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2014/11/28

連絡所長会の研修で、安曇野市を訪れました。

東浦町では、およそ旧村から成り立つ6つの地区の人口は約5千~1万人で、地区の区長さんは住民代表、コミュニティ会長、コミュニティセンター長、行政の連絡所長の4つの役を兼ねています。実際には、6つの区の区長さんと1つの県営団地自治会の自治会長さんに行政の広報等を地域住民に配布する連絡所長をお願いしており、地域で日々生ずる課題への対応もお願いしています。これらの地縁組織はまたコミュニティ活動の担い手にもなっています。
地域社会の抱える課題やこれから訪れる超高齢化社会を乗り越えていくには、みんなで支え合える顔の見える地域社会の構築が欠かせません。従来、地区コミュニティではもっぱら地域の親睦や交流に重点を置いた活動をしてきましたが、今後は、地域の課題を解決していく活動へのシフトが必要となってきています。
11月27日・28日は、連絡所長会の研修として、他の地方の地縁組織と行政のあり方や協働の取り組み方を参考にするため、連絡所長さん7人と協働推進課長と私で、長野県安曇野市を訪ねました。

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安曇野市は、平成17年に豊科町、穂高町、明科町、堀金村、三郷村の5町村が合併して生まれました。人口は10万人弱、面積は東浦の10倍ほどの332㎢、農業や観光が盛んなイメージが強いですが、電子産業などの工場もあり7000億円以上の製造品出荷額(県内1位)を誇っています。景観保全にも気を配っていて、屋外広告物規制を設けており、広域農道沿いのコンビニの看板も丈が低くしてありました。

市内には83の大小さまざまな区(人口数百~数千人程度)があります。公共施設としての公民館は、中央公民館と5つの各地域(旧町村)公民館があります。その他に、それぞれの地区が設置運営する99の地区公民館でオリジナルの社会教育活動をしています。さすが社会教育が伝統的に盛んな長野県だけあります。多くの区は法人化されていて、区民から年間数千円~2万円弱程度の区費を集めて運営しています。組織として、高齢化や加入率の低下が課題となっているようです。
安曇野市ではこれらの区を合併前の旧町村単位にまとめてそこに地域区長会長を置き、5人の地域区長会長が集まってほぼ毎月、区長会理事会と正副会長会議を開いています。行政からの区への支援としては、世帯割と均等割からなる区等交付金、ごみ収集や減量への補助金、自主防災組織防災活動支援補助金、地区公民館や集会所の新設・改築などへの補助金のほか、地区や市民活動の立ち上げや活動支援のための“地域力向上事業交付金”と“つながりひろがる地域づくり事業補助金”などの資金的支援があります。その他支援の一環として、市民協働事業提案制度や、中学生議会の開催、まちづくり出前講座、まちづくりフォーラムの開催、信州大学との連携協定などがあります。
安曇野市の資料を見ると、協働の考え方や区の定義、区長会の目指すもの、行政の支援の内容などが、わかりやすく整理されており、整理・記述の大切さを再認識させられました。安曇野市では、市民、議会及び行政の役割や責務を明確化し、三者の関係や市民相互の関係などルールを決める「住民自治」を目指し、市の最高規範である「安曇野市自治基本条例」の制定に取り組んでいるところです。
一日目は、宮澤市長をはじめ行政担当の方から説明をいただき、二日目は市川区長会長をはじめ5人の地域区長会長さんと東浦のメンバーとの間で忌憚のない意見交換をさせていただきました。時間ギリギリまで丁寧に対応をいただき本当に感謝しています。

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2014/11/26

各地区住民懇談会のまとめ

10月から11月にかけて、町内各6地区を回って開催してきた「住民懇談会」の記録(質問や意見のまとめ)が東浦町のホームページに載っています。

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それぞれの地区で、まず、私から住民参加と協働の必要性についてお話しし、区長さんから地区のテーマと言う形で問題提起してもらい、そのあとは会場の出席者との間で質疑応答をしました。私がお話しした「住民参加と協働の必要性」についてはhttp://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/02hishokoho/documents/tyoutemasiryou.pdfをご覧ください。

石浜地区では、区画整理によって新たに開発された中央地区でコミュニティが成立していないことが問題になりました。幸い、出席者の中から「住民懇談会終了後に、中央地区の人は残って話し合いませんか?」と言う発言があり、思いもよらず、コミュニティづくりのきっかけになりました。今後の進展を期待します。

明日から、各地区の区長さんたちと、長野県安曇野市を訪れます。地区の課題解決のしくみについて事例を学んで来る予定です。

2014/11/24

於大公園でプレーパークを開催しました。

11月23日、於大公園で、自己責任で自由に遊ぶ「プレーパーク(冒険遊び場)」を開催しました。場所は、バーベキュー広場の下の斜面。知多市でプレーパークの活動をしているNPO法人新青樹の協力を得て、東浦町内で初めての試みです。

朝10時にオープン。ちょうど連休でお天気も良かったので、公園に来ていた家族連れがたくさん参加してくれました。気の向くままに好きなことをやって遊べばよいのですが、一応前もって、木の枝からぶら下がったロープやブランコ、ハンモック、竹で造ったすべり台、木工具やペンキなどあり合せのもので”遊具”が配置してあります。火があるので焼きいもや焼マシュマロも自由にできます。せっかくの機会なので、親はなるべく干渉しないようにして、子どもたち同士で思いつくまま「わんぱくに」遊んでほしいです。

焚き火、木登り、穴掘り、水の掛け合い、なんでもありだと思います。昔はあちこちに資材置き場なんかもあって楽しかったですね。ツボケに乗って、農家の人に怒られたりもしました。家の前のドブではフナやドジョウがいっぱいとれました。
子どもたちが、異年齢同士で遊んで、自分で試行錯誤を繰り返すうちに、創造性や危険予知能力、合意形成力など、「生きる力」が身に付いて行くのだと思います。

今の公園は、規制が多すぎます。これは、管理者の過剰反応もありますが、地域からの苦情や保護者からの管理責任追及が行き過ぎている面もあります。
地域でゆるく見守りながら子どもたちが元気にのびのびと育つ環境をつくりたいものです。これから、子どもが自己責任で自由に遊べる冒険遊び場を、皆さんの理解を得ながら設置していこうと考えています。あれはダメ、これはダメと言わない見守り役(プレーリーダー)も欲しいところです。
今日のような体験会や講演会を通じて、地域や保護者の理解を広げていきたいと思います。

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2014/11/23

芸術の秋を満喫

東浦町美術展の表彰式がありました。
芸術は人生を豊かにすると思います。私には絵心歌心はありませんが、公園でスケッチをしている人やキャンバスを広げている人を見ると本当にうらやましいと思います。近ごろ水墨画の出品が増えてレベルも上がっているようです。他のジャンルの方、新しいジャンルの方も切磋琢磨して、層を厚くしていただければと願っています。
表彰式では、主な受賞作品について審査員からの講評がありました。今回は全体の傾向として明るい作品が多く、訴えたいものがよく表現されているとのこと。ちなみに、町長賞がありますが、私は審査に加わってはいませんのでご安心ください。

町長賞・・・鈴木佳代さん 「画室」
独特のグリーン、整理された構図、絵の具の塗り込みがしっかり。四角いものと丸いもの、植物などがリズム良く配置されている。

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町議会議長賞・・・阿知波とし子さん 「鳴門」
最近の水墨画は山水画以外の題材が増えてきた。絵にするのがとても難しい渦を上手くとらえている。

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教育委員会賞・・・松井俊子さん 「早春の戸隠」
のびのびとした力強いタッチ、中心に重みを感じるようにしっかり描き込んである。周辺をぼかすと遠近感が出るが、描き込んで弱める技術を高めたい。

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商工会長賞・・・武田伏三男さん 「三保の松原」
水彩画、遠景に優しい色を使って、遠近感を出している。遠くまで細かく砂浜を書きすぎている。

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中日賞・・・水野ヒサヨさん 「わらのかかし」
案山子を運ぶ童話的な光景。遠近の筆づかいや色の微妙なタッチに気を配りたい。

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文化協会賞・・・佐藤一夫さん 「群る」
水墨の作品。30号に鯉が40匹。鯉を1匹ずつ紙に描いて置いてみて、構図を決めたそうだ。

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審査員特別賞・・・小西博雄さん 「彩色 注器」
東浦中学校の美術の先生の作。温かみのあるアートな器、作者の人柄や意図が伝わる作品。

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午後から、文化協会前副会長でもある洋画家の野村卯さんから、作品の解説がありました。これは目からウロコでした。芸術はセンスと言いますが、ちゃんと理屈もある。描き手が効果を考えて意図的に描いているのには感心させられます。

P1070419_880x661黒の輪郭に加えて、黄色い線を入れることによって魚が浮き立ってきます。これはなかなか思いつかない描き方です。

P1070430_800x600薔薇の垣根だけでは何の変哲もない絵ですが、構図の右に立木があることによって絵が俄然締まってきます。木が効いているというか気が利いていますね。願わくば、石畳の中ほどに人影が欲しいところです。

P1070432_800x600_2身体を描くときは顔に注意が行ってしまいがちですが、手を丁寧に描かねばなりません。顔を書くときは耳を手抜きしてはいけません。それから足も大切です。

2014/11/22

東浦展、東浦セミナーとおだい市、愛知駅伝壮行会

イオンモール東浦で10時に、「東浦展がオープンしました。
イオンモール東浦が開店して13年が経ちました。イオンさんの方から22~24日の連休中に地域のPRにイオンホールを使ってくださいと持ちかけられました。せっかくの有難い機会なので、役場だけでなく、地域で活躍している市民グループの協力も得て「東浦展」を開催することとなりました。
東浦の歴史、子育て、観光、健康、自然、くらしなど、各テーマ別にブースをつくって皆さんの起しをお持ちしています。 町外のみなさんも、東浦にお住いのみなさんも、東浦のことをもっと知っていただきたいと思います。

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ところで、まだ10時なのに、店舗の近くの駐車場はもう一杯。デパートなら、丁寧にお辞儀をされて優越感に浸りながら入店する時刻。でも、イオンモールは、専門店街は9時から、イオン東浦(ショッピングセンター)は8時の開店です。

 

この日は、勤労福祉会館で、東浦セミナーとおだい市 も開かれています。町内の元気のいいお母さんたちの自主企画です。
おだい市は、雑貨、食べ物、リラクゼーション、メイク、竹細工などなど、町内外からいろんな人がお店を出して、お客さんもたくさん集まって大盛況です。私もスプーン曲げに挑戦しました。

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東浦セミナーの中に、「冒険遊び場”プレーパーク”の重要性 ~子どもの生きる力を養うために~」と題した特別講演 があります。知多市の佐布里池などプレーパークを運営しているNPO法人新青樹理事長の竹内より子さんの講演です。これは、東浦町の企画です。民間が企画・運営するセミナー会場を、行政が使わせてもらう珍しい形のコラボです。講演の要旨は  こちら をご覧ください。明日は、実際に於大公園を使って、町内初めてのプレーパークを開催します。

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他にも、心理学、ヨガ、点描画、カウンセリング、スポーツインストラクター、珈琲の入れ方に関するものなど、たくさんのセミナーが開かれています。

コーヒーの入れ方のセミナーも受けてみました。最初に生のコーヒー豆を直火で焙煎して、それからおいしいコーヒの入れ方を習います。

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昼少し過ぎには、愛知駅伝壮行会がありました。これまで、東浦町は町村の部で4連覇をしています。選手のうちの社会人の比重を下げるなどのルール改正がありますが、選手の皆さんが、駅伝当日に最高のコンディションとなるように、また、自信を持って実力を出し切って、未踏の5連覇を達成されることを願っています。

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2014/11/20

卯ノ里小学校「お話しを聞こう会」

卯ノ里小学校ではキャリア教育の一環として、5年生の総合学習で「生き方」を学ぶために、「いろいろな職業の方からお話しを聞こう会」を計画して、十数人の講師を招いているのだそうです。町長の仕事の内容や私の経験について講師を依頼されました。子どもたちの前で、自分の人生観や職業観を話すのは初めてです。お話しを30分ほどにまとめるために、朝急いでパワーポイントのスライドをつくりました。

  目次は、こんな感じ。

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  これで始まって、

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  これで締めくくりました。

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町長とはどんな身分なのか、どんな職業なのかについては、よく子どもたちの前で「町で一番偉い人」みたいな紹介をされることがあります。これは正しくありません。では何と説明すればよいのでしょう。難しいところです。私は、役場と公務員について説明したうえで、「町長は役場の社長さん」と答えることにしました。

お話しの後で質問がたくさん出ました。その中で、「町長の年収はいくらですか?」という質問がありました。驚いたのは、子どもたちが世間相場というか、およその感覚を持っていることです。最初に、「50万円だと思う人」と言ったら誰も手を上げません。500万円で数人。1000万円が最も多くて、1000万円と1500万円で、ほとんどの子が手を上げました。1億円は、ほとんど手が上がりませんでした。これって、感心しませんか? どこで感覚をつかんだのでしょうか?家庭の会話でしょうか?
それから、「町民でなければ町長に立候補できないのですか?」という質問もありました。議員は住民代表として町民である必要がありますが、町長は雇われ経営者なのですから町民である必要はありません。よい質問だと思いました。

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2014/11/19

全国町村長大会で東京に行きました。

NHKホールで全国町村長大会がありました。
並んでいるスローガンは、右から

・道州制の導入反対
・償却資産に係る固定資産税等の堅持、車体課税の見直しは代替財源確保が前提
・歳出特別枠および別枠加算の堅持、地方の一般財源総額の確保
・東日本大震災からの早期復興、全国的な防災・減災対策の強化
・人口減少を克服し、活力ある地方の再生
・田園回帰の時代を拓き、都市と農山漁村の共生社会を実現
・TPP交渉における国益の堅持、聖域の確保
・地方分権改革を強力に推進

地方創生に絡めてでしょう、「田園回帰の時代を拓く」というスローガンが出ています。
人口減少が問題になっていますが、過疎という言葉は、約50年前の高度成長期に作られた造語だそうです。

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東京は快晴。よ~く見ると、富士山がわかります。(クリックで拡大、中央やや左)

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秋葉原の総武線のホームにある立ち飲み牛乳スタンド。ここで乗り換えるときはよく立ち寄ります。全国のご当地牛乳が勢揃い。牛乳総選挙で一番人気だったのは信州安曇野牛乳だそうですが、店員さんのきょうの個人的なおすすめは、福島の酪王牛乳。「写真撮っていい?」と聞いたら、わざわざ開けてないのをもう一本冷蔵庫から出してくれました。

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2014/11/17

一般県道刈谷大府線開通式と、「刈谷境橋」と「五箇村橋」の渡り初め

11月15日に、刈谷市と共催で、刈谷市と東浦町を結ぶ新路線の開通式を行いました。大村知事をはじめたくさんの来賓の方々に出席していただきました。

尾張と三河を隔てる境川、逢妻川にかかる境橋、刈谷橋は、昭和9年3月に竣工しました。両橋は、重厚な8角形の橋搭から、昭和のレトロな雰囲気を感じることができ、ぜひ、後世に残していきたいところですが、残念ながら、橋の老朽化と境川流域の河川計画に対応するため、新しい橋への架け替えが急務となりました。平成15年に愛知県の事業として着手され、「刈谷境橋」と「五箇村橋」の完成により、本路線の開通式を迎えることとなりました。
刈谷市と東浦町は、刈谷城、緒川城の城主である水野家ゆかりの地として歴史を共有しており、現在においても、尾張と三河の垣根を越えて、衣浦定住自立圏協定を結び、医療の連携やコミュニティバスの乗り入れ、公共施設の相互利用を進め、住民生活に必要な施策の充実に努めています。両市町を直接結ぶ新たな路線ができることは本当に喜ばしいことです。
しかしながら、開通により、交通の流れが大きく変化することが考えられます。特に尾張側の橋の取り付けが南に移動し、東浦町の森岡地内への交通流入による混雑が心配されています。森岡市街地では交差点改良事業を進めていますが、すぐには完成しません。周辺の交通を快適なものにするには、道路管理者、利用者、地域住民の協力が欠かせません。ぜひ、本路線が、刈谷市と東浦町、更には大府市を含む周辺市町の住民が心豊かに暮らせる懸け橋となることを期待しています。

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午後から風が吹いて冷えてきました。開通式は、まず東浦町立森岡小学校と刈谷市立亀城小学校の金管演奏で始まりました。このあと主催者と来賓の祝辞、テープカット、久寿玉割りと続く次第でしたが、風が強くて久寿玉が先に開いてしまうプチハプニングがありました。

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刈谷側から橋を渡ります。刈谷境橋は、堤防を隔てて並行して流れる逢妻川と境川を一気に跨ぐ橋です。左下の写真は、橋の中ほどから下流を見たところです。左が逢妻川、右が境川です。右下の写真は上流側を見たもので、右が刈谷橋、左が境橋です。両橋は間もなく通行止めにされ、解体作業に掛かります。

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境川を渡ると東浦町で、すぐに五ヶ村橋を渡ります。橋の銘鈑は森岡の小学生に書いてもらいました。

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橋を渡り切ると衣浦西部線との交差点がありますが、ここを直進すると森岡の市街地に入ります。

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まもなく撤去される旧橋の様子です。古いながら昔のデザインは本当に味があると思います。右下の写真に新しく架けられた刈谷境橋が写っています。

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2014/11/13

緒川小学校でユネスコ会議のエクスカーションがありました。

持続的な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ会議のエクスカーション(遠足・現地学習)として、海外からの会議参加者が緒川小学校を訪れ、オープン教育を見学しました。町長として以下のようなご挨拶をさせていただきました。

東浦は、徳川家康の生母 於大の方が生まれた所です。彼は、江戸(今の東京)に徳川幕府を開き初代将軍となり戦乱の世を終わらせた人物です。私は東京で東浦の紹介をさせていただくときは、「歴史に“If”はありませんが、およそ500年前に、もし東浦に於大の方がお生まれにならなかったら、この大都会は存在しなかったかもしれません。」と言うことにしています。

ここ緒川小学校は、37年前に、オープン形式の校舎に建て替え、以来、「オープン教育」を行っています。ここの特徴としては、教科の枠にとらわれない総合学習と、子どもたちの自主性を重んずる個別学習、地域住民も参加・協力して地域と共に学び合うことが挙げられます。ですから、ESDという概念が入ってくる前から、環境問題をはじめとする様々な社会問題を日常の学習の中に取り入れていく素地を持っていました。

平成22年度からはESDに注目し、全学年でESDカレンダーを作成して、「自然とのつながり」「社会とのつながり」「人とのつながり」を柱にした教育を計画的に進めており、平成25年度にユネスコスクール最優秀賞を受賞することとなりました。実社会では、必ずしも「一つの正解」が存在するわけではありません。討論・スピーチでの学び合いや、仮説を立てて、多面的、総合的に考える力を養う教育を目指しています。

そんなESDとのご縁があって、世界各国からのみなさんが東浦町、そして緒川小学校にお越しいただいたのは、この上なく光栄で喜ばしいことです。短い時間ですが、緒川小学校について心行くまでご覧になって、また、児童たちとも交流をしていただければ幸いです。

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参加者のみなさんは授業の様子を見た後、児童と給食を楽しんで、次の訪問先の愛知商業高校に向かいました。
写真はカンボジアの方とスウェーデンからいらっしゃったご夫妻。子どもたちが授業に集中していること、教師との双方向のやり取りが活発になされていることを感心されていました。

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2014/11/09

東浦町産業まつり

土・日と東浦町産業まつりを開催しました。初日は好天に恵まれましたが、二日目は雨。それでも、たくさんの参加者がありました。

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今年の新しい展示は、水仲工業さんの3Dプリンター。プラスチック成型のプロトタイプづくりに使われています。可動部分のあるボールベアリングなども3Dプリンターで再現できてしまうのは驚きです。
地元産の新鮮なフルーツを使ったロールケーキ作りもありました。アマチュア無線クラブも初参加です。

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鶏飯やうどん屋さんに加えて、洋食屋さんやエスニックなどフードブースが結構充実してきました。

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こちらは、新発売のミニトマト大福。どれどれ、味見してみよう。

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役場若手職員による謎解きRPG『ガウラーの危機!~失われた仲間を探し出せ~ 』、今年も大盛況。

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ステージイベントもやってます。最近キッズダンスが増えてきました。

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東浦ぶるさとガイドのブースでは、歴史のテストをやっていました。一日目は簡単だったけど、二日目は結構難問。ヒントをもらったおかげか?何とか全問正解でした。

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福祉まつりも同時開催。博士が照れながら?認知症〇×クイズをしてました。福祉センター前の駐車場ではバザーをしています。

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ほかにも、たくさんの見どころがありました。

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